セールスフォース・ドットコム、IT業界に劇的な躍進をもたらすマルチテナント・インテグレーション・サービス「ApexConnect」を発表

2006年11月28日
株式会社セールスフォース・ドットコム

※ 当資料は、2006年11月27日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

●セールスフォース・ドットコムのサービス・トランザクションの50%以上を実行する「Apex API」によりエンタープライズレベルのシステム統合を促進
●「ConnectOut 」により業界初のオンデマンド・アウトバウンド・メッセージングが可能に
●「ConnectOracle」によりOracle 11iとの容易な双方向インテグレーションが可能に
●「AppExchangeディレクトリ」上のカテゴリに「ApexConnect」を新設、25以上のインテグレーション・パートナーがソリューションを提供

オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーである米国セールスフォース・ドットコムは、本日、包括的なマ ルチテナント・インテグレーション・サ ービス「ApexConnect(エイペックス・コネクト)」を発表しました。「ApexConnect」は、 「Apexプラットフォーム」のマルチテナント・アーキテクチャにより実現したもので、I Tインテグレーションにおける複雑性を大幅に簡素化するもので す。「ApexConnect」は、企業のCIOおよびIT部門を対象としたサービスで、企業規模に関わらず利用できます。「 ApexConnect」 は、以下のサービスで構成されています。

●オンデマンド・プラットフォーム「Apex」の新機能で、業界初のオンデマンド・アウトバウンド・メッセージングAPI を可能にする「ConnectOut(コネクトアウト)」
●「Salesforce」とOracle 11iのインテグレーションを可能にする「ConnectOracle(コネクトオラクル)」
●インテグレーション・パートナーのソリューションが提供される「AppExchange(アップエクスチェンジ)ディレクトリ」上の新カテゴリ「ApexConnect」

セールスフォース・ドットコムの会長 兼 CEOであるマーク・ベニオフは、次のように述べています。「『ApexConnect』は、多くのCIOが前任者から引き継いだアプリケーション・イン テグレーションの煩雑さを解消するためのマルチテナント特効薬となるものです。シングルテナント・ベンダーは、ユーザにより構築された既存のインテグレー ションを引き継ぐことのできない中、ア ップグレードを強要し続けるが故に、インテグレーション時の大きな障害の原因となっていました。これに対し、 『ApexConnect』を活用したマルチテナント・インテグレーションは、ビ ジネスウェブ上で顧客が成功を収めることができるように設計されています」

「ApexConnect」の中心は、セールスフォース・ドットコムの重要な技術革新の要素である、マルチテナントの「Apexプラットフォーム」です。 シングルテナントの競合ソリューションとは対照的に、マルチテナント・プラットフォームは、単一の共通インフラストラクチャと集中的に管理されるコード ベースを共有するものです。個 々のユーザのアプリケーションは、共有のマルチテナント・プラットフォーム上でそれぞれ独自性を持ち、異なるレベルのセキュ リティも確保しています。その独自性やセキュリティは、ハ ードウェアやソフトウェアが物理的に分離されている場合よりもむしろ高くなっています。マルチテ ナントは、それらのすべてが、全ユーザによって共有され、同時にアップグレードされるシングル・コ ードベースで動作するYahoo、Amazon、 eBayといったコンシューマウェブ・アプリケーションにおいて進化してきました。これらのアプリケーションは、アップグレードの煩雑さという従来の難点 を解消し、新たに追加された機能による利点をすべてのユーザに対し、同時に提供されます。セールスフォース・ドットコムのサービスも、同様のマルチテナン ト・サービスであるため、ユーザは、サ ービスのアップグレードのたびに、カスタマイズの設定やインテグレーションをやり直す必要がありません。

「ApexConnect」:包括的なマルチテナント・インテグレーション・サービス
セールスフォース・ドットコムのサービスのアップグレード時に、従来のカスタマイズが自動的に有効になっているのと同様、「ApexConnect」の活用により、ユーザは、従 来実施したアプリケーション、ウェブサービス、およびその他のオンデマンド・アプリケーションとのインテグレーションを全て維持することができます。「ApexConnect」は CIOやIT部門のあらゆるインテグレーション・ニーズに対応できるように設計され、すでにインテグレーションされている「AppExchangeアプリケーション」から「Apex API」を用いたカスタム・イ ンテグレーションに至る全てを包括するサービスを提供します。

セールスフォース・ドットコム の「Apex API」トランザクションが初めて「Salesforce」の トラフィックを上回る
「ApexConnect」は、ユーザとパートナーがセールスフォース・ドットコムのオンデマンド・アプリケーションをこれまでよりも深い経営基盤レベルで統合する際に真価を発揮します。セ ールスフォース・ドットコムの第3四半期中に、「Apex API」のトランザクションは、同社のサービス史上で初めてCRMのページビューによるトランザクションを上回りました。「Salesforce」上 での37億トランザクション(「Salesforce」または「AppExchangeアプリケーション」によるページビューまたはAPIコール)の50%以上が「Apex API」を通じて処理されています。こ のことは、「Apex API」が、幅広い活用範囲を持ち、外部Webサービス、エンタープライズ・マッシュアップ、高度なビジネス・プロセスおよびワークフロー・ア プリケーションとのインテグレーションが実行可能であることを実証しています。

「ConnectOut」:業界初のオンデマンド・アウトバウンド・メッセージングAPI
「Apexプラットフォーム」の新機能「ConnectOut」は、業界初のオンデマンド・アウトバウンド・メッセージングを可能にします。この新機能により、新規顧客の獲得や商談の成立といった「 Salesforce」内のビジネス・イベントが発生次第すぐに、ミドルウェア・システム、メッセージ・バス、ソフトウェア・アプリケーションを含む他のアプリケーションに通知することができます。これにより、複 数のシステムにまたがるビジネス・プロセスがシームレスに、かつ遅滞を伴うことなく実行可能となります。「ConnectOut」は、現在のところ「Winter’07」のリリース(2007年初冬)と 同時に提供予定です。

「ConnectOracle」:Oracle 11iと「Salesforce」のインテグレーション用コネクタ
セールスフォース・ドットコムは「ApexConnect」により、一般のアプリケーションに対するネイティブコネクタも提供しています。Office、 Outlook、Lotus Notesとのインテグレーション、「Salesforce」とSAP R3とのインテグレーション用の「ConnectSAP」に加えて、Oracle 11iと「Salesforce」の インテグレーション用の「ConnectOracle」を発表予定です。

「ConnectOracle」は、「Salesforce」とユーザのバックオフィスOracle 11i間をシームレスに統合し、別 々に保存されている顧客データを一画面で見ることを可能にします。「ConnectOracle」は、 「Salesforce」とOracle 11i間のアカウント情報の同期において、導 入の容易さと利用しやすいサポートを提供し、2つのシステムを統合するために必要な時間、経費、労力を大幅に 削減します。「ConnectOracle」は、エンタープライズ・ユーザに対し、以 下のようなメリットをもたらします。

●「Salesforce」とOracle 11i間のエンド・ツー・エンドのインテグレーションを実行するために用意された顧客マスターテンプレートを活用した、迅速かつ容易なデータ統合により、顧 客データのインテグレーションを加速
●「Salesforce」とOracle 11i間の取引先情報の双方向同期により、両システム内で同期を取りながら顧客データを保持することが可能
●「Salesforce」内のフロント/バックオフィス企業顧客データへのアクセスが可能になり、情報の透明性によって適切で迅速な判断を下すことが可能

「ConnectOracle」は、2007年前半に提供予定で、「Salesforce」の Enterprise EditionおよびUnlimited Editionのユーザに対し、要 望に応じて$12,000(1年間)で提供されます。(日本での価格は現時点では未定)

「AppExchangeディレクトリ」の新カテゴリ「ApexConnect」
「AppExchangeディレクトリ」上の新カテゴリ「ApexConnect」では、25以上のパートナーが、「Salesforce」と、共通バックオフィス、レガシーERP、お よびカスタム・アプリケーション間のインテグレーション用のソリューションを提供します。ソリューション・パートナーには、AboveAll、Business Objects、Bluewolf Group、B ridgewerx、Cast Iron、Composite Software、Data Backbone、Dynamic Ventures、forceAMP.com、ilink、I nformatica、Integration Technologies Inc.、InvisibleCRM, Ipedo、Jitterbit、OpenAccess Software、OKERE、P ervasive、Tibco、Salescentrix、Scribe、Sesame Software、SGC Software、Synergex、T woConnect等の業界のリーダー企業が含まれており、これらのソリューションは、本日より利用可能です。

現在、「AppExchangeディレクトリ」上では、230以上のパートナーにより、430以上(日本は50以上)のアプリケーションが提供されていま す。「Apexプラットフォーム」を 活用して構築されたこれらのパートナー・アプリケーションは、セールスフォース・ドットコムの一連のオンデマンド・ビ ジネス・アプリケーションを使った設計によって統合され、数 クリックでインストールすることができます。7,400以上のユーザが、 「AppExchangeディレクトリ」を通じてアプリケーションをインストールしており、セールスフォース・ド ットコムの顧客重視による高い利便性と、 マルチテナント・アーキテクチャでのみ得られる利益を享受しています。

「Apexプラットフォーム」は、これまでは「AppExchangeプラットフォーム」と呼ばれており、すでに利用可能です。以前の発表通り、 「Apexプラットフォーム」の次世代版は、現 在のところ、「Winter’07」のリリースに合わせて提供を予定しています。また、「Apexプログラ ミング言語」は、現在、2007年前半のリリースを予定しています。

アナログ・デバイセズ社のワールドワイドCRM戦略部門 マネージャーであるシェリル・オコナー(Cheryl O’Connor)氏は次のように述べています。「当社のグローバル・セールス・チ ームは、製品データを取得する際はSAPの ERPシステムにアクセスする必要がありました。『Apexプラットフォーム』により、『Salesforce』とSAPをシームレスに統合することがで きたため、現 在、当社のセールス・チームは営業活動や製品情報全体にまたがって統一された画面で情報を得ることができるようになっています」

セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRM(顧客関係管理)を提供し、企業が顧客と新しい形でつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に 上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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