セールスフォース・ドットコム、「Spring ’07」を発表
企業と顧客のオンデマンド・コラボレーションを実現する新モデル「AppSpace」を提供

2007年3月27日
株式会社セールスフォース・ドットコム

 

~ ポータルサイトの終焉:AppSpaceによりビジネスにおけるWeb 2.0の世界を拡大 ~
~ カスタマー・セルフサービスを超えるセキュアで自社ブランド化されたコラボレーションを可能に ~
~ AppSpaceが新たなAppExchangeアプリケーション設計を促進 ~


オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーであるセールスフォース・ドットコムは本日、22世代目となるオンデマンド・アプリケーション「 Salesforce Spring ’07」を発表しました。「Spring ’07」の最大の特徴である新製品「AppSpace(アップスペース)」により企業は、セ キュアで自社ブランド化されたオンライン環境で「Salesforce」と「AppExchangeアプリケーション」を利用、顧客とのコラボレーションが可能になります。「AppSpace」は、「 Spring ’07」の一部として、4月に提供開始予定です。さらに、「Spring ’07」では、「Salesforce」および「Apexプラットフォーム」を含むセールスフォース・ドットコムの「 Circle of Success」の全コンポーネントも大幅に向上させました。

AppSpace: 企業と顧客のオンデマンド・コラボレーションを実現する新モデル
「AppSpace」は、「Salesforce」や「Apex」、そして「AppExchange」の アプリケーションのパワーを直接ユーザ企業が顧客にまで拡大できるという画期的で新しい概念です。従来のカスタマー・セルフサービスのスタイルを超越した「AppSpace」は、企業内のあらゆる部門に対し、顧 客との直接的コラボレーションを可能にし、かつカスタマー・エクスペリエンスとともに社内の生産性も向上します。ドキュメントの共有やプロジェクト管理から、スプレッドシートのマッシュアップ、カスタム「 Apex」アプリケーションなどのコラボレーションに至るまで、幅広い実用例が挙げられます。顧客は、これらのアプリケーションを、セキュアで自社ブランド化されたオンデマンド・スペースの中で使用できます。こ のオンデマンド・スペースは企業が導入している「Salesforce CRM」と完全に統合されています。

セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO であるマーク・ベニオフは次のように述べています。「MySpaceによって個人が消費者向けウェブサイトに集まるように、A ppSpaceは企業とその顧客をビジネス・ウェブに呼び集めます。当社は、ソフトウェアの終焉の概念をポータルに持ち込み、企 業とその顧客がリッチでセキュアにコラボレーションできる新しい方法を開拓することを嬉しく思います」

構築、カスタマイズ、展開に苦心と時間を要する従来のポータルとは異なり、「AppSpace」は100% オンデマンドで提供されます。また、「AppSpace」は「Apexプラットフォーム」上 に構築されているため、 マッシュアップ、カスタムタブおよびオブジェクト、ワークフローなどの高い機能をサポートします。このような機能により、企業は容易かつ迅速に独自のカスタマー・エ クスペリエンスを実現できます。

「AppSpace」は現在のところ4月に限定販売の予定です。価格は1組織につき月額995ドルからを予定しています。

Spring ’07:セールスフォース・ドットコムの「Circle of Success」の全コンポーネントを大幅強化
セールスフォース・ドットコム独自の戦略「Circle of Success」は、「Apexプラットフォーム」上に構築されるアプリケーションの量と質を加速的に向上させることで、ユ ーザを成功に導く相互連携した製品とサービスの総称です。「Spring ’07」は「IdeaExchange」、「Salesforce」、「Apexデベロッパー・ネットワーク」、「 Apexプラットフォーム」、および「AppExchange」を含む「Circle of Success」の全コンポーネントにわたって機能を強化しています。

IdeaExchange(アイデア・エクスチェンジ):「 Spring ’0 7 」の共同設計を促進するコミュニティ
2006年10月に開設されたオンライン・コミュニティ「IdeaExchange」(http://ideas.salesforce.com)は、セールスフォース・ド ットコムのコミュニティで新機能のアイデアの投稿、そのアイデアに対するコメントや魅力的な新機能のアイデアに対して人気投票が行われる場です。「IdeaExchange」では、過 去半年足らずで飛躍的に情報量と影響力が増加しました。2,500以上の新しいアイデアが投稿され、42,000以上の投票、また3,700件以上ものコメントが寄せられています。

「Spring ’07」は、このコミュニティの声を反映しており、これにより「IdeaExchange」をさらに活性化します。時間をトリガーに設定できるワークフロー(2,700件)、カ スタマイズ可能な検索機能(2,630件)、標準オブジェクト間のリレーション参照機能(913件)など、「Spring ’07」では、「IdeaExchange」で 特に人気のあった機能が盛り込まれています。

さらに「IdeaExchange」では開発者向けのサイト「Apexデベロッパー・ネットワーク(ADN)」において要求度の最も高い項目を深く考察し、「Apexプラットフォーム」上 の新しいタイプのアプリケーション開発を促進します。

Salesforce:ユーザビリティの大幅強化と新機能
■ Salesforce SFA:ユーザビリティを強化
営業支援アプリケーションとして世界最高レベルの実績を持つ「Salesforce SFA」において、「Spring ’07」ではユーザビリティを大幅に強化しました。

カスタマイズ可能な検索機能:新しい検索機能は検索の正確性を向上し、ユーザの生産性を高めます。ユ ーザは検索結果を列ごとにソートし、検索フィルタ・レ イアウトを作成することで特定のレコードを検索しやすくなります。
「 Connect Outlook 3.0 」:「Outlook」ユーザは、重 要な顧客データとの同期を容易に行うことができ、生産性を向上することができます。リード(潜在顧客)お よび取引先ディレクトリを直接「Outlook」に作成でき、ワ ンクリックするだけで電子メールを添付ファイルと共に、「Salesforce」にアップロードできます。
最近使用したデータのフロート表示:ユーザインターフェースにAJAX を活用した最新機能で、最 近使用したデータをクリックなしに表示し、クリック回数を最小限にとどめます。直 前まで参照していたデータの上にカーソルを動かすだけで、データの中で最も関連の深い情報がポップアップ表示されます。

■ Salesforce Service & Support:リッチなサービス・エクスペリエンスの創出
「Salesforce CRM」シリーズの中で最も注目すべき新アプリケーションの一つが「Salesforce Service & Support」です。「Spring ’07」で は、「AppSpace」による企業のリッチなカスタマーサービスだけでなく、さらに新しいサービス機能を備えています。

ケースの階層化:「Apex プラットフォーム」によって「Salesforce」ユーザは、関連するケースをリンクさせ、階 層化できるようになりました。取引先の完全な洞察を持つことで、顧 客データをより管理しやすくなります。一度「親ケース」を定義すれば、ケースをリンクさせ、リレーションを定義づけることができます。

■ Salesforce PRM(代理店管理):最もカスタマイズ力の高いパートナー・エクスペリエンスの提供
「Spring ’07」の提供開始に伴い、もう一つのヒット製品である「Salesforce PRM」についても、パ ートナーの生産性向上とコラボレーションを促進する画期的な機能を追加しました。

時間をトリガーに設定できるワークフロー:この機能は、「Winter ’07」のワークフロー承認機能を強化させたもので、「 Apex プラットフォーム」を通じて、ワ ークフロー機能がアクションを起こす契機のトリガーが時間ベースになり、ビジネス・プロセスのスケジュール管理を可能にしています。
ワークフローの電子メール承認:「Spring ’07」は、承認依頼のワークフローをスムーズに処理します。承 認者はログインしていなくても、あらゆる場所、さ まざまなデバイスで電子メールに返信するだけで迅速に「承認」「却下」「承認依頼へのコメント」処理が可能となります。
標準オブジェクト間のリレーションシップ検索:「Salesforce」ユーザは、全ての標準オブジェクトにおいて、リ レーションシップをリンクさせることができます。例えば、あ るキャンペーンについて、電子メールキャンペーンとダイレクトメールキャンペーンによる結果を関連付ければ、両者の結果を比較しやすくなります。

さらに、インテグレーション・ソリューションである「Apex Connect」シリーズも引き続き機能を拡充しています。

ApexConnect for Oracle
「ApexConnect for Oracle」は、「Spring ’07」の提供開始と同時に利用可能です。ユーザがバックオフィスで使用している「Oracle 11i」データベースと「 Salesforce」とをシームレスに統合し、関連性のあるすべての顧客データを単一の画面で見ることができます。「Apex Connect for Oracle」は、「Salesforce Enterprise Edition」および「Salesforce Unlimited Edition」ユーザに対し、要望に応じて販売します。価格は年間12,000ドルです。

AppExchange:A ppSpaceが新規アプリケーションを急増
550のアプリケーションを備える「AppExchange」は、市場において著しい勢力と支持を獲得してきました。「AppSpace」は、企 業とその顧客の直接的なコラボレーションを容易にする新しいクラスのアプリケーション開発を促進するものです。

販売開始時期
「Spring ’07」は、セールスフォース・ドットコムの646,000の全ユーザが、即時利用可能です。「AppSpace」は現在のところ4月に限定版を提供開始予定です。全 てのユーザを対象にした提供開始は、2008年度第3四半期中(2007年8月~10月) を予定しています。

セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRM(顧客関係管理)を提供し、企業が顧客と新しい形でつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に 上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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