セールスフォース・ドットコム、「Salesforce Content」発表 Salesforce アプリケーションとプラットフォームを強化、非構造化情報をオンデマンドで管理

2007年4月11日
株式会社セールスフォース・ドットコム

 

~ Apex Contentにより、Salesforce プラットフォームを強化、
企業内のすべての情報をオンデマンドで管理可能 ~

~ Salesforce ContentExchangeにより、企業全体で Web 2.0 コンテンツ管理を実現 ~

~  セールスフォース・ドットコム、Salesforce Contentのテクノロジーを提供する Koral社買収 ~


オンデマンド・ビジネス・サービスのマーケットおよびテクノロジーのリーディングカンパニーであるセールスフォース・ドットコムは本日、企業内のあらゆる情報をオンデマンドで管理・共 有する同社のプラットフォームとアプリケーション戦略を大幅に拡大する「Salesforce Content」を発表しました。「Apex Content」は、Salesforce プラットフォームを新たに拡張するもので、Web 2.0 とコミュニティ参加の力を利用した新世代のコンテンツベースアプリケーションの作成を実現します。「Salesforce ContentExchange(コンテンツエクスチェンジ)」は、新しいプラットフォームテクノロジーを基盤として構築された新しいオンデマンド・アプリケーションで、ユーザは既存の「Salesforce CRM」で構造化されたデータを管理するのと同じように容易にドキュメントや非構造化データをオンデマンドで管理することができる初めてのサービスです。「Salesforce Content」により、セ ールスフォース・ドットコムのオンデマンドモデルのメリットと成功を全ての社員が享受できるようになります。

セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOのマーク・ベニオフは次のように述べています。「Salesforce Contentは、あ らゆる情報をオンデマンドで管理するという当社のビジョンを象徴するものです。Salesforce Contentを利用すれば、従来の構造化情報だけではなく、非 構造化情報も同じように管理できるようになります。1999年にセールスフォース・ドットコムはSiebelのようなクライアント・サーバ型ソフトウェアにより発生するコストや複雑さを取り除くことで SFAの市場に革命をもたらしました。そして今度は、Salesforce Contentにより、企業全体にオンデマンドモデルとWeb 2.0 の技術革新を拡大することでEMC DocumentumやMicrosoft Share Pointといった複雑なコンテンツ管理ソフトウェアからユーザを解放します」

Apex Content :コンテンツベースのオンデマンド・ア プリケーションを作成するための新たなプラットフォーム機能
セールスフォース・ドットコムは、「Apex Content」により、オフィス文書やHTML、映像/音声ファイル、電 子メールといった非構造化データのプラットフォームサービスを提供する初のプロバイダとなります。企業はもはや自社運用型のドキュメント管理ソフトウェアを購入して、ド キュメントや他のコンテンツをベースにしたアプリケーションを作成する必要はありません。「Apex Content」がコンテンツプラットフォームを提供し、「AppSpace」や「Salesforce PRM」、「Salesforce Wealth Management Edition」をはじめとする「Salesforce」アプリケーションを強化し、あらゆる種類のドキュメントをオンデマンドで管理・共 有できるようになります。「Apex Content」を利用することで、開発者はコンプライアンス(法令遵守)や臨床試験、デ ジタル資産管理などを目的とした新しい種類のコンテンツアプリケーションを作成することができます。「 Apex Content 」により、こ のようなテクノロジーをビジネスアプリケーションに活用することができ、非構造化データを管理・共有できるようになります。「Apex Content」を使って作成されたアプリケーションもまた、A JAXユーザインターフェースを備え、容易にカスタマイズができます。

「Apex Content」のプラットフォームには、以下の機能が含まれています。

  • ●Workspace Management (ワークスペース管理): ワークスペースとは、定 義されたグループが安全に情報を管理・共有できる仮想の場所です。ワークスペースでは、部門間および企業間でも迅速にコラボレーションすることができ、異 なるユーザグループがそれぞれ情報へのアクセス権限を持っています。また、プロジェクトごとのコラボレーションも迅速に設定・解除でき、管理も簡単です。
  • ●Library Services (ライブラリサービス):「Apex Content」には、コ ンテンツリポジトリをはじめ、編集中にドキュメントをロックするチェックイン/チェックアウトサービス、変更履歴を管理するバージョンコントロール、コピー前の状態に戻す機能など、強力なエンタープライズ・コ ンテンツ・マネジメント・システムに必要とされるライブラリサービス機能が含まれています。「Apex Content」では、インテリジェントIDをすべてのドキュメントに埋め込むことにより、企 業のナレッジベースに同一ドキュメントが複数のバージョンで存在しないように、優れたバージョンコントロールサービスを提供しています。また、「Apex Content」に は1つのコンテンツに関わるあらゆるイベントを記録する監査機能もあり、コンテンツを共有、ダウンロード、印刷、さらに変更されたかどうかなど情報の質や用途を詳細に把握することができます。
  • ●Content Classification Schema (コンテンツ分類スキーマ): 一般消費者向けインターネットでは、ライトウェイトコラボレーションとコンテンツ管理には「tagging(タギング)」として知られるコミュニティベースの分類方式が最適とされていますが、ビ ジネスにおいてはシナリオが多く、エンタープライズ・コンテンツへのアプローチには、より高度なコントロールが求められます。「Apex Content」を利用することで、企 業はカスタマイズ可能なコンテンツタイプを容易に設定し、各コンテンツタイプのどのメタデータを取得するのかを決めることができます。コミュニティとコントロールされた分類方式の両方を同時に提供することで、「 Apex Content」ではコンテンツに関わるあらゆるタイプのコラボレーションのニーズに対応することができます。
  • ●Full Text Index (フルテキストインデックス): 「Apex Content」には、す べてのコンテンツをスキャンして、リッチ検索インデックスを作成し、ユーザがより正確に関連するコンテンツを配置できるようにするフルテキスト・インデックス・サービスの機能があります。フ ルテキストインデックスは、水平に拡大縮小が可能で、大量のデータセットや大規模なユーザコミュニティでも迅速に検索結果を得ることができます。
  • ●Workflow (ワークフロー): エンタープライズ・コンテンツに関わるビジネスプロセスの構築には、社 内にある非構造化データのフローを管理するルールが必要です。これにより、ドキュメントの承認や作業管理ドキュメントのルーティング、C ADファイルなどのドキュメントを多数の人が同時にレビューするといったやり取りが可能になります。「Apex Content」の ワークフローサービスなら、ルールに基づいたやり取りの定義や、ワ ークフローのやり取りの起動ができます。

Salesforce ContentExchange:企業全体を支援するWeb 2.0 コンテンツ管理
「Apex Content」の威力を最大限活用して作成されたアプリケーションが「Salesforce ContentExchange」です。「Salesforce ContentExchange」は、す べてのユーザとコンテンツを同期させながら、ドキュメントや電子メール、HTMLで使われている企業情報の保存、共有、検索、管理を支援します。「Salesforce ContentExchange」には、コ ミュニティ参加、tagging(タギング)、推薦、購読、AJAX ユーザインターフェースといったWeb 2.0アプリケーションの最高の概念が取り入れられ、利 便性の高いソリューションを目的としたエンタープライズ・コンテンツ管理に適用されています。Web 2.0 の原理を適用することで、「Salesforce ContentExchange」は、ユ ーザの働き方を重視し、企業全体を支援するオンデマンドコンテンツ管理アプリケーションを提供します。

「Salesforce ContentExchange」は、グループコンテンツを整理するフォルダベースのアプローチを排除し、企業がナレッジを管理する方法を大きく変えるものです。ユーザは、煩 わしいフォルダ階層を調べなくても必要なコンテンツを迅速かつ簡単に検索できるようになり、さらに、お気に入りのコンテンツの購読や、更新情報の受け取り、他 のユーザへのコンテンツの推薦もできるようになります。

「Salesforce ContentExchange」には以下の機能が含まれています。

  • ●Share (共有): 旧来のコンテンツ管理システムを導入する際、最大の障害となっている要因の一つに、ユ ーザが自分のドキュメントやナレッジをシステムに登録し、社内で共有するのが難しいという点が挙げられます。「Salesforce ContentExchange」なら、ユーザは簡単にコンテンツを公開し、他 のユーザと共有することができます。
  • ●Tag (タグ):写真共有サービスの「Flickr」のように、一般消費者が写真を検索しやすくするために「ベニス」や「 運河」といったラベルを写真にタグ付けする方法があります。「Salesforce ContentExchange」を利用することで、ユーザはビジネスドキュメントにタグを付けることができます。「競合」や「 プレゼンテーション」といったタグを使うことで、ドキュメントの名前を知らなくても簡単に関連するドキュメントを検索することができます。コミュニティにおいてドキュメントにタグが追加されればされるほど、ユ ーザ以外の人が当該ドキュメントを簡単に見つけられるようになります。この手法は、一般消費者向けインターネットの世界で「folksonomy(フォークソノミー)」として普及しており、ユーザが群衆の叡智( wisdom of the crowd)をうまく活用することを可能にしています。
  • ●Subscribe (配信先の登録):「Salesforce ContentExchange」なら、ア プリケーションをサブスクリプション・モデルで稼動させることができます。あるユーザが、ドキュメントが配信されるよう登録している場合、そ のユーザには当該ドキュメントが更新されるとすぐに自動的に通知されます。「Salesforce ContentExchange」では、トピックや著者に応じてドキュメント公開を登録することもでき、ユ ーザはどういう情報を受けとるかをコントロールできます。例えば、あるユーザが法務部に所属しており、いつSOX法に関する新たなドキュメントが作成されるのかを知りたいと思った場合、登 録しておくことで自動的にそうした情報を得ることができるようになります。また、この社員が、いつ部門長が新しいレポートを書くのかを知りたいと思った場合でも、ドキュメント公開を個人的に登録することもでき、何 か新しいものが公開されると自動的に通知されます。
  • ●Rate & Comment (評価&コメント):一 般消費者がホテルの予約やデジタルカメラの購入前にオンラインで評価やコメントを確認するように、「Salesforce ContentExchange」には、エ ンドユーザがコンテンツの質を評価したり、コ ンテンツについての意見やコメントを書いたりできる評価システム(レーティングシステム)が含まれています。コ ンテンツの作成者だけではなく、す べての見込みユーザに対してもフィードバック・ル ープを提供しています。
  • ●Recommend (推薦):DVDネットレンタルの「Netflix」では、ユーザが映画を推薦できます。「 Salesforce ContentExchange」も「Netflix」と 同じように、キーワードやタグ、ユーザ評価に基づいてユーザに最適なドキュメントを薦めることができます。推薦により、ビ ジネスユーザは自分のニーズに合ったドキュメントをより簡単に検索できるようになります。
  • ●Content Connect (コンテンツコネクト):「Salesforce ContentExchange」へ のドキュメントや他のコンテンツの登録はとても簡単です。コンテンツを「 Content Connect」にドラッグ・アンド・ドロップし、アプリケーションに追加するだけです。また、「Salesforce ContentExchange」なら、ド キュメントの分類方法を自動的に推薦したり、検索しやすいようにすべての登録コンテンツに自動的にインデックスを付けたりすることができます。こ の機能はコラボレーションをシンプルにし、業 務の生産性を向上することができます。

価格と供給について
「Salesforce ContentExchange」および「Apex Content」の価格は、2007年後半に発表予定です。

「Apex Content」および「Salesforce ContentExchange」は、Koral Technologies社のテクノロジーをベースに構築される予定です。セ ールスフォース・ドットコムは、2007年3月にKoral社を買収しました。買収に関する条件は非公開です。

セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRM(顧客関係管理)を提供し、企業が顧客と新しい形でつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に 上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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