アドビ システムズとセールスフォース・ドットコム、 「Adobe Flash Builder for Force.com」を発表
2009年10月27日
株式会社セールスフォース・ドットコム
エンタープライズ・クラウド・コンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長: 宇陀栄次)とアドビ システムズ社(NYSE: ADBE)は本日、「Force.com」プラットフォームと「Adobe® Flash® Platform」の表現豊かでユビキタスな特長を統合し次世代のクラウド環境におけるRIA(リッチ・インターネットアプリケーション)の構築を支援する新しいソリューション、「Adobe Flash Builder™ for Force.com」を発表しました。「Adobe Flash Builder for Force.com」は、両社のプラットフォームを統合することで、消費者向けWebサイトのように豊かな表現をエンタープライズ・クラウドアプリケーションの世界にもたらし、開発者の生産性を飛躍的に向上させます。
セールスフォース・ドットコムのプラットフォーム製品マーケティング担当バイスプレジデント、アリエル・ケルマン(Ariel Kelman)は次のように述べています。「アドビ システムズ社と当社は、クラウドコンピューティングによって開発者の成功を後押しするという共通のビジョンを持っています。Adobe Flash PlatformとForce.comが1つに統合されたことで、開発者は消費者向けWeb環境と同じくらい魅力的で使いやすい、新しいタイプのエキサイティングなビジネスアプリケーションを構築し、クラウド環境で実行することが可能になりました」
アドビ システムズ社のプラットフォーム事業部ジェネラルマネージャ兼バイスプレジデント、デービッド・ワドワーニ(David Wadhwani)氏は次のように述べています。「セールスフォース・ドットコムとの戦略的な協業を通じて当社のプラットフォームを緊密に統合することで、クラウド環境上で迅速に展開しながらビジネスの変化や成長に合わせて柔軟な変更とスケールアップができる、表現豊かで高い生産性を発揮するビジネスアプリケーションを開発し配布する非常に大きな機会が開かれました」
「Adobe Flash Builder for Force.com」は共同開発のIDE(統合開発環境)で、クラウドベースのRIAを構築するための強力な統合ツールです。エンドユーザは、「Adobe Flash Builder for Force.com」で構築したRIAを、「Adobe Flash Player」を通じてブラウザでも、「Adobe AIR®」を通じてデスクトップでも利用できます。 両プラットフォームの統合により、クライアント側のデータ管理およびクラウド環境とクライアント間の同期が可能になるため、アプリケーション開発が簡素化されます。これらのアプリケーションは、「Force.com」プラットフォームの拡張性、セキュリティ、信頼性といったすべてのメリットを受け継ぎながら、幅広いオペレーティングシステムとデバイスでオンラインとオフラインのどちらでもシームレスに実行できます。 「Adobe Flash Builder for Force.com」により開発者は、既存の「Salesforce CRM」や「Force.com」上のカスタム・アプリケーションの拡張や強化ができるだけでなく、まったく新しいアプリケーションを構築し、あらゆるビジネスニーズをサポートするカスタマイズしたユーザ環境を提供することができます。
Adobe Flash Builder for Force.com: クラウドからクライアントへ、開発者を強力に支援
「Adobe Flash Builder for Force.com」により、開発者はユーザのビジネス環境に合った最適なアプリケーションを構築できます。
- 直観的でインタラクティブなユーザインターフェース(UI)を追加することで(たとえばドラッグ・アンド・ドロップ)、アプリケーションの学習期間を短縮しユーザによる利用率を向上し、生産性を高めながらヘルプデスクのサポートコール数を削減。
- グラフやダッシュボードなど、データを視覚的に表示する高度な機能を統合することで、意思決定を強力に支援。
- 複数ステップのビジネスプロセス・アプリケーションを 1 画面に出力することで、利便性と効率向上を実現。
- クライアント側で「軽量な」統合を実行し、ファイアウォール内外の複数のシステムのユーザ環境を1つのアプリケーションに統合することで、ビジネスへのさらに高い可視性を提供。
さらに、多様なビジネスニーズに合わせてアプリケーションを拡張できる優れた柔軟性により、開発者は次のことを実行できます。
- ブラウザとデスクトップの両方での利用をサポートする新しいアプリケーションの構築。
- 特定の業務機能やビジネス環境に合わせてカスタマイズした新しいアプリケーションコンポーネントを構築し、既存のアプリケーションに統合。
- 既存の「Salesforce CRM」や「Force.com」アプリケーションに豊富なUI要素を追加。
「Adobe Flash Builder for Force.com」の主なコンポーネントは次のとおりです。
- 「Adobe Flash Builder」 と「Force.com IDE」を生産性の高い共通の環境に統合し、幅広い「Force.com」アプリケーションの構築を支援する、Professional Eclipse®ベースのIDE。
- コードエディタ、デザインビュー、ブラウザおよびプラットフォーム間の互換性。
- モーショングラフィックへのアクセス、ドラッグ・アンド・ドロップ機能などを含め、簡単にカスタマイズと再利用が可能な100以上のコンポーネントと様々なユーザインターフェース機能。
- 内蔵のインタラクティブなグラフ機能とアニメーションコンポーネントを含め、大量のデータセットの処理が可能なデータ視覚化機能。
- クライアント側のデータ管理と同期化サービスを提供する「Adobe LiveCycle® Data Service」との事前構築済みのインテグレーションが、「Force.com」データベースとセキュアな「Adobe AIR」ローカルデータストア間のデータを自動的に同期化するので、開発者はオンライン環境とオフライン環境の両方をシームレスにサポートするアプリケーションの構築が可能。
価格および提供時期
現在セールスフォース・ドットコムは、開発者用Webサイト(http://developer.force.com/flashbuilder)を通じて、「Adobe Flash Builder for Force.com」の開発者向けプレビュー版を提供しています。「Adobe Flash Builder for Force.com」の最終版の提供は、2010年上半期を予定しています。
Adobe Flash Platformについて
Adobe Flash Platformは、Webのデザインと開発で業界をリードするプラットフォームであり、さまざまなOSや機器で同じように動作する表現力豊かなアプリケーション、コンテンツ、動画を開発することができ、これらは、インターネットに接続された98%以上のPCで再生することができます。最新バージョンであるFlash Player 10は、初期リリースからわずか10カ月で全世界のPCの93%以上にインストールされました。comStore Media Metrixによれば、全世界で視聴されているオンライン ビデオの約75%がFlash技術を使って配信されており、Adobe Flash技術はWeb上で最も普及している動画フォーマットとなっています。Disney.com、MLB.com、DIRECTVなどの主要放送局やメディア企業は、Web上の動画配信にAdobe Flash Platformを使用しており、YouTubeやMySpaceなど、ソーシャルネットワークサイトにも採用されています。Adobe Flash Platformについての詳細は、www.adobe.com/jp/flashplatformに掲載されています。
アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザーの、アイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、下記Webサイトをご参照ください。www.adobe.com/jp/
セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業です。同社のCRMをはじめとするアプリケーションのポートフォリオは、営業、マーケティング、カスタマー・サービスにおける顧客とのコミュニケーション手法に革命をもたらしています。Force.comプラットフォームは、ユーザ、開発者、パートナーに対して、強力なクラウド・アプリケーションの構築を可能にします。Salesforce CRMとForce.comは、セールスフォース・ドットコムのマルチテナント・アーキテクチャを基盤にしたクラウドコンピューティング・サービスです。
- ・Salesforce CRM アプリケーション: http://www.salesforce.com/jp/products/
- ・Force.comプラットフォーム: http://www.salesforce.com/jp/platform/
2009年10月31日現在、 同社のサービスは、日本郵政グループ、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、株式会社損害保険ジャパン、日立グループ、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、 小田急電鉄株式会社、株式会社リロケーション・ジャパン(敬称略、順不同)を含む、世界67,900社に利用されています。本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。
【 本件に関するお問合せ先 】
■報道関係の方のお問い合せ先
共同PR株式会社
第一業務局 時松、児玉、田中
TEL:03-3571-5326 E-mail: sfdcpr@kyodo-pr.co.jp
■一般の方のお問い合せ先
株式会社セールスフォース・ドットコム
マーケティング部
TEL:03-5785-8360 E-mail: press@jp.salesforce.com