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セールスフォース・ドットコム、新製品「Salesforce CPQ」を提供開始

カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRMを提供する株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、新製品「Salesforce CPQ(Configure, Price, and Quote)注1」」の提供を今秋から開始することを発表しました。本製品によって、営業担当者はより正確な見積書の作成と、迅速な顧客に合った提案を行うことが可能となり、製品の価格設定のプロセスを支援します。また、Salesforce CPQは、Salesforce Sales Cloud、Salsforce Pardot、Salesforce Community Cloudとシームレスに連携し、見込み客の発掘から見積もり発行までの営業活動に関わるプロセスを1つのプラットフォーム上で提供します。

Aberdeen Groupの調査結果では、CPQツールを活用することで商談サイクルを28%短縮させることができ、営業担当者の生産性に大きなインパクトを与えるとしています注2)。今日、CPQソフトウェアは、企業が急速に成長していく上で重要になっています。たとえば見込み客に対して迅速に正確な見積書を提示できるかといった、多くの営業組織が直面する共通の課題を解決することで商談サイクルを短縮させます。CRMプラットフォーム上でCPQを利用することで、企業は自動化機能による営業コストの削減、営業の生産性向上、そして価格の複雑化の軽減を単一のフレームワークで実行します。

この度提供開始するSalesforce CPQは、顧客への商品選択から見積もり発行までを迅速かつ正確に行い、売上予測精度を向上する製品です。本製品はSales CloudとB2B企業向けマーケティング・オートメーションであるPardot、代理店向けポータルサービスを提供するPartner Communityとシームレスに連携するため、営業担当者や代理店担当者は顧客情報や案件情報を確認しながら、顧客のニーズに応じた製品や価格の設定、見積書や契約書の作成ができるようになり、商談サイクルの短縮と製品ごとの売上予測精度の向上を実現します。

さらにSales Cloudのダッシュボード機能により、マネージャー、経営者は、ビジネスを進める上で最も重要な指標である売上・契約の数値情報をリアルタイムで確認できるようになり、スピーディーに次の一手となる意思決定を下すことができます。

本製品の特長は下記の通りです。

・見積もり作成時間を飛躍的に短縮
営業担当者が製品を選択する際に、顧客ごとに合った最適な製品とサービスを選択するための設定が可能です。価格設定、ディスカウント設定などの複雑な選択も、誰もが実現できるようにSalesforce CPQがサポートするため、見積もり作成時間を大幅に短縮させることができます。また、あらゆるモバイル端末に対応しているため、営業担当者はいつでも、どこからでも情報にアクセスすることができ、営業現場から見積書を顧客に送ることも可能です。

・各社のブランドに合わせた見積もり
Salesforce CPQが提供するテンプレートは柔軟にカスタマイズができるため、各社のブランドや顧客のニーズに合わせて表示項目を変更することが可能です。また電子署名の組み込みにより購買プロセスをより迅速に進めることができます。

注1)CPQ:見積もり作成、製品・サービスの組み合わせ、見積もり価格設定を支援するソフト
注2)Breaking the Laws of Physics: Shortening the Last Sales Mile through Workflow Automation, Aberdeen, April 2013