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米国セールスフォース・ドットコム、2017年度第2四半期 (2016年5月1日~2016年7月31日)業績を発表

• 当四半期の売上は、前年比25%増の20億4,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は26%増
• 繰延収益の残高は、前年比26%増の38億2,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は27%増
• 成約済み未請求繰延収益の残高は、前年比29%増の約80億ドル
• 2017年度第3四半期の売上ガイダンスを21億1,000万ドル~21億2,000万ドルと予測
• 2017年度通期の売上ガイダンスを82億7,500万ドル~83億2,500万ドルに上方修正

カリフォルニア州サンフランシスコ(2016年8月31日) – カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRMを提供する米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出伸一)は、2017年度第2四半期(2016年5月1日~2016年7月31日)の業績を発表しました。

セールスフォース・ドットコムChairman & CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。
「第2四半期の売上は、ドル建てで前年比25%増、為替変動の影響を除くと26%増となり、四半期の売上で20億ドルを突破するというマイルストーンを達成しました。当社と同規模のエンタープライズソフトウェア企業で、これほどのペースで成長している企業は他にありません。今年10月に開催されるDreamforceでは、世界初の包括的なCRM向けのAI(人工知能)プラットフォームとなる『Salesforce Einstein』を発表し、皆様に次世代のSalesforceを体験いただきます。この革新的なソリューションを生み出せたことを非常に嬉しく思っています」

セールスフォース・ドットコムCFOのマーク・ホーキンス(Mark Hawkins)は次のように述べています。
「第2四半期の繰延収益の残高は、ドル建てで前年比26%増、為替変動の影響を除くと27%増でした。また、この度デマンドウェアとの間で過去最大となる買収契約を締結しましたが、非GAAPベースの営業利益は今期も引き続き前年を上回りました。外国為替相場の変動により、多くの主要財務指標が影響を受けましたが、2017年度通期における売上ガイダンスのレンジ上限を83億2,500万ドルまで上方修正することができました」

セールスフォース・ドットコム2017年度第2四半期の業績は次のとおりです。

売上 – 総売上は20億4,000万ドル(前年比25%増、為替変動の影響を除いた場合は26%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は18億9,000万ドル(前年比24%増)、プロフェッショナルサービスその他による売上は1億5,100万ドル(前年比33%増)でした。

1株当たり利益 – GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.33ドルで、デマンドウェア買収の結果、税金評価引当金の一部となる約2億6,600万ドルが控除されたことにより利益が増加しました。非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.24ドルでした。

現金 – 事業活動がもたらした現金は2億5,100万ドル(前年比18%減)でした。四半期末における現金総額、現預金および有価証券の残高は17億2,000万ドルでした。

繰延収益 – 2016年7月31日付貸借対照表での繰延収益は38億2,000万ドル(前年比26%増、為替変動の影響を除いた場合は27%増)でした。未請求繰延収益の残高(成約済みだが、未払いおよび簿外のもの)は第2四半期終了時点で約80億ドル(前年比29%増)でした。これには、デマンドウェア買収による未請求繰延収益に関連する約3億ドルが含まれます。

2016年8月31日時点で、セールスフォース・ドットコムは、2017年度第3期四半期の売上、1株当たり利益、繰延収益についてガイダンスを予測しています。また、2017年度通期の売上ガイダンスを上方修正し、非GAAPベースの1株当たり利益を維持し、2016年6月1日に発表したオペレーティングキャッシュフローのガイダンスを更新しました。さらに、2016年5月18日に発表した会計年度通期のGAAPベースの1株当たり利益についてもガイダンスを引き上げました。このガイダンスには、現時点で成立している買収または契約が完了しており2017年度第3四半期に成立が予定されている買収の影響が反映されています。

2017年度第3四半期のガイダンス – 売上は約21億1,000万ドル~21億2,000万ドルになる見込みです。これは前年比で23%~24%の増加にあたります。

GAAPベースの1株当たり損失は0.05ドル~0.04ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.20ドル~0.21ドルになると予想されています。

貸借対照表での繰延収益は前年比約20%の増加が予想されています。

2017年度通期のガイダンス – 収益は約82億7,500万ドル~83億2,500万ドルになる見込みです。これは前年比で24%~25%の増加にあたります。

GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.27ドル~0.29ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.93ドル~0.95ドルになると予想されています。

オペレーティングキャッシュフローは前年比20%~21%の伸び率になると予想されます。

次の表は、第3四半期および会計年度通期の希薄化後1株当たり利益を、GAAPベースから非GAAPベースのガイダンスに調整したものです。

* 第3四半期のGAAP(損失)EPSでは、計算に基本の株式数を使用しており、税率を60%と想定しています。2017年度のGAAP EPSでは、計算に希薄化後の株式数を使用しており、税率を1325%と想定しています。
** セールスフォース・ドットコムの非GAAPベースの税引当には、35%の長期予測税率を使用しています。

以上

※ 本抄訳プレスリリースは、2016年8月31日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。本プレスリリース全文は、下記リンク先にある原文(英語)をご参照ください。
https://www.salesforce.com/company/news-press/press-releases/2016/08/160831.jsp

セールスフォース・ドットコムについて
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