Health Leads


"ヘルスケアのモデルを刷新すべく、Salesforce のコミュニティ機能を活用して先駆的な取り組みを進めています。"

— システム/テクノロジー担当ディレクター
ザック・ゴールドスタイン氏

Salesforce がヘルスケアを変える

患者を診察して薬を処方するのは、医師の務めです。しかし、もしその患者が、日々の食事すらままならず、住まいにも困っていたとしたら? - これは、薬だけで解決できるものではありません。多くは、病状が悪化した状態で再び医師のもとを訪れ、さらに医療費がかさむことになります。Health Leads は、こうした問題に対処するには現在の医療システムの変革が必要だと考え、最低限の生活環境を整えることをケアの基本に据えた取り組みを進めています。それを支えるのが Salesforce です。

Health Leads は、米国内 20 か所の医療機関に窓口を設置し、生活に必要な物資や支援を提供するための「処方箋」を用意。医師や医療サービス従事者が患者に食料や暖房器具などを「処方」できるようにしています。その後の対応は、1,000 人の学生ボランティアが担います。患者が処方箋を窓口に提出すると、学生たちはその内容に基づき、必要な支援や物資を入手する手助けを行います。1 年を通して 1 万 4,500 以上の世帯に、こうした支援を提供する計画です。

Health Leads では当初、患者のデータ、地域で利用可能な支援などの情報を管理するのにスプレッドシートとデータベースを使っていました。しかし、データの入力がしづらく共有も難しかったため、患者の状態を追跡することはほとんどできていませんでした。現在では、あらゆる情報を Salesforce に格納し、ボランティアの活動実績なども管理しています。マーケティング、資金調達、事業開発、広報などを担うスタッフも、Sales Cloud を活用して、医療機関、スポンサー、ボランティアとつながり、あらゆるやりとりを記録しています。

Health Leads のシステムとテクノロジーを統括するディレクター、ザック・ゴールドスタイン氏は次のように述べています。「重要なのは、行われた処置の "数" ではなく、患者の健康をトータルにサポートすることです。私たちは、そうした取り組みに報酬が支払われるようなモデルを構築したいと考えています。Salesforce によって、患者に必要な支援を提供し、その効果を評価できるようになりました。Health Leads のビジョンの実現を Salesforce が支えてくれているのです」

学生ボランティアは、Community Cloud で構築されたコミュニティを活用し、新規患者との初回面接、地域で利用可能な支援や物資の検索、担当するケースの管理などを行っています。このコミュニティは HIPAA (Health Insurance Portability and Accountability Act) に準拠しており、適切な個人情報保護のもと、ベストプラクティスを共有したり、知りたい情報を迅速に入手したりできます。守秘義務が確保された環境は、ボランティアたちがスムーズにサポートを得て、患者の問題に対処するのに役立っています。

次世代のヘルスケアを切り拓く

Health Leads が目指すヘルスケアは、医療機関を出たら終わり、ということはありません。学生ボランティアは、iPad から Salesforce にアクセスして、担当するケースワークをチェックしながら患者をサポートします。Chatter を使えば、どこからでもコラボレーションが可能です。Salesforce1 Platform で開発したアプリケーションでは、患者データの閲覧や更新、医師との連携、地域で利用可能な支援の検索などをスムーズに行えます。

ゴールドスタイン氏は次のようにコメントしています。「ボランティアたちは、患者と接する最前線にいます。彼らは、毎日のように Salesforce のコミュニティを活用し、従来の枠を超えたヘルスケアの実現を後押ししてくれているのです」

Health Leads (ヘルスケアサービス)
Health Leads (ヘルスケアサービス)