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Force.comを使って、ウォールストリートに降り立つ
クラウドに構築されたコンサルティングの実践

ウォールストリートにあるオフィスで働くRexlo Joe氏は、彼がふるさとと呼んでいた南インドのタミルナドゥ州から遠く離れたところにいます。しかし心はインドから離れてはいません。Navatar Groupの主任設計者として、Joe氏はニューデリーにいる45人から成るチームを指揮しています。このチームは、会社が金融領域でForce.comアプリケーションの主要プロバイダになるにあたり、ずっとそれを支えてきました。

「使い始めたころから、Force.comは私がすでに知っていることを実にうまく活用するものだと感心しました。まずは、Force.com WebサービスAPIです。SQLデータベースの問い合わせについて私が熟知していることを有効に利用できるようになっていました。必要はサポートはすべて、Force.comのディスカッションボードとコードサンプルから得ました。すでに基本をマスターしている方なら、Force.comを学ぶにあたって私からのアドバイスできることは、プロジェクトを見つけてそれに着手することです。」とJoe氏は言います。

Joe氏は、Force.comプラットフォームでのアプリケーション開発を、他のプログラミングスキルをマスターしたのと同じ方法で学びました。つまり、そこへ飛び込んだのです。インドでは、米国ビジネス向けに社内のWebページを作成しながら、大学に通い、 これまでにJava、.NETおよびAJAXを習得してきました。アメリカに向けて発ったのは2004年です。マンハッタンから列車で少し行ったところにあるFarleigh Dickinson Universityのニュージャージーキャンパスでコンピュータサイエンスの修士号を取りました。2年後、Joe氏はハドソン川を渡り、ウォールストリートのNavatar本社の職を得て、ここで初めてForce.comに出会いました。Deloitte Consulting社の経験豊かなベテランによって設立されたNavatar社は、ウォールストリートをクラウドコンピューティングに導く先駆けとなった企業の1つです。

Joe氏はForce.com開発プラットフォームの習得を続けました。彼の業績には、銀行業務、資本市場、資産管理用などのタイトルを含めたNavatarの金融アプリケーションスイートに対する開発の先頭に立ったことが挙げられます。これらは、セールスフォース・ドットコムのAppExchangeマーケットプレイス上で販売されています。これらのアプリケーションは、この分野のために特別に開発されたカスタム画面と、さまざまなレベルのセキュリティ機能を備えています。

Force.comを段階的に

「Force.comを使った私の最初の仕事は、カスタムページを設計して、それをSコントロールとしてアプリケーションに読み込むことでした。Force.com WebサービスAPIを習得する方法として、引き続きAJAXツールキットを使用しました。Apex とVisualforceに移ってみると、サンプルコードや他の開発者からの非常に有益なサポートなど、developer.force.comはリソースの宝庫であることがわかりました。」とJoe氏は思い起こします。彼はさらにスキルを身に付けると、今度は他の人たちを助けてコミュニティに貢献するようになりました。

Joe氏は、サーバ側コードを最大限に生かして生産性を上げながら、Apexを早い時期に採用した人です。Javaに似た構文を持つ言語は直観的であることがわかると、説明書を読むために開発作業を中断する必要はなくなりました。「Apexでは、5つの異なるテーブルを一片のコードを使って更新できます。各テーブルを個別に更新する必要はありません。つまり、クライアント側コードでは120行必要なところも、Apexの10行で達成できるということです。同様に重要なのは、Apexでは、コミットとロールバックなどのトランザクション制御ができるということです。このことは、我々が開発しているアプリケーション分野では非常に重要なことです。」

Joe氏は、Force.comのダッシュボードで学んだことを開発プロジェクトに適用するという、Apexを習得したときと同じ方法で、Visualforceを使用してユーザインターフェースを開発することに挑みました。Apexの使用と同様、Visualforceの生産性の利点は十分です。「クライアントがユーザインターフェースをもっとカスタマイズしたいという場合に、Visualforceを使用します。Visualforceは、そのカスタマイズサイクルを劇的に短縮しました。たとえば、1ページのレイアウトに投じたコードの行は、他の40ページで再利用することができ、そのコードに対してその後変更を行えば、アプリケーション全体に反映されます。また、このフレームワークがいったん完成すれば、それをそのまま、または修正したものを、他の製品に適用できます。」

開発プロジェクトは、Navatar社の社内版制御システムを使って、Joe氏とニューデリーのチームとの間でまとめられています。このシステムは、EclipseベースのForce.com IDEを使って、しっかりと統合されています。「このセットアップは、2つの大陸にまたがる開発陣が作業を、特に品質チームの調整を、効率よく進める助けとなりました。さらに、Force.com IDEは、メタデータAPIを使用してカスタム展開スクリプトを作成するという扉を我々に開きました。このメタデータAPIを使って、クライアントのカスタムアプリケーションに機能を追加してきました。」とJoe氏は言います。

 

クライアントとの関連強化

Navatarでは、Force.comを活用して、クライアントとの関係を強化しています。たとえば、クライアントのIT部門でプロジェクトのメンテナンスを引き継ぎたいという場合に、ApexのJavaに似た構造を活用できます。「Apex以前は、我々が行ってきた作業を理解するために、クライアントはHTML、JavaScriptおよびAJAXを知っている必要がありました。Apexでは、我々のカスタムコード全体を理解するには、Javaを理解するだけでよいのです。そして、クライアントの引き継ぎの準備が整えば、クライアントにも我々が使用しているdeveloper.force.com上にあるのと同じ豊富な開発リソースを示すことができます。」とJoe氏は思い起こします。

Navatar社はまた、セールスフォース・ドットコムの開発者向けプレビュープログラムも活用しています。正規リリースの前に、開発者が直接その新しいリリースを試せるのです。「クライアントの多くは、新しいForce.comプラットフォームリリースを十分意識しており、どのような機能が彼らの利益につながる可能性があるか知りたがります。事実、クライアントには、我々の最善の分析を示しています。そのことで、我々がそのビジネスを本当に知っていることを継続的に思い出すことができます。」とJoe氏は言います。

最近も、Rexlo Joe氏は自分のビジネスを本当に理解しています。Force.comの初心者から専門家へと進んだ彼は、コーディングの作業は減りましたが、ニューデリーのチームと仕事をしながら、人を活気づけています。「私はグループの1リソースとして動きたいと思っています。質問に答え、正しい方向を示し、クラウドコンピューティング開発の途方もないチャンスを見せようとしています。」

 

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