"開発したアプリケーションをAppExchangeに公開するだけで顧客に直接アクセスできることは、信頼性に弱点を抱えるスタートアップベンチャーにとってありがたいことです"

株式会社マッシュマトリックス

 

日本のテクノロジーベンチャーが、クラウドを勝機に
優れた技術をForce.com上で展開し、海外市場にも展開

2008年1月、日本からグルーバルに誇るアプリケーションを発信することを目的として設立された株式会社マッシュマトリックス(以下、マッシュマトリックス)は、最先端のマッシュアップ技術を核としたダッシュボードの提供や、Force.comプラットフォームを利用したアプリケーション開発コンサルティングを事業の柱にビジネスを展開している。同社、代表取締役社長兼CEO 冨田 慎一氏は、「優れたテクノロジをグローバルに普及させる手段としてクラウドコンピューティングを活用したいと考えたときに、開発生産性の高いForce.comプラットフォームを利用してビジネスを展開するのが得策と判断しました」と語る。

 

スタートアップのベンチャーにとって、提供するサービスを顧客に信頼してもらうことが極めて重要なポイントになる。この点で世界中に豊富な実績を持ち、高い信頼性を誇るForce.comプラットフォーム上でアプリケーションを配布できることが、信頼性を担保してくれる最善の方策だったという。

 

同社は、2008年9月、100%Force.com ネイティブなアプリケーションとして開発したmashmatrix Dashboard をAppExchangeに公開。CSVやXMLなどの標準ファイルフォーマットをサポートするこのアプリケーションは、Salesforce CRMをはじめ、さまざまな業務システムやWebサービスのデータを容易に連携・マッシュアップし、Webブラウザ上に表示することを可能にする。冨田氏は、「Force.comはApexやVisualforceだけでなく、HTMLやJavaScript、Ajaxなどの標準技術もサポートしているため、アプリケーションを短期間でForce.comネイティブに対応させることができました」と話す。

 

2008年、同社は米国で開催されたDreamforceに出展し、その際に開拓した米国のパートナー企業を通して米国でもビジネスを展開している。現在、国内外企業の約20社がmashmatrix Dashboardを活用している。

 

冨田氏は、「他社のプラットフォームに比べてForce.comが優れている点は、開発したアプリケーションをAppExchangeに公開するだけで世界中の人々に興味を持ってもらえること。最先端のテクノロジーを追い求めているわれわれのような企業が、技術開発に専念でき、マーケティング面に時間をさくことなく、すぐに世界を相手にビジネスを始められる仕組みを備えていることは素晴らしいですね」と話す。

 

Force.comには、アプリケーションのライセンスを管理する機能も搭載されており、ユーザごとに自由にライセンス数や使用期限を設定できる。また、マッシュマトリックスが提供するアプリケーションの無料トライアルをインストールする際に入力されたユーザ情報は、リード情報として同社のSalesforce CRMに自動登録する仕組みが実現されている。これにより、リード顧客に対して成約率を高める最適なアプローチを行うことが可能になっている。

 

「今後は、大切なパートナーである代理店との間でSalesforce to Salesforce機能を利用してリアルタイムな情報共有を促進していきたいと考えています。Salesforce CRMに備わっているこれらの機能は、われわれのような小さなISVにとって極めて有用な仕組みです」(冨田氏)

 

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