Salesforceでは、ビジネスは社会をより良い場所に変革するための強力なプラットフォームになり得ると考えており、「すべての人が平等な社会」を推進することは、当社の責任であると考えています。誰もが、目を向けられ、聞いてもらい、評価され、成功するために力を与えられていると感じる、そんな社会を反映する職場を構築できるよう努めています。

私たちには企業として、また業界としてすべきことがたくさんあり、果たすべき役割があります。データはそれらを実現するためのジャーニーの基礎となるものです。私たちは、透明性と説明責任の精神に基づき、前進するために役立つと思われる戦略とともに、平等に関するデータを毎年Webサイトに公開しています。

 

私たちの「平等」に関するデータ

 

今年の平等に関するデータは、より進展が見られた分野がある一方で、一部の分野ではあまり進展が見られませんでした。

性別や人種に関する全レポートはこちら(米国のみ、英語)

 

考察

2014年以降、Salesforceで働く女性は全世界で9,300人以上、米国で働く民族的マイノリティ(黒人、ラテン系、先住民、多民族)は1,770人以上増加しています。しかし、社会を反映した企業をつくるためにはまだまだ多くの仕事が残っており、決して喜ぶべき数字ではありません。

 

進展が見られたポイント

  • 民族的マイノリティ(少数派)や女性の人口が増加。Salesforceの急速な成長を上回りました。
  • 世界の従業員のうち、33.0%が女性で、昨年から1.4%増加しています。
  • 新規採用者の37%以上が女性で、昨年より2%増加しました。

  • 米国の大卒新入社員の50%は、女性または民族的マイノリティで、昨年より3%増加しました。
  • 従業員の半数は、1つ以上の従業員リソースグループに所属しています。

 

もっとも注目すべきポイント

  • 民族的マイノリティ(黒人、ラテン系、先住民族、および多民族)の成長ペースが加速。民族的マイノリティは10.5%で、昨年から0.3%増加しています。
  • 女性および有色人種(これは、黒人、ラテン系、アジア/インド人、先住民族、および多民族の従業員を含む、白人と識別されない人を指します。)のリーダーシップの向上。
  • 技術職における女性および民族的マイノリティ(黒人、ラテン系、先住民族、および多民族)の増加。
  • 退役軍人、LGBTQ および障害のある人のため自発的なSelf-ID表現の取得(Salesforceでは、社内システムにおいて、性的指向や性自認、代名詞(彼、彼女など)に関して、どう識別されたいかを選択できます。)

 

追加:米国の代表的なデータ

また、自発的なSelf-IDの取り組みを通じて収集された、より広範な米国のデータを初めて公開しています。これには、LGBTQ +、障害者、退役軍人が含まれています。現在、米国における自主的なSelf-IDの採用は、私たちが望んでいたより遅れています。私たちはこれらのコミュニティの実際の人口を反映した包括的なデータを得られるよう、完了に向けて取り組みを進めています。

 

社会構成を反映した職場づくりを推進しています

私たちは、社会構成を反映した職場づくりを強く推進しています。その一環として、新たな目標と社内の発展に向けた戦略を発表しています。

目標:2023年までに米国の労働人口の50%を人種的なマイノリティのグループで構成するとともに、コミュニティを反映したグローバルな労働力を構築します。

現状: 米国では、現在、従業員の43.9%がマイノリティグループ(女性、黒人、ラテン系、先住民、多民族、LGBTQ+、障害者、退役軍人)で占められています。

 

私たちが進むべき道

私たちは、従業員が経験するすべてのステップに平等を組み込むために、包括的でデータ主導のアプローチを取っています。その精神のもと、全社を挙げて戦略を構築し、前進させています。例えば、次のような戦略があります。

 

データが主導する

毎月、シニアリーダーたちは、性別(グローバル)や人種(米国)ごとに、人員、採用、離職、昇進のデータが詳しく書かれたスコアカード(詳しくはこちら(英語))を受け取ります。当社の最大の組織は、採用、従業員の成功、平等パートナー、上級指導者で構成される平等委員会によって導かれ、データに基づいて規範的な行動を推進しています。

 

進展に向けた投資

私たちは、平等メンターシッププログラムと、マイノリティに重点を置いた社内開発プログラムに関するエグゼクティブリーダー委員会(詳しくはこちら(英語))とのパートナーシップという2つの新しいイニシアチブで、将来の多様なリーダーに力を与えられるよう、投資しています。

 

平等を推進するグループに力を与える

平等グループは、正しく評価されていないコミュニティをサポートする従業員主導の組織です。リーダーは平等の最前線におり、ボランティアとして一緒に改善に向けて取り組んでいます。当社の従業員はボランティア活動に年間56時間を使うことができます。平等の実現に向け重要な仕事をリードするために費やした時間もまた、ボランティア時間としてカウントできます。

誰もが平等を実現するために果たすべき役割を持っています。誰もが「Ally(アライ=支援者)として参加し、共感し、学び、同僚のそばに寄り添うように奨励しています。

「インクルーシブ・プラクティス」の採用

 

誰もがアクセスでき、経営に反映されていると感じられるようにするため、私たちは公正かつ公平でインクルーシブなビジネスプロセスに取り組んでいます。これには、平等な仕事に対する平等な賃金(これまでに1030万ドルを投資しました)への取り組みや、Salesforceの新しいアクセシビリティ・オフィスも含まれています。インクルーシブ・ビジネス・プラクティス(つまり、インクルーシブな雇用、インクルーシブ・リーダーシップ、インクルーシブ・マーケティング、インクルーシブ・プロモーションなどです)を通じて、従業員を支援します。

 

変革をリードする従業員を称える

会社の平等を推進するために、日々努力を続ける従業員に深い感謝の意を表したいと思います。

私たちには、より良い会社とより平等な世界を構築する力があると信じています。この業界が与えてくれる素晴らしい機会への道を広げ、誰もが自分のキャリアでもっとも素晴らしい仕事ができるようにすることで、これを実現できます。私たちにはまだやるべきことがありますが、共にこの旅を続けることに強くコミットしています。

私たちの平等へのコミットメント、目指す道について、詳しくはこちらをご覧ください。

 

本ブログは、米国で公開された「Our Path to Equality: The Salesforce Annual Update」の抄訳です。著者のTony Prophetは、Salesforceの最高イクオリティ責任者(Chief Equality Officer)です。