Leading Through Change  - いま、私たちができること。- 

新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、私たちはプライベートでも仕事でも、ビデオ通話によるコミュニケーションを余儀なくされています。この影響は、音楽フィットネス教育小売医療など、ありとあらゆる業界に及んでいます(リンク先はいずれも英語)。さらに、「Zoom飲み会」や「オンライン診療」といった言葉が当たり前に使われるようになっています。

今回のブログでは、ベストセラー本『キャズム』の著者で、マーケティングコンサルタントやイノベーションエキスパートとしても尊敬を集めるジェフリー・ムーア氏が、これからのビデオ通話についてどのように考えているかをご紹介します。同氏によると、今のビデオ通話人気は一過性のものではありません。

ここからは、ムーア氏のインタビューのなかから一部を抜粋してご紹介します。内容は今回のブログ記事に合わせて編集しています。

 

ビデオ通話が可能にする新しいつながり

ビデオ通話は非常に強力なコミュニケーション手段です。多くの人がリモートワークになったことで、離れていてもつながるための手段が必要になりました。そのなかで特に人気を集めているのがZoomです。Googleハングアウトや、Microsoft Teams、Cisco WebExも、利用者数を順調に伸ばしています。こうした企業が、あの手この手で市場に参入しています。いずれも、大企業がこれまでのやり方を見直し、迅速なリエンジニアリングの必要性を感じていることを示すいい例です。

私たちも変わる必要があると私は考えています。セールス担当者の視点から考えてみましょう。先日、Salesforceの北米セールスを統括しているLarry Shurtzと話す機会がありましたが、彼は四半期の最終週に飛行機に乗らなかったのは初めてだと言っていました。Salesforceはこの四半期をリモートワークで行ったのです。誰一人として同僚と直接会わずに、すべてのプロセスを完了させました。これまでは、そんなことは不可能で、うまくいくはずがないと誰もが思っていました。しかしそれが可能だと証明されてしまったのです。

こうしたことからも、私たちは現状を見直す必要があると思います。誰も「もう二度と行きません」とは言いたくないでしょうから、とても興味深い質問になるでしょう。明らかにそうしたい場合もありますが、問題は「Zoomミーティングはどうあるべきか?個人的なミーティングはどうあるべきか?」という点です。それが新しい決まり事になり、私たちはそれを学んでいくことになります。私は基本的に、顧客を大切にし、機会を大切にすべきと考える立場です。そのため、ミーティングを1つ減らすのではなく、余分なミーティングを少し省略するようになるだろうと思っています。

「もしビデオ通話が主流になるとしたら、ツールやプロセス、製品、サービスをどう見直していけばよいのでしょうか?」

 

ビデオ通話がすべてを一変させる

ビデオ通話は経済のあらゆる領域で、すべてのプロセスを塗り替えるだろうと予想されます。たとえば、学校の生徒たちに起きていることを見てみてください。完璧ではないかもしれませんが、何もしないよりはましです。ビデオ通話によって教育はどう変わるでしょうか?医療はどうでしょうか?リモート診療は、私たちが考えていたよりもはるかに有用であると考えられます。では、経済の領域ではどうでしょうか?電話営業についてはすでにお話ししましたが、サービスの問い合わせや金融アドバイスはどうでしょうか?10年前の主役はモバイルでしたが、今はビデオ通話です。もしビデオ通話が主流になるなら、ツールやプロセス、製品、サービスをどのように見直していけばよいのでしょうか?

今回のブログは、新型コロナウイルス感染症の危機を乗り越えるために企業がすべきことに関するムーア氏の提言を取り上げた3回シリーズの第2回です。第1回の「今こそ企業のビジョンと価値を大切に」は、こちらからご覧いただけます。第3回も公開予定なのでそちらもぜひご覧ください。この危機を乗り越えるの上で役立つさまざまなコンテンツ、ツール、ヒントをWork.comで紹介していますので、ぜひご利用ください。