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Salesforce×コンピュータクラブハウス加賀、「第7回企業ボランティア・アワード」大賞を受賞!

2022年2月25日、東京ボランティア・市民活動センター様主催の「企業ボランティアの祭典2022」にて「第7回企業ボランティア・アワード」の表彰式が行われました。Salesforceは大賞受賞企業の1社に選ばれ、受賞したボランティアチームの社員が連携先のコンピュータクラブハウス加賀(特定非営利活動法人みんなのコード)の皆様と表彰式に出席しましたのでご報告します。

2022年2月25日、東京ボランティア・市民活動センター様主催の「企業ボランティアの祭典2022」にて「第7回企業ボランティア・アワード」の表彰式が行われました。Salesforceは大賞受賞企業の1社に選ばれ、受賞したボランティアチームの社員が連携先のコンピュータクラブハウス加賀(特定非営利活動法人みんなのコード)の皆様と表彰式に出席しましたのでご報告します。

2022年2月25日、東京ボランティア・市民活動センター様主催の「企業ボランティアの祭典2022」にて「第7回企業ボランティア・アワード」の表彰式が行われました。Salesforceは大賞受賞企業の1社に選ばれ、受賞したボランティアチームの社員が連携先のコンピュータクラブハウス加賀特定非営利活動法人みんなのコード)の皆様と表彰式に出席しましたのでご報告します。

社会貢献委員会STEM教育チームとは?

Salesforceでは、就業時間の 1%、株式の 1%、製品の 1%を社会に還元する「1-1-1 モデル」のも と、社員は年間7日間のボランティア活動時間を活用してボランティアに取り組みます。社内の有志による社会貢献委員会には約 100 名の社員が複数部門から参加し、関心のある社会課題ごとにチームを結成して、主体的に NPO と連携しながら活動を企画、運営しています。その中の1つ、社会貢献委員会 STEM 教育チーム(※)は、2021 年度に8名の社員が所属し、地域や経済格差によるIT教育の不平等をなくすことをミッションに、石川県加賀市にあるコンピュータクラブハウス加賀と連携して、地方の子どもたちがテクノロジーの世界に触れる機会をつくる活動を実施しました。 ※STEM(ステム)教育とは、”Science, Technology, Engineering and Mathematics” すなわち科学・技術・ 工学・数学の教育分野を総称する語。

具体的には、コンピュータクラブハウス加賀からの、「地方の教育現場において、よりテクノロジーや ITの世界への関心を高め、子どもたちの将来の選択肢を広げたい」、また、「ジェンダーに偏らないプログラム を実現したい」というご要望をもとに、 性別に関係なく、誰でも参加ができ、自分の可能性を広げることのできるような高校生対象のプログラムを企画しました。 実施したプログラムは以下の3つで、エグゼクティブおよび144 名の社員ボランティアが運営に協力し、50名以上の高校生が参加しました。

  1. エグゼクティブ・セッション: Salesforceの代表取締役会長 兼 社長の小出と常務執行役員チーフ・マーケティング・オフィサーの鈴木が、キャリア開発の機会として、学生とのインタビューセッションを実施しました。
  2. メンタリング: テクノロジーに関連した将来のキャリアプランだけでなく、日常生活での悩みについて社員と対話するセッション。技術職の社員だけでなく、あらゆる職種の社員が参加しました。
  3. IT 体験プログラム: 「文化祭」をテーマにホームページを作成するワークショップを実施。全ての教材とコンテンツは社員ボランティア自身がアイデアを出し合い、一から準備しました。
メンタリングの様子
IT体験プログラムの様子

企業ボランティア・アワード表彰式〜キーワードは「繋がり」〜

今回受賞した「第7回企業ボランティア・アワード」の選考基準は、1.従業員が主体的に活動している、2.コミュニティや非営利団体のニーズに対応している、3.企業で働いている人たちが参加しやすい、4.企業のリソースや従業員のアイデアが活用されている、の4点で、弊社STEM教育チームを含む大賞3社の取り組みは、「繋がる」ことが活動の共通点でした。表彰式のお祝いの言葉では、全国社会福祉協議会 地域福祉部全国ボランティア・市民活動振興センター小川 耕平様より、「新型コロナウイルスが広がって2年。それ以前のようにボランティア活動で人と人が繋がることが難しくなっている中で、企業の特性や技術を生かした取り組みにより新しい『繋がり』ができた。オンラインのツールを活かして、子どもたちや高齢者にも広がりリテラシーをつくっている。これからも社会に広がっていくと良い。」とコメントをいただいています。

また、表彰式にSalesforce社員と一緒にご出席いただいたコンピュタクラブハウス加賀館長の末廣優太様は、表彰式のインタビューで「創造的で安全な、学校外の学びの場を提供することをミッションに活動している。首都圏と比べてITやテクノロジーに継続的に触れる機会が少ない中で、地方の課題を解決するには『繋がり』しかない。Salesforceとの連携で、子どもたちがIT企業の働き方や社員の人柄にも触れることができる。」とおっしゃっていただきました。

コンピュータクラブハウス加賀の末廣様

これからも、若者たちの可能性を広げて

社会貢献委員会STEM教育チームは今後もこの活動を継続します。受賞したチームリーダーの宮坂裕貴(Senior Manager,Service Cloud)は、「今回の受賞でいただいた活動奨励金をもとにコンピュータクラブハウス加賀とさらに連携し、子どもたちや若者が地方でも世界に通用するテクノロジーの知識やスキルを持って地方で活躍できる選択肢を増やすことができるよう、地域社会に貢献していきたい。」とこれからの展望を語っています。最後に、日頃よりお世話になっておりますコンピュータクラブハウス加賀および、みんなのコードの皆様に心より感謝申し上げます。

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