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NPOのプロボノ実例〜Salesforceの活用支援で業務効率アップ〜

NPOのプロボノ実例〜Salesforceの活用支援で業務効率アップ〜

Salesforceは1999年の創業当時より、製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を活用して社会に貢献する「1-1-1モデル」を実践。その一環として行っている「プロボノ支援」をご紹介します。

Salesforceは1999年の創業当時より、製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を活用して社会に貢献する、「1-1-1モデル」を実践。ビジネスと社会貢献を統合した取り組みとして広く浸透しています。この取り組みを通して、Salesforceではこれまでに世界中で54,600以上もの非営利団体や教育機関を支援してきました。今回は、その一環として行っている「プロボノ支援」をご紹介します。

プロボノとは?

プロボノは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」が語源。社会人がスキルや専門知識を生かして、社会課題の解決に成果をもたらすためにボランティアすることを指します。Salesforceでは、当社の製品寄贈・割引提供プログラムをご利用になっている非営利団体を、社員が支援するプロボノ支援プログラムを用意。多くの非営利団体にご利用いただき、社会貢献を行っていると同時に、社員自身の成長にもつながっています。実際にSalesforceがプロボノ支援を行っている2つの非営利団体、ノーベル様とサンカクシャ様の声を交えながら、活動内容をご紹介していきます。

Salesforceのプロボノ支援実例1 認定NPO法人ノーベル

ノーベル様は、訪問型の病児保育事業を営むNPO法人です。「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」をビジョンに掲げ、2010年に関西初となる訪問型病児保育事業を開始しました。Salesforceは2021年の10月にPardotのEngagement studioの設定をサポート。Engagement studioは、カスタマージャーニーを直感的な操作で作成できる施策立案ツールで、未回答者へのアプローチを自動化し、病児保育の利用検討者向けのオンライン説明会後アンケートの回答率をあげる目的での導入でした。プロボノ支援についてノーベル様からは

「実現したい目的をヒアリングしていただき、当初の社内の案よりもシンプルで運用しやすいワークフローを提案してくださいました。また、実装がとてもスムーズで、アンケート未回答率が17.1%(上半期平均)から8.6%(下半期平均)へ大幅に改善させることができました」と、コメントをいただきました。さらに、特筆すべき点として

「Salesforceの方々が皆さん、懇切丁寧に、またスピード感をもってご対応くださり、とてもありがたいです。社内で分からないことがあるとメールで質問をさせていただくのですが、メールやオンライン会議で、すぐに解決の糸口をいただけます。また『プロボノの皆さんに聞いてみよう』と、頼り先があるということが大きな安心感を得られています」と、対応の速度感が優れていた点を挙げていただきました。

Salesforceのプロボノ支援実例2 特定非営利活動法人サンカクシャ

また、プロボノ支援実例2つ目としてご紹介したいのが、特定非営利活動法人サンカクシャ様です。2019年の設立以来、親や身近な大人を頼れない15〜25歳くらいまでの若者が、孤立せず、自立にむかえるよう、「居場所づくり」「仕事」「住まい」の3つの支援に取り組まれています。サンカクシャ様には、Salesforceを使用する際の操作上の不明点を、スタッフがオンライン上で立ち会って解消する支援を行いました。この支援プログラムについて「主に管理画面操作のサポートをいただき、スタッフの作業効率が格段にアップしました」と、コメントをいただいています。また、サポート上で特に役立った点として「『検索すればわかるかもしれないけどなかなか見つけられない』といった、ちょっとした困り事について、操作画面を共有しながらレクチャーしていただける機会があるのは非常に助かっています」と、スタッフが一人一人リアルタイムで寄り添ったサポートをした点を挙げていただいています。

プロボノ支援が社内に与える影響

Salesforceが行うプロボノ支援は、単なる貢献活動にとどまらず、ポジティブな影響を社内に与えています。例えば、NPO法人ノーベル様を支援する社員は、「プロボノ支援を通じて、新しい人脈の広がりやビジネスのつながりといった出会いがありました。また、Salesforceを実際に使っている方たちと接することで、どのような成果を挙げていているのかを実感できるため、日々の業務に対してさらなるやりがいを感じられるようになりました」とコメントをしています。また、他の支援活動をしている社員も、「自分たちが提供しているサービスの課題や問題点を、直接お客様から聞くことができるのは貴重な体験です。自社製品についての学びを深めながら、社会貢献につながるこういった活動がSalesforceの文化になっているのは誇らしいです」と、前向きなコメントを残しています。

このように、支援先の団体様とSalesforceの双方にメリットのあるプロボノ支援を、今後も継続していきます。その中で、NPO法人ノーベル様からの「Salesforceの活用が業務効率改善やカスタマーサクセスに直結していくので、社会課題解決に向けて、これから活用を拡大していきたいです。しかし、MFA対応やライセンス追加購入等の経費が年々膨らむため、他ツールも検討せねばならないのが実情です。売上規模や認定NPO等の法人格等によって、無償提供のライセンス数を拡大する等、さらに活用しやすい環境づくりに期待しております」といった声や、特定非営利活動法人サンカクシャ様からの「Salesforce全般の操作自体がスタッフにとっては難しいと感じる場面がまだ多く、直感的に使いやすくなると嬉しいなと日々感じています」といったご要望をいただいております。Salesforceは、こういったライセンス面でのサポートや、サービスそのものに対する期待に応えながら、サステナブルな社会を目指していきます。

Salesforce プロボノ支援プログラムのご案内

Salesforce 製品寄贈・割引提供プログラムをご利用になっている非営利団体を、Salesforce社員が支援するプロボノプログラムです。

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