ジョン・ルースは元駐日米国大使であり、テクノロジー関連法を専門とする元弁護士です。 バラク・オバマ大統領から駐日大使に任命される前は、米国シリコンバレーに本拠を置く法律事務所 Wilson Sonsini Goodrich & Rosati の CEO を務めていました。

ルースが駐日米国大使を務めた 2009~2013 年は日米関係史上重要な期間であり、ルースは日本での大きな政権交代の時期を通じて、日米関係の維持に重要な役割を果たしました。また、2011 年 3 月 11 日にマグニチュード 9.0 の東日本大震災と、津波、原発事故が発生したときには、壊滅的な被害を受けた日本の対応を支援するという米国の使命実現に向けて指導力を発揮しました。この 3 月 11 日以来の精力的で効果的な指導力が評価され、2011 年 10 月には米国国務省から模範的外交官に与えられる「スー・E・コブ賞」を授与されました。

大使に指名される前、ルースは技術系、生命科学系、および新興の成長企業を専門とする米国の大手法律事務所 Wilson Sonsini Goodrich & Rosati で最高経営責任者兼シニアパートナーを務めていました。 在職中はソフトウェアと通信の発展からインターネット時代、バイオテクノロジーやクリーンテクノロジー、再生可能エネルギーの出現、さらにはソーシャルメディア革命に至るまで、シリコンバレーに押し寄せるさまざまなイノベーションの波をくぐりぬけて、同事務所を率いる一翼を担いました。

ルースはサンフランシスコに育ち、スタンフォード大学をファイ・ベータ・カッパの一員として優等で卒業後、スタンフォード大学法科大学院に進んで 1980 年に法学博士号を取得し、オーダー・オブ・ザ・コイフ (全米優等法学生会) のメンバーとなりました。職歴の全体にわたって公職に積極的に携わり、1991~1999 年にはカリフォルニア州の教育委員会の委員を務めました。駐日大使就任以前には、スタンフォード大学教育学学部長の諮問委員会および法科大学院長の諮問会議で委員を務めたこともあります。スタンフォード大学での長年にわたるボランティア活動が評価され、スタンフォード・アソシエーツのメンバーに選ばれました。