セールスフォース・ドットコム、「Salesforce Chatter」を発表

2009年11月20日
株式会社セールスフォース・ドットコム

 

ソーシャルネットワークのリアルタイム・コラボレーションを企業で実現
 

エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長: 宇陀 栄次)は本日、新しいセキュアなエンタープライズ・コラボレーション・アプリケーションおよび開発プラットフォーム「Salesforce Chatter」(http://www.salesforce.com/jp/chatter/)を発表しました。「Salesforce Chatter」は、消費者向けWebサイトで広く利用されているソーシャルネットワーキング・モデルを企業に適用したもので、コンテンツ、アプリケーション、ユーザを含む、セキュアかつプライベートなリアルタイム・コラボレーションを実現します。また、開発者は、「Salesforce Chatter」プラットフォーム(http://www.salesforce.com/chatter/platform)を活用して「ソーシャルエンタープライズ・アプリケーション」を構築、135,000の「Force.com」ネイティブ・アプリケーションをソーシャルネットワークへ展開できます。

本ニュースに関するコメント
セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「社内のスタッフよりもFacebookで知り合った他人の方をよく知っているのはなぜなのでしょうか。Salesforce Chatterによって、これからはつぶやきを発信することが私の仕事になります。社内のスタッフの皆さんは、お気に入りのモデルを活用しながら必要なコラボレーションを実現できるようになります」

Twitter社のプロダクト・ディレクター、ジェイソン・ゴールドマン(Jason Goldman)氏は次のように述べています。「Twitterは、情報のオープンなやり取りは世界中にプラスの効果をもたらすという考えに基づいています。このような環境によって、企業の従業員はそれぞれにとって最も重要な人やコンテンツから、より多くの情報をよりスピーディに手にできるようになります」

Salesforce Chatter:コンテンツ、アプリケーション、ユーザとのリアルタイム・コラボレーションを実現
ソーシャルコンピューティングとソーシャルネットワークは、世界で何が、いつ起こっているのか、また自分が知っている人間についてより多くの知見を得るための環境をユーザに提供します。一方、このようなソーシャル環境で交わされている会話に含まれることもなく、コンテンツやアプリケーション、ユーザの連携が取れていないエンタープライズ・コラボレーションは、ほとんど存在意義がないといっても過言ではありません。「Salesforce Chatter」によって企業は、セキュアな環境で、コニュニケーションとコンテンツ、アプリケーション、ユーザを統合したリアルタイム・コラボレーションを実現できます。

  • ・プロファイル:世界中で幅広く利用されている消費者向けのソーシャルネットワーク・サイトと同じように、「Salesforce Chatter」のプロファイルには連絡先情報、得意分野、職歴および写真などのコンテンツが含まれます。これらのプロファイルによって、ユーザは自分が求める情報とノウハウを持っている同僚を短時間で見つけてコミュニケーションを取り、疑問への回答を入手し、従業員間のネットワークを広げ、生産性を向上できます。
  • ・ステータスの更新:ステータスの更新機能によって、それぞれが取り組んでいる作業について、常に関係者すべてに最新情報を提供できます。イントラネットや何度もやり取りが繰り返される電子メールの利用、カンファレンス・コールやミーティングへの参加の必要なしに、ユーザは「Salesforce Chatter」で最新の状況をリアルタイムに更新できます。
  • ・フィード:「Salesforce Chatter」のフィード機能では、ユーザからだけでなく、コンテンツやアプリケーションからの適切なステータス更新情報もリアルタイムに提供します。コンテンツについては、新規作成や更新があった際に、このフィード機能によりユーザへの通知が送信されます。アプリケーションについては、たとえば商談の完了時、ケースのエスカレーションの発生時など、「Salesforce CRM」内で状況が変化した際に会話へ書き込みが行われます。「Salesforce Chatter」のフィード機能のリアルタイム性によって、ユーザは利用可能な最新情報へアクセスし、結果をフィルタリングすることで最適な知見を得られます。
  • ・グループ:今日の企業環境では、1人のユーザが複数のチームに属していることも珍しくありません。グループ機能により、ユーザは「Salesforce Chatter」環境内で独自のグループを簡単に作成して最新情報やコンテンツなどを共有できるので、自分が属する個々のグループ内でのコラボレーションを簡単に実現できます。
  • ・ソーシャル・アプリケーション:「Salesforce Chatter」では、フィードを通じてビジネス・アプリケーションとユーザ間のコミュニケーションを促進できます。たとえば新しいリードや在庫数減少のアラートなど、「Sales Cloud」、「Service Cloud」および「Custom Cloud」からの適切な最新情報をフィードとして提供できます。このようにしてエンタープライズ・アプリケーションは初めてリアルタイムに交わされている会話の一部となり、ユーザは必要な情報へアクセスすることでより多くの取引を受注に結び付け、顧客満足度を高め、売上を増やすことが可能になります。
  • ・ソーシャル・コンテンツ:たとえば一般的なソーシャルネットワークで新しい写真を閲覧できるようになった場合にユーザへ通知が送信されるのと同じように、「Salesforce Chatter」でもドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションなどのビジネス・コンテンツが更新された場合にフィードを通じて社内全体にアラートを送信できます。「Salesforce Chatter」によって、コンテンツは初めてエンタープライズ・コミュニケーションの一部となり、効果的なコミュニケーションと意思決定に必要な環境をユーザに提供します。
  • ・ソーシャル共有モデル:エンタープライズ環境で情報の共有とコラボレーションを実現する上で、適切なユーザが適切なデータへアクセスできることは基本的な条件です。「Salesforce Chatter」は「Force.com」で実証済のマルチテナント型共有モデルを活用するので、企業はどのユーザにどの情報へのアクセスを認めるのかをコントロールできます。
  • ・Twitter:ユーザは、Twitterからの最適なフィードをフィルタリングして入手できます。たとえば競合他社についてTwitter検索を設定し、その結果をリアルタイムに「Salesforce Chatter」へ転送できます。このような統合性によって、ユーザは常にTwitterからの最適なコンテンツをリアルタイムに手にできます。
  • ・Facebook:Facebookからのプロファイル情報を「Salesforce Chatter」のプロファイルへ自動入力できます。
  • ・AppExchange:「Force.com」プラットフォームで構築したすべてのネイティブ・アプリケーションをソーシャルネットワークへ公開できるとともに、更新情報を「Salesforce Chatter」のフィードへ転送し、効果的に会話へ参加できます。
  • ・モバイル:セールスフォース・ドットコムが提供している他のすべてのアプリケーションと同じように、「Salesforce Chatter」はBlackBerry、Windows Mobileデバイス、iPhoneで利用できるので、企業およびその従業員は場所に関係なく、コミュニケーションを継続できます。

 

Salesforce Chatter:エンタープライズ・ソーシャルコンピューティング・プラットフォーム
「Salesforce Chatter」によってコンテンツ、アプリケーション、ユーザのすべてがソーシャルネットワークで交わされているコミュニケーションへ参加できるのと同じように、「Salesforce Chatter」のソーシャルプラットフォームによって開発者はあらゆるエンタープライズ・アプリケーションをソーシャル環境へ公開できます。

開発者は、「Salesforce Chatter」のソーシャルプラットフォームに用意されている事前定義済の豊富なソーシャル・コンポーネントを、「Force.com」ネイティブ・アプリケーションへ簡単に付加できます。「Salesforce Chatter」によって、「Force.com」プラットフォームで構築されている135,000のカスタムアプリケーションをソーシャル環境へ公開できます。「Salesforce Chatter」のソーシャルプラットフォームには、次のような機能が含まれています。

  • ・プロファイル:開発者はあらゆるアプリケーションにプロファイルを追加できるので、消費者向けWebサイトのソーシャルネットワーク・アプリケーションと同じ基盤を、エンタープライズ環境内にあるすべてのアプリケーションに適用できます。
  • ・ステータスの更新:開発者はすべてのカスタムアプリケーションにステータスの最新情報を追加できるので、ユーザはどのアプリケーション内でも、任意のオブジェクトやレコードについてのコミュニケーションを開始できます。
  • ・グループ:「Force.com」でネイティブに構築されたカスタムアプリケーションに「Salesforce Chatter」ソーシャルプラットフォームのグループ機能を付加できるので、すべてのカスタムアプリケーションでチーム・コラボレーションを実現できます。各ユーザは独自にグループを編成し、最新情報、ファイルおよびフィードを共有できます。
  • ・フィード:「Force.com」で構築されたすべてのカスタムアプリケーションへリアルタイムのフィードを簡単に追加し、リアルタイムに交わされている会話へあらゆるアプリケーションをプラグインできます。フィードでは、ソーシャル・コンテンツのステータス最新情報、「Force.com」プラットフォームでネイティブに構築されているソーシャル・アプリケーションおよび他のシステムやユーザへのインテグレーションがまとめられます。
  • ・ソーシャル・コンテンツ:開発者は、ドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションなどのコンテンツの共有が可能なアプリケーションを構築できます。
  • ・Chatter API:「Salesforce Chatter」ソーシャルプラットフォームには新しい一連のAPIが含まれています。これらのAPIにより、開発者はあらゆるアプリケーションから「Salesforce Chatter」のフィードへデータをプッシュできます。また開発者は自社運用型のソフトウェア・アプリケーションを含めあらゆるアプリケーションからデータを取得できるインテグレーションを簡単に構築できるので、すべてのアプリケーションをソーシャル環境のコミュニケーションに統合できます。
  • ・セキュリティと共有モデル:開発者は「Force.com」でのアプリケーション構築に使用しているものと同じセキュリティおよび共有モデルを利用できます。また、これらのアプリケーションはセールスフォース・ドットコムの信頼性の高いプラットフォームを基盤にしているので、ハードウェア、ソフトウェア、データセンターなどの購入やメンテナンスの手間は一切不要です。
  • ・Google開発者用ツールキット:セールスフォース・ドットコムがGoogle Apps用に開発した開発者用ツールキットとGoogle App Engineによって、開発者はGoogle Appsからのデータを「Salesforce Chatter」に取り込むカスタム・エンタープライズ・アプリケーションを構築できます。
  • ・Facebook開発者用ツールキット:セールスフォース・ドットコムが昨年のクラウドコンピューティング・イベント『Dreamforce』で発表した「Force.com for Facebook」は、「Force.com」プラットフォームとFacebookの間でセキュアな双方向通信を可能にする開発者用のツールキットです。開発者はFacebookからの情報をカスタムアプリケーションへ簡単に取り込めるだけでなく、まったく新しいFacebookアプリケーションを構築し、世界中で67,900社以上のユーザが活用しているセキュアな信頼のグローバル・インフラストラクチャで実行できます。
  • ・Twitter開発者用ツールキット:企業および開発者は、Twitter上のフィードをフィルタリングし、最適なフィードを「Force.com」のカスタムアプリケーションへ取り込めます。このような統合性によって、カスタムアプリケーションとTwitterからのリアルタイムのコンテンツの同期を図ることができます。

 

価格および提供時期

  • ・「Salesforce Chatter」は、現在のところ2010年に提供開始の予定です。サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。
  • ・「Salesforce Chatter」は、購入済の「Salesforce CRM」のすべてのエディションおよび「Force.com」に含まれます。
  • ・新しい「Chatter Edition」はユーザあたり月額50ドルで提供する予定です。このエディションには「Salesforce Chatter」、「Salesforce Content」および「Force.com」が含まれます。

 

その他の情報

  • ・その他の詳細はWebサイトhttp://www.salesforce.com/jp/chatterをご覧ください。
  • ・セールスフォース・ドットコムの最新情報はTwitterの@salesforceをご覧ください。

 

セールスフォース・ドットコムについて

グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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