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セールスフォース・ドットコム、Chatter.com始動

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2011年1月31日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

 

世界中のあらゆる企業が、企業内ソーシャルネットワークを導入可能に
従業員のメールアドレスでサインアップすれば、会社単位で、無償で利用可能
2011年2月6日、米国でChatter.comのテレビコマーシャルを放送-セールスフォース・ドットコム史上初

 

エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長:宇陀 栄次、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、「Chatter.com」の提供を開始したことを発表しました。「Chatter.com」は、すべての企業が無料で利用可能で、これにより企業内ソーシャルネットワークを構築して、コラボレーションを促進し従業員の生産性を高めることができます。「Chatter.com」の利用は、従業員が会社ドメインのメールアドレスを登録する手続きのみで開始できます。

「Chatter.com」は、プロファイルステータスの更新リアルタイムフィードなどFacebookやTwitterで一般化したソーシャル機能を備えており、ユーザはドキュメント、人、グループを “フォロー” できます。これによって、組織間の壁をなくして部門を横断したコミュニケーションを実現し、生産性を新たな次元へと高めます。

Chatter.com: 企業のコラボレーションを簡単に実現
「Chatter.com」により、企業内のユーザが簡単に同僚と連携し協業できるようになります。「Chatter.com」によって以下のようなことが促進されます。

  • 社内の専門家への問い合わせ
  • 離れた場所にいる従業員とのコラボレーション
  • 大容量ファイルを簡単に共有
  • 営業プレゼンテーションの準備
  • チームプロジェクトの管理
  • 機密性を要する案件の協議
  • 疑問への回答
  • 重要な情報の同僚との共有
  • 顧客の問題解決
  • マーケティングアイデアのブレインストーミング

Chatter: 企業と従業員の両方で飛躍的な生産性向上を実現
世界中の6,000超のセールスフォース・ドットコム ユーザに対して行われた顧客満足度調査の結果、経営者層は「Chatter」によってミーティング数が28%、メール量が32%減少し、従業員の生産性が向上したと回答しています。また調査対象となったユーザの半数近くが、必要な情報を以前より早く見つけられるようになったと答えています。

セールスフォース・ドットコムは、Chatterによる技術革新を通じて、従来の営業等の企業内組織の枠を超え、全社を網羅する従業員のコラボレーションを実現しています。現在、Dell社およびReed Exhibition社をはじめとする多くの企業が「Chatter」を全社規模で展開しています。

Chatter.com の米国テレビコマーシャル放送: 2011年2月6日
2011年2月6日(日)、「Chatter.com」を紹介するセールスフォース・ドットコム初のテレビコマーシャルが米国で放送されます。will.i.am 氏が監督・制作、セールスフォース・ドットコム社内マーケティングチームが共同制作にあたった2バージョンのスポットCMは、「Chatter.com」を通じたコラボレーションにより記録的な早さで完成しました。

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフは次のように述べています。 「Chatter.com の登場により、あらゆる企業で、これまで不可能だったことがチームワークで可能になるでしょう」
  • Dipdive Inc社のディレクタ兼エグゼクティブプロデューサーであり、「Chatter.com」のテレビコマーシャルを監督した will.i.am氏は次のように述べています。 「今回の2本のスポットCMの制作では、ドキュメント、台本、美術、ダウンロード、アップロードなど、Chatterを使ってすべてをクラウド環境でセキュリティを確保した上で共有し、コラボレーションを推進しました。チーム全体が一致団結すれば、どのような問題でも解決することができます」
  • Beagle Research 社のデニス・ポンブリアント(Denis Pombriant)氏は次のように述べています。 「途切れることのないメールとミーティングの連続は、長年にわたりビジネス上の創造性と生産性を妨げる問題となっていました。だからこそ、今回のChatter.com は非常に歓迎されるのです。Chatter.com によって、従業員が知識と経験を共有し、より多くの商談を成立させ、顧客の問題を解決できるようになるでしょう」
  • Trumpet Technologies 社のグロース&オペレーションズ担当VP、ラース・フィールドソー=ニールセン(Lars Fjeldsoe-Nielsen)氏は次のように述べています。 「どの企業でも従業員の生産性を高め、社内のコラボレーションを促進するためのツールは常に必要ですが、Chatter.com は全く新しいテクノロジーで、早く手にとって使い始めたく、待ちきれない思いです。Chatter.com によって部門間の壁を越えて従業員間のコラボレーションが促進されることで、より多くの商談を成立に結び付け、質の高いサービスをお客様へ提供し、社内全体を通じて生産性を高められるようになるでしょう。わが社にChatter.com を導入することで、速やかに様々な改善を実現できることと期待しています」

価格および提供時期

  • このたび提供開始した「Chatter.com」は、会社のメールアドレスを有しているユーザであれば、誰でも無償で利用できます。
  • 既存の「Salesforce Chatter」は、「Salesforce CRM」および「Force.com」を有償利用中のユーザであれば、無償で利用できます。
  • 既存の「Chatter Plus」ユーザライセンスには、Professional Edition、Enterprise Edition、Unlimited Editionがあり、いずれも1ユーザ当たり月額1,500円(税別)で利用できます。
  • 既存の「Chatter Free」は、セールスフォース・ドットコムの有償利用中のユーザ企業の全従業員が無償で利用できます。
  • セールスフォース・ドットコムのサービスのご購入を検討中のお客様は、現在利用可能な機能に基づいてご購入を判断くださいますようお願いいたします。

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