セールスフォース・ドットコム、Rypple社買収の最終合意に署名 - ソーシャルエンタープライズ向けHCM(人材管理)への第一歩

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2011年12月15日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。
2011年12月20日
株式会社セールスフォース・ドットコム


HCM市場参入への最初のステップ

Rypple社の次世代ソーシャルパフォーマンス管理アプリケーションをあらためて
Successforceとしてリリース

ジョン・ウーキー率いるHCMビジネスユニットを新たに編成

セールスフォース・ドットコムの既存製品の価値が増大

Facebook社、Gilt Groupe社、Spotify社をはじめとする世界数百社がRypple社の新しい
ソーシャルモデルを採用し、チーム間のゴール共有、優れた実績の評価、パフォーマンス向上を実現

エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長: 宇陀栄次)は本日、クラウドベースのソーシャルパフォーマンス管理ソリューションを提供しているRypple社の買収について、最終合意に達したことを発表しました。これにより、セールスフォース・ドットコムのソーシャルエンタープライズ向けHCM(人材管理)市場への参入が明らかになりました。セールスフォース・ドットコムは、「Rypple」を「Successforce」としてあらためてリリースするとともに、責任者をジョン・ウーキー(John Wookey)とするHCMビジネスユニットを新たに編成する予定です。また、Rypple社独自のソーシャルテクノロジーによって、セールスフォース・ドットコムの既存のコア製品の価値もさらに高められます。この取引は慣習的な締結条件にしたがい、2012年4月30日に終了するセールスフォース・ドットコムの第1四半期に完了する予定です。

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフは次のように述べています。
    「Rypple社と弊社は、ソーシャルエンタープライズを拡張し、ビジネスを行う環境を変革するという共通のビジョンを持っています。次世代のHCMは、単にクラウドを通じて提供するモデルではなく、ソーシャルの世界で従業員を探して、採用、管理し、その能力をさらに伸ばすことを可能にする、これまでより根本的に優れた環境を提供します」
  • セールスフォース・ドットコムのアドバンストアプリケーション担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ジョン・ウーキー(John Wookey)は次のように述べています。
    「加速し続ける弊社のソーシャルエンタープライズ戦略は、今日お客様が実現している広範囲にわたる変革と革新の根幹となっています。Successforceのリリースを通じ、弊社はまず世界中の数百万の従業員に高い価値をもたらす卓越したソーシャルパフォーマンス管理アプリケーションから、HCMの革新を進めていきたいと思います」
  • Facebook社CIO(最高情報責任者)のティム・キャンポス(Tim Campos)氏は次のように述べています。
    「従業員のパフォーマンス管理プラットフォームとして、私たちは最初からソーシャル環境向けに設計されているRyppleを選びました。今回Ryppleがセールスフォース・ドットコムのソーシャルエンタープライズ戦略に統合されたことを大変嬉しく思います」
  • Rypple社の共同創立者で共同CEOのダニエル・デボウ(Daniel Debow)氏は次のように述べています。
    「Ryppleは、ソーシャルとモバイルの両方を兼ね備え、企業のマネージャと従業員に楽しく使えってもらえるアプリケーションとして最初からデザインされています。このたび、世界に10万社以上の顧客を有するリーディング・ソーシャルエンタープライズ企業であるセールスフォース・ドットコムの一部となったことで、現在Ryppleによって優れたパフォーマンスを実現している世界数百のお客様のソリューションを強化できるだけでなく、さらにスケールアップして、これまで以上に多くのお客様へソリューションを提供できるようになりました」
  • Rypple社の共同創立者で共同CEOのディヴィッド・スタイン(David Stein)氏は次のように述べています。
    「私たちはチームパフォーマンスの科学を基盤に、コラボレーティブ性、透明性、リアルタイム性といったソーシャルネットワークの力を応用することで、人とその発揮する力を管理するための、まったく新しいモデルを創出しました。セールスフォース・ドットコムは、このような私たちの経験とノウハウをSuccessforceとして応用し、Ryppleに対するビジョンをさらに広げる機会を提供してくれました」

セールフォース・ドットコムがソーシャルエンタープライズのHCMを再定義
現在多くの企業が採用している従来のHCMソフトウェアは、人事部門を対象として30年前に設計されたもので、人材の採用に伴うコストとリスクを最小限に抑えるところに主眼が置かれています。それから数十年も経った現在もHCMソフトウェアは変わらない一方、人々が働く環境は劇的に変化しました。

現在のビジネス環境では、完全に透明で、すべての従業員が連携し、一丸となって会社の目標達成に向けて行動することをサポートし、パフォーマンスとリーダーシップを管理する新しいツールが必要とされています。ソーシャルエンタープライズおよび先進的なHR(人事)リーダーは、目標設定、フィードバック、評価、継続的な意見交換など、パフォーマンス管理が元来備えているソーシャル性に焦点を当てたRyppleのようなアプリケーションを採用することで、より効果的に自社のミッションを中心とした従業員の意思の統一を図っています。

今回Rypple社を買収し、RyppleをあらためてSuccessforceとしてリリースする予定を明らかにしたことは、HCM市場参入へのセールスフォース・ドットコムの姿勢を示しています。今後同社は、有能な人材の採用、チームの編成、従業員の能力開発、目標達成に向けた環境を革新する新しいソーシャルモデルによって、他の分野へもビジネスを広げていく予定です。

Successforceを含む新しいHCMビジネスユニットの統括責任者となる、セールスフォース・ドットコムのアドバンストアプリケーション担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのジョン・ウーキーは、Oracle社およびSAP社の上級管理職をはじめ、エンタープライズソフトウェアの分野で20年以上にわたる豊富な経験を有しています。

セールスフォース・ドットコムの既存製品の価値をさらに広げる
現在、ソーシャル革命が進んでいます。ソーシャルネットワークのユーザ数は、メールユーザ数を超えています。 ユーザがオンラインで過ごす時間の4分の1近くが、Facebookなどのソーシャルネットワークの利用です。また、インターネットへのアクセスも、デスクトップよりモバイルデバイスからの方が上回っています。現在、企業が競争力を保ち続けるためには、顧客および従業員とのコラボレーション、コミュニケーション、そして情報共有の環境を変革しなければなりません。セールスフォース・ドットコムは、ソーシャルエンタープライズ戦略によって、このようなソーシャル革命の様々な課題に応えています。

今回のRypple社買収を通じて、セールスフォース・ドットコムは既存の製品へいくつかのRypple社の次世代機能を統合する予定です。たとえば、ユーザは同僚へ感謝の意を伝えることや、バッヂの取得、評価の提供などをすべてSalesforce Chatter環境内で行えるようになります。また、現在Salesforceのコア製品(Sales Cloud、Service Cloud、Force.comプラットフォーム)を利用しているユーザは、新しい従業員フィードバックツールを統合し、ビジネスゴールの達成を促進するとともに、従業員ソーシャルネットワークの今後の成長を支援することができます。

Rypple社 - ソーシャルアプリケーションのパイオニア
2008年に創立されたRypple社は、マネージャとそのチームメンバーがより短時間で学習し、より優れたパフォーマンスを発揮することをサポートする、パフォーマンス管理への新しいアプローチを切り開いたパイオニアです。ソーシャルパフォーマンス・アプリケーションであるRyppleは、現在のビジネス環境、すなわちリアルタイムのビジネスをサポートできるように構築されています。Ryppleによって、チーム間で重要な優先項目を共有しながら、一貫して目標を達成していくために欠かせない継続的なフィードバック、コーチング、評価を行い、手間要らずの効果的なパフォーマンス管理を実現できます。行動科学における50年以上の経験を基盤に、従業員の仕事への意欲を保つことに焦点を当てたRypple社のソーシャルパフォーマンス・アプリケーションは、現在Facebook社、Gilt Groupe社、Spotify社をはじめとする世界数百の企業が導入しています。

Rypple社買収提案の詳細
この取引は慣習的な締結条件にしたがい、2012年4月30日に終了するセールスフォース・ドットコムの第1四半期に完了する予定です。この取引による2013年度の売上への実質的な影響はない見込みです。セールスフォース・ドットコムは、2月の第4四半期カンファレンスにおいて、2013年度のEPSガイダンス(1株あたり利益予想)を発表する予定です。

Ryppleについて
Webベースのソーシャルパフォーマンス管理ソフトウェア Ryppleによって、企業のマネージャおよび従業員は、ソーシャルゴール、継続的なフィードバック、また有意義な評価を通じてパフォーマンスを高めることが可能になります。透明な実績主導型の業務風土を確立できるように構築されているRyppleは、従来のパフォーマンスレビューに代わる簡単なソーシャルおよびコラボレーティブなアプローチを提供するので、ユーザは現在の自分の現在の状況を常に確認できるとともに、目標達成についての説明責任を確保できます。これまでに、Facebook社、Gilt Groupe社、Kobo社、Mozilla社、Rackspace社をはじめ、世界数百の企業がRyppleを導入しています。Ryppleを提供するRypple社は、Bridgescale Partners社、Edgestone Capital Partners社、Peter Thiel社およびエンジェル投資家のベテランチームの投資によって、2008年に設立されました。同社の詳細は、Webサイトwww.rypple.comをご覧ください。

セールスフォース・ドットコムについて

グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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