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パトリック・ペラタ、セールスフォース・ドットコムのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼 CAO (最高自動車業界責任者)に就任

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2012年9月10日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

 

自動車業界を牽引してきたリーダーが、業界の更なるソーシャル革命を推進

エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長:宇陀 栄次、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、同社のエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CAO(最高自動車業界責任者)として、パトリック・ペラタ(Patrick Pelata)氏を迎えたことを発表しました。同氏はグローバルエンタープライズ担当プレジデントであるブレア・クランプ(Blair Crump)に直属し、セールスフォース・ドットコムの、自動車業界向けのソーシャルクラウド・テクノロジーおよびモバイルクラウド・テクノロジー提供における戦略統括責任者としての役割を担います。

同氏は、日本の日産およびフランスのルノーなどグローバルな自動車業界で28年間の豊富な経験を有し、製品面と管理面でリーダーとしてイノベーション(革新)を推進してきました。直近では、ルノーのCOO(最高執行責任者)として、ルノー・日産グループの「コネクテッドカー」ビジネスのイニシアティブを主導していました。

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフは次のように述べています。
    「ソーシャル革命によって、自動車業界では次世代のコネクテッドカーを通じてこれまで以上に顧客との緊密なつながりを確立できる、画期的な機会が創出されました。自動車業界の未来はソーシャルにあります ―― このような自動車業界へ向けた当社の戦略を主導する人物として、パトリック氏以上の適任者はいないと確信しています。」
  • セールスフォース・ドットコムのCAO(最高自動車業界責任者)兼EVPとなったパトリック・ペラタは次のように述べています。
    「Forbes誌が世界で最も革新的な企業と評するセールスフォース・ドットコムに迎えられたことを大変嬉しく思います。セールスフォース・ドットコムは、企業が従業員、顧客、パートナーは言うに及ばず、自動車そのものとつながることさえ可能な環境を実現することから、自動車業界の戦略パートナーとして非常に大きな可能性を有する企業です。セールスフォース・ドットコムの一員として活動できることを楽しみにしています。」

パトリック・ペラタ略歴

  • セールスフォース・ドットコムに迎え入れられる前、同氏は日産およびルノーにおいて様々な役職を歴任してきました。 1999年にルノーと日産のアライアンス関係が結ばれたとき、同氏はカルロス・ゴーン氏と共に日産再生を担う3人の役員の1人として、ルノーから日産に派遣されました。日産では製品および設計戦略の担当EVPとして、米国市場およびアジア市場に焦点を当て、日産およびインフィニティ(日産の海外向け高級車ブランド)の製品およびブランドの復興を実現した立役者の1人として、精力的な活動を展開しました。さらに、同氏は日産の欧州地域の責任者も務めました。
  • ルノーでは、新興市場の拡大および、電気自動車(EV)の製品戦略を推進すると共に、COO(最高執行責任者)として2008~2009年の世界金融危機の間、グローバルビジネスの統括責任者を務めました。
  • フランスのEcole PolytechniqueおよびEcole des Ponts(いずれも理工系高等教育機関)をエンジニアとして卒業。PhD取得(社会経済学)。