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セールスフォース・ドットコム、ガートナーのマジック・クアドラントでソーシャルCRM部門の「リーダー」評価を獲得

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2012年10月17日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

 

Avon社、Kimberly-Clark社、Thomson Reuters社をはじめとする大手企業がSalesforceを活用しソーシャル時代における顧客関係の変革を実現

エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコム (日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都港区、代表取締役社長: 宇陀栄次) は本日、ガートナーが9月27日に発表した2012年の「Magic Quadrant for Social CRM (ソーシャルCRMマジック・クアドラント)」において、セールスフォース・ドットコムが「リーダー」の評価を獲得したことを発表しました。ガートナーは、ソーシャルCRMを「セールス、マーケティング、カスタマーサービスの機会を創出し、オンラインコミュニティにも価値をもたらすビジネス戦略」と定義しています。セールスフォース・ドットコムは、ソーシャルCRM部門のリーダー・クアドラントに含まれるベンダーのなかでも最も高いリーダーシップを示すポジションに位置づけられました。

ガートナーのレポートでは次のように述べられています。「ソーシャルCRMマジック・クアドラントにおけるリーダーは、2つの特性を備えています。第一に、そのソフトウェアが企業とオンラインコミュニティの両方にメリットをもたらすことです。リーダーは優れたROIを実現し、KPI(重要業績評価指標)をサポートすることで企業にメリットをもたらすと同時に、ユーザに対しては会話やコミュニティへ参加することで何らかの価値を得られるという信頼を提供できなければなりません。第二に、リーダーのソリューションは複数のCRMプロセスをサポートすると共に、特にそのソーシャルCRMソリューションは相応の大きな収益をもたらすことが必要です。」

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムのテクノロジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、パーカー・ハリス (Parker Harris) は次のように述べています。
    「マジック・クアドラントにおけるセールスフォース・ドットコムの位置づけは、当社の業界におけるリーダーシップと絶え間ないイノベーションがあらためて認められた結果であると捉えています。ビジネスのソーシャル化を実現する当社のソリューションは、すべての企業が顧客、パートナー、従業員とこれまでとはまったく違う新しい手法でつながることを可能にします。」

"Business is Social”:ビジネスのソーシャル化で企業と顧客の関係を革新
現在、世界中でソーシャル革命が進んでいます。ソーシャルネットネットワークのユーザ数は全世界で45億人以上を数え、FacebookやTwitter、LinkedInなどで毎日交わされている会話は1億5,000万を超えます。

しかし、ソーシャル革命はもはや消費者だけのものではなく、今日すべての企業のカスタマーリレーションに革命的な変化をもたらしています。たとえば、Facebookにおいてフォーチュン100企業のファンの数は123%の成長率で増加している一方、Webサイトのトラフィックは右肩下がりで減少しています。IDC社のレポートによると、企業のソーシャルネットワーク関連の支出は47%増加しており、すべてのテクノロジー分野を通じて最も急成長している分野になっています。また2012年のIBM CEO調査では、ソーシャルは企業が従来の手法に替えて顧客エンゲージメントに利用する主要な2つの手法の1つになるとされています。また、2012年のMcKinsey Global Instituteによる調査では、ソーシャルテクノロジーを採用している企業は70%に上り、これらのソーシャルテクノロジーは1兆3,000億ドルのビジネスバリューを生み出す可能性を有しています。

ソーシャルおよびモバイルのイノベーションにおいて確固とした実績を誇るエンタープライズ・クラウドコンピューティングのリーダーとして、セールスフォース・ドットコムは企業が自社と顧客、パートナー、従業員、製品をこれまでとまったく違う新しい手法でつなぐためのソリューションを提供します。セールスフォース・ドットコムのサービスによって、企業は、その販売、カスタマーサービス、マーケティング、コラボレーションのプロセスを変革することが可能になります。

  • FacebookやLinkedIn、Twitter、YouTubeなどのソーシャルメディア・サイトから得られるソーシャルインテリジェンスを活用し、これまで以上に効果的に営業活動を展開できます。
  • Service Cloudによって、企業がソーシャル・コンタクトセンターやセルフサービス・コミュニティなどを通じてソーシャル環境で顧客とつながることを可能にします。ソーシャルネットワークやモバイルデバイスなど、あらゆる場所で顧客とコミュニケーションを図ることができる環境を実現します。
  • Marketing Cloudによって、ユーザはソーシャルアナリティクスから得る知見をソーシャル・マーケティングキャンペーンに活用し、ソーシャルネットワーク上のコネクションを実際の顧客へとつなげることが可能になります。
  • 企業内ソーシャルネットワークSalesforce Chatterによって、業務プロセスにおける従業員間の連携を強化し、商談、サービスケース、マーケティングキャンペーン、ファイルなど様々な部分でコラボレーションを実現できます。

「Gartner Magic Quadrant for Social CRM」の閲覧(英語版、要登録): http://bit.ly/MQSocialCRM

セールスフォース・ドットコムのサービスの主な受賞歴

  • CRM Magazine誌の2012年8月号において、Sales Cloudを含めセールスフォース・ドットコムが「Enterprise Suite CRM」、「Midmarket Suite CRM」、「Sales Force Automation」の各カテゴリで「2012 Market Leader Awards」を受賞。
  • 2012年9月、Facebook 社が投資レベルの最も高いデベロッパーに認める戦略的認定マーケティングデベロッパー(PMD: Preferred Marketing Developer )プログラムでSalesforce Marketing Cloudを指定。
  • 同じくCRM Magazine誌において、Service Cloudが「Customer Case Management」と「Web Support」の2つのカテゴリで「2012 Service Leader Awards」を受賞。
  • セールスフォース・ドットコム導入企業のSymantec Corporation 社およびCorel 社が、「Customer Service」のカテゴリで「2012 Gartner & 1to1 Media CRM Excellence Awards」を受賞。
  • 上記Corel社および同じくセールスフォース・ドットコム導入企業のKLM Royal Dutch Airlines社も、先頃CRM Magazine誌の『2012 CRM Service Elite Awards』を受賞。

その他の情報

マジック・クアドラントについて
ガートナーは、マジック・クアドラント内に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また「リーダー」クアドラント内に位置付けられたベンダーのみを選択するようテクノロジーの利用者に助言するものではありません。ガートナーのリサーチ内容はガートナーのリサーチ部門の見解であり、事実の記述であると解釈することはできません。 ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。