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セールスフォース・ドットコムとオラクル、新たな戦略的パートナーシップを発表

(本資料は米国2013年6月25日にオラクル・コーポレーションより発表された プレスリリースの抄訳です)

 

~Salesforce.comとオラクル・クラウドの連携で両社が合意~
2013年6月25日 カリフォルニア州レッドウッドショアズ発

・セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)とオラクル(NASDAQ:ORCL)は本日、今後9年間に渡り、クラウドコンピューティング、アプリケーション、プラットフォームおよびインフラストラクチャというクラウドコンピューティングの3つの階層のすべてに渡り、包括的なパートナーシップを結ぶことを発表しました。

・今後、セールスフォース・ドットコムはオラクルのオペレーティングシステム「Oracle Linux」、エンジニアド・システムズ「Exadata」、「Oracle Database」および「Java Middleware Platform」をベースに標準化を図っていく計画です。一方、オラクルはセールスフォース・ドットコムを「Oracle Fusion HCM Cloud」および「Oracle Fusion Financial Cloud」に統合するとともに、セールスフォース・ドットコムのアプリケーションとプラットフォームにコア技術を提供する予定です。同時に、セールスフォース・ドットコムでは全社的に「Fusion HCM」と「Financial Cloud」のアプリケーションを導入していきます。

・今回の提携に関して、セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOであるマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は、次のように述べています。
「ラリーと私はセールスフォース・ドットコムとオラクルのクラウドを統合させる必要があるという点で合意しました。セールスフォース・ドットコムのCRMとオラクルの 『Fusion HCM Cloud』や『Fusion Financial Cloud』を統合することによって、salesforce.comのシンプルさとオラクルのパワーを兼ね備えた最高の製品やサービスをそれぞれの分野で 提供できます」

・オラクルのCEOであるラリー・エリソン(Larry Ellison)は、次のように述べています。
「今後、セールスフォース・ドットコムと協力して、両社のクラウドが統合されることに大いに期待をしています。企業は迅速かつ低コストでの導入を期待してクラウド・アプリケーションを選択します。同時に、ベンダーが違っていてもアプリケーションを一体化でき、導入後すぐに稼働できることも求めています。マークと私は、セールスフォース・ドットコムとオラクルの両社が協力してこうした要望に応え、salesforce.comとオラクル・クラウドが統合することに大きな意味があると確信しています」

・セールスフォース・ドットコムの共同創業者兼エグゼクティブ・バイスプレジデントであるパーカー・ハリス(Parker Harris)は、次のように述べています。
「salesforce.com では1日10億件を超える複雑なトランザクションを処理しており、『Oracle Linux』や 『Exadata』のインフラを採用することによって当社の業務が一層効率化されることは、お客様にとっても大きなメリットになります。当社のデータセンター全体にエンジニアド・システムズである『Exadata』を導入することで、ハードウェアからフロアスペース、エネルギーにかかるコスト全体を大幅に削減すると同時に、お客様に対してさらに優れたパフォーマンスや信頼性を提供できます」

●セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコム(NYSE: CRM)は顧客リレーション管理(CRM)ソフトウェアの世界的なリーダー企業です。詳細についてはwww.salesforce.comをご覧ください。

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。 *本発表に関する日本での対応は未定です。