【米国リリース抄訳】
※当資料は、2013年10月15日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

2013年10月17日

様々なアプリケーションをあらゆるデバイスで利用することを可能にする統合型IDサービス

世界シェアトップ* のCRMプラットフォームを提供する米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 宇陀栄次)は本日、ID管理ソリューション「Salesforce Identity」の一般提供を開始したことを発表しました。Salesforce Identityは、企業の従業員、顧客、パートナーがあらゆるデバイスであらゆるアプリケーションを利用することを可能にする統合型のID管理ソリューションです。Salesforce Platformを基盤に構築されているSalesforce Identityによって、アプリケーションやデバイスごとに設定されたID管理の複雑さが解消され、CIO(最高情報責任者)はあらゆるWebアプリケーションとモバイルアプリケーション、オンプレミス(自社運用型)アプリケーションを通じ、シンプルでありながら高い生産性を発揮するカスタマイズされたユーザエクスペリエンスを提供することが可能になります。すでに多数の「カスタマーカンパニー」(ソーシャル・モバイル時代に即した顧客志向を実現することで成長力を高める企業)が、Salesforce Identityによって増加するアプリケーションとデバイスを一元管理し、ビジネスにおけるコミュニケーションとデータへのアクセス環境を変革しています。

本ニュースに関するコメント

セールスフォース・ドットコムのSalesforce Platform担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、マイク・ローゼンバウム(Mike Rosenbaum)は次のように述べています。
「多様なアプリケーションとデバイスの登場によって、ビジネスにおけるコミュニケーションとデータを共有する環境が激変し、従来企業内に存在した情報の壁はなくなりつつあります。Salesforce Identityによって、CIOはクラウドプラットフォーム上の単一のIDソリューションを通じて、こうした企業内の変革を促進することが可能になります。」
Sierra ClubのIT担当ディレクタ、デイヴ・サイモン(Dave Simon)氏は次のように述べています。
「草の根運動を展開するSierra Clubは世界最大の環境保護団体にまで成長しましたが、世界210万のメンバーと支援者の活動をサポートしそれぞれをつなげることは、私たちの成功にとって非常に重要な意味を持ちます。このようにメンバーをつなげ、それぞれの環境保護活動で有意義なコミュニティを構築する上で、Salesforce Identityは大きく貢献してくれるでしょう。」
IDC社のIDおよびアクセス管理BuyerPulse担当リサーチディレクタ、サリー・ハドソン(Sally Hudson)氏は次のように述べています。
「当社は、2017年までに世界のIDおよびアクセス管理市場は69億ドル規模にまで成長すると予想しています。BYOD(個人所有機器の業務利用)や他のコンシューマライゼーションのトレンドと、クラウドやSaaSによる従来型のITソフトウェアの提供環境の変化が組み合わさったことで、ID管理に対する企業のアプローチは大きく変化しつつあります。今日、企業にとって、顧客、従業員、パートナーで構成されるビジネスエコシステムを効果的に連携させることは不可欠であり、このような成長を管理できるシンプルなIDソリューションが求められています。」

従来のID管理ソリューションでは、重要なビジネス情報への従業員アクセスについて、誰が何へどのようにアクセスできるのかという境界が明確に規定され、CIOはこれらのソリューションを使用して限られた数のオンプレミスアプリケーションとデバイスへのアクセスを管理していました。しかしクラウドとモバイルの普及によって、従来のソリューションでは管理できない、サポートされていない幅広い範囲の新しいアプリケーションとデバイスが登場し、企業・組織のIT部門は別個に存在する多数のIDを管理することを余儀なくされています。別々のIDによって管理される複数のアプリケーションによって、ユーザの生産性が低下する結果につながっています。またIT部門が把握していないアプリケーションやデバイスを通じて従業員が顧客やパートナーとつながることによって、エンタープライズ環境全体を通じた管理の複雑さとさらなるIDの増加を招いています。このような新しい環境において、増加するアプリケーション、デバイス、ビジネス情報へアクセスするIDを一元管理できる統合されたIDソリューションが企業には不可欠です。

Connected World (つながる世界)に対応したIDサービス
一般提供が開始されたSalesforce Identityによって、すべての従業員、顧客、パートナーがあらゆるデバイスであらゆるアプリケーションを利用することが可能になります。たとえばCIOは同一の管理コンソール上でカスタム・モバイルアプリケーションとオンプレミスアプリケーションのプロビジョンを実行でき、従業員は1回のログインでSalesforceからConcur、Dropboxまで、必要なすべてのアプリケーションへアクセスできます。また自社の従業員が使用しているビジネスアプリケーションに対して、従業員と同じレベルのアクセス権をパートナーに付与することも可能になります。従業員による指定のデバイスからモバイルアプリケーションへのアクセスは、従業員が辞めると直ちに無効化されます。企業の個人顧客は、FacebookのログインIDを使用して企業が提供する消費者向けアプリケーションへアクセスでき、そのプロファイルとアクティビティが記録に残るので、営業やサービス提供、マーケティングなどに活用できます。

信頼性の高いプラットフォームを通じてIDサービスを提供
Salesforce Identityによって、CIOはすべての従業員、顧客、パートナーを網羅したコネクテッドアプリケーション戦略を、Salesforce Platformから直接実装できます。連携のないサイロ化されたIDインフラストラクチャを構築し統合するのではなく、企業はすでに利用している信頼性の高いSalesforceのクラウドプラットフォームから、すべてのアプリケーション、デバイス、IDを一元管理することが可能になります。Salesforce Identity は、IDの管理と透明性の確保にCIOが必要とする次のような機能を提供します。

クラウドディレクトリ:自動ユーザプロファイル管理、ワークフロー、コンプライアンス向上のための委任管理を含む、拡張性に優れたディレクトリサービスを提供します。
ディレクトリの統合: Salesforce Identity Connectが、カスタマイズなどの必要なしに既存のディレクトリ(Active Directoryなど)をサポートします。
レポーティングとダッシュボード:ドラッグ・アンド・ドロップ式のツールによってレポートやダッシュボードを簡単に構築したりカスタマイズしたりすることで、複数のアプリケーションにわたる利用状況やアクセスパターンを把握できます。
複数の要素に基づく認証:ログイン時や重要なリソースへのアクセス時に、追加のセキュリティ層を設けます。

エンドユーザは安全で簡素化された環境であらゆるデバイスからあらゆるアプリケーションへアクセスすることによって、より俊敏に行動し、生産性を高め、他のユーザや製品とつながることが可能になります。

シングルサインオン:あらゆるWebアプリケーション、モバイルアプリケーション、オンプレミスアプリケーションへの標準ベースのシングルサインオンによって、利便性とセキュリティが高まります。
モバイルID:Salesforce CRMアプリケーションおよびSalesforce Platform Mobile Servicesで構築されたカスタムアプリケーションへの認証およびモバイル固有のポリシーを提供します。
ソーシャルコラボレーション:Salesforce Chatterおよび他のソーシャルフィード(Salesforce Identityへ直接組込み)を通じ、社内外の迅速なコラボレーションを実現します。
ソーシャルサインオン:顧客および見込み客はFacebookやGoogle、Amazon、Paypalなど広く普及しているソーシャルプロバイダで使用している自分のIDを利用できます。

従来のID管理ソリューションとは違い、Salesforce Identityはコネクテッドワールドの変化するニーズへ応えられるように構築されていると共に、カスタマイズ可能で、高い拡張性備えています。

オープンAPI:SAML、OAuth、OpenID Connect、SCIMを含むすべての主要なオープンID標準をサポートしています。
ブランディング可能なIDサービス:簡単にカスタマイズ可能なログイン、セルフ登録、フェデレーション(連携)サービスなどを通じ、企業のブランドをセキュアな環境で拡張します。

Salesforce Platform - 世界No.1のクラウドプラットフォーム
エンタープライズ・アプリケーション構築のための高い信頼性を誇るクラウドプラットフォームSalesforce Platform は、Salesforce CRM、AppExchangeに公開されている1,900のパートナーアプリケーション、ユーザが構築した300万以上のカスタムアプリケーションをサポートしています。現在世界で100万人以上の開発者とビジネスアナリストがSalesforce Platform によって短期間でアプリケーションを構築し、あらゆるデバイスに展開しています。 様々な消費者向けアプリケーションの爆発的な普及を後押ししているものと同じサービス、フレームワーク、エコシステムを背景に、Salesforce Platform は企業にアプリケーション革命をもたらし、顧客、パートナー、従業員、製品のすべてとこれまでとは違うまったく新しい手段でつながる「カスタマーカンパニー」の実現を支援します。

価格および提供時期

Salesforce Identityはすでに一般提供が開始されており、Salesforce Sales Cloud、Salesforce Service Cloud、Salesforce Communities、Force.com、Chatter PlusのEnterprise EditionライセンスおよびUnlimited Editionライセンスに含まれています。
Salesforce Identityの基本料金はユーザあたり月額5ドルで、次の機能が含まれています: シングルサインオン、モバイルID、Salesforce Chatter、ユーザおよびアクセス管理、クラウドディレクトリ、複数の要素に基づく認証、レポーティングとダッシュボード、ブランディング可能IDサービス、ソーシャルサインオン
現在使用している既存のIDディレクトリを、ユーザあたり月額1ドルでSalesforce Identityライセンスへ追加することが可能です。これにはプロビジョンとシングルサインオンを実現するActive Directoryコネクタ「Salesforce Identity Connect」が含まれています。
大規模導入ユーザおよびSalesforce Communitiesのパートナー環境向けに、スケーラブルなログインベースの料金も用意されています。

その他の情報

Salesforce Identityの詳細: http://www.salesforce.com/jp/platform/identity/
Facebook: http://www.facebook.com/SalesforceJapan
Twitter: @SalesforceJapan