セールスフォース・ドットコム、 開発者向けにインテリジェントなアプリ開発を支援するサービスを発表

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2017年6月28日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

2017年6月29日
株式会社セールスフォース・ドットコム

グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出伸一)は、開発者向けにインテリジェントなアプリ開発を支援するサービスを発表しました。6月28-29日に米国サンフランシスコで開催された「TrailheaDX」において発表されました。

エンタープライズアプリの開発者にとって、ユーザーにどれだけ普及し、ロイヤリティが得られるかがアプリの成功を計る重要な目安となります。今日のビジネスユーザーは、日ごろ個人的に慣れ親しんだアプリと同様のインテリジェントでパーソナライズされた体験を業務用アプリにも求めています。こうした期待に常に応えていくために、開発者には最新のAIテクノロジーを簡単にアプリに取り込めるような画期的なプラットフォームが必要です。米調査会社IDCによると、2020年までにはアプリ全体の80%にAIコンポーネントが搭載されるようになると予想しています[[1]]。本日、セールスフォース・ドットコムは、同社が提供するAI「Einstein(アインシュタイン)」によってAIを「民主化」し、誰でも素早くアプリを開発できるようになります。

AIに対応したカスタマーエクスペリエンス開発を可能にする、Einstein Platform Serviceを発表
AIが搭載された初の総合エンタープライズCRMであるSalesforce Einsteinは、すべてのSalesforceアプリをよりインテリジェントにします。これにより、ビジネスユーザーは生産性を高め、予測に基づいて個別化したカスタマーエクスペリエンスが提供できるようになります。また、Einsteinは中核機能としてSalesforceのプラットフォームに組み込まれているため、開発者はEinstein Platform Serviceを利用してAI機能を搭載した独自のCRMアプリを素早く開発することもできます。今回Einstein Platform Serviceを拡張したことで、開発者はそれぞれのビジネスニーズに合った独自のディープラーニングモデルを作り出せるようになります。

  • Einstein Sentiment:開発者は見込客の電子メールやソーシャルメディアの投稿、カスタマーレビューやメッセージボードまで、あらゆるテキストのトーンをポジティブ、ネガティブ、ニュートラルに分類し、顧客の態度についてのインサイトを素早く入手し、適切なアクションを取ることができるようになります。例えば、航空会社であれば、Einstein Sentiment(アインシュタイン センチメント)を使ってツイートやソーシャルメディアの投稿を分析して、全般的なインプレッションの把握や、サービス部門の対応が必要なネガティブな投稿を優先的に抽出できるような独自アプリを開発することが可能です。
  • Einstein Intent:開発者が顧客からの問い合わせに対し、潜在的な意図を分類して自動的に見込み客リストに入れたり、サービス部門の対応に回したり、マーケティングキャンペーンをパーソナライズしたりすることができるようになります。小売店であれば、Einstein Intent(アインシュタイン インテント)を利用してカスタマーサポートに入ってきた問合せを自動的に分類し、配送トラブルが生じている顧客を特定し、先を見越してサポートメッセージを送信したり、配送状況を追跡したりすることができるカスタムアプリを開発することができるようになります。
  • Einstein Object Detection:開発者は、ひとつの画像に含まれるオブジェクトを認識し、場所、サイズ、オブジェクトの数を検知するモデルを学ぶことができます。Einstein Object Detection(アインシュタイン オブジェクト ディテクション)は、顧客向けフィールドサービス、在庫管理、店舗の棚占有率改善のためのアプリに応用できます。例えば、飲料メーカーの場合、小売店の商品棚の写真を分析し、商品点数をカウントして必要数を計算して新規発注を行うところまでを自動的に行うことで、在庫管理やフィールドサービス業務を効率化することができます。

Salesforce Trailheadによる開発者エコシステムの拡大を推進‐Atlassian、Github、Salesforce から新規トレイルを導入
Trailheadはセールスフォース・ドットコムが提供するゲーミフィケーションを取り入れたインタラクティブなオンラインラーニングプラットフォームです。Trailheadのガイダンスに従って、ユーザーは無料で開発スキルを身に付けることができます。現在までに、セールスフォース・ドットコムの開発者コミュニティを構成するTrailblazers(道を拓く先駆者=トレイルブレイザー)は急速に拡大し、400万人を超えるまでになりました。Trailblazerは、トレイルが終了するごとに資格を証明する「バッジ」を受け取ります。2014年の開始以来、Trailblazersが獲得したバッジは250万個を超え、需要のある仕事のスキルセットに直接繋げることができています。

  • Atlassian:現在では高品質なソフトウェアの開発や納品において、チーム開発では市場の動向に合わせて素早く開発を進め、常に改善を図ることができるアジャイルソフトウェア開発が標準となっています。Atlassianは代表的なアジャイルソフトウェアプロバイダーとして、開発部門向けのアジャイル開発の歴史や文化、基礎の教育に力を入れています。Trailheadを利用して、開発者はあらゆるアジャイル開発チームで成果を上げるために役立つ貴重なインサイトを得ることができます。このトレイルではAgile BasicsAgile Frameworks(Scrum and Kanban)などのバッジが新たに取得できます。
  • GitHub:シームレスなコラボレーションとソースコード管理は、開発チームの成功のために不可欠です。GitHubでは2,200万人もの開発者が協力してソフトウェア開発を行っています。Git (GitHubのベースとなるコード) およびGitHubを利用して、開発者はコード開発で協力し合いながらバージョン管理を行うことができ、それぞれのソフトウェア開発技術を高めていくことができます。GitHubが新たに提供するTrailheadのGit and GitHub Basicsバッジを通じて、誰でもGitHubエコシステムの活用方法、ベストプラクティスを活用した共同でのコード開発方法を学び、Gitを徹底的に理解することができます。
  • Salesforce:Salesforceプラットフォームでは、さまざまなUnified Platform Serviceを利用して、あらゆるアプリの開発や拡張、運用管理を行うことができます。今回新たにSales Cloud PlatformService Cloud PlatformSummer ‘17 ReleaseLightning Data ServicesPlatform EventsSalesforce DXなどのバッジが加わります。

誰もが連携して素早くアプリ開発が行えるSalesforceの開発者向けUnified Platform Service
インテリジェントなアプリに対する需要が高まるにつれて、開発者には大幅なスピードアップが求められています。Salesforceの新たなUnified Platform Serviceによって、開発者は全社的な連携を高め、セールス、サービス、マーケティング、コマースのそれぞれの分野向けにインテリジェントなアプリを素早く開発できるようになります。

  • 新しいプラットフォームイベント:開発者は位置情報、決済情報、顧客情報などSalesforceのデータに基づいてワークフローの自動化やカスタムトリガーの構築により、業務の生産性と効率を高めることができます。Salesforceと顧客システムとの統合性をこれまで以上に高めることで、開発者はOutbound MessagingやApexコールアウトを含めた他の統合オプションの既存機能を拡張できるようになります。例えば、顧客の注文を受けると出荷されるよう外部の配送アプリへの通知トリガーを作成して、すべての作業がリアルタイムに近い形で行われるようにできます。
  • Salesforce DX オープンベータ版:個人でもチームでも、開発者は誰でもSalesforceアプリのライフサイクル全体に対してコラボレーションや運用管理、開発を行うことができます。開発者が好むHerokuの開発環境にForce.comのローコード(少ないプログラミングでシステム開発を可能にする)の機能を組み合わせることで、Salesforce DXはSalesforce のプラットフォーム上で開発されたカスタムソフトウェアのパッケージや実装、メンテナンスを完全に作り変えることができます。

価格と提供開始時期について

  • Einstein Sentiment およびEinstein Intentは現在ベータ版を提供しています。価格についてはAPIの一般提供を開始次第発表します。
  • Einstein Object Detectionはパイロット版です。価格についてはAPIの一般提供を開始次第発表します。
  • Platform Eventsは一般提供を開始しています。価格は処理データ量に応じて異なります。
  • Salesforce DX Open Betaはパブリックベータ版を提供しておりますが、販売は開始していません。
  • Atlassian、GitHubおよびSalesforceの新しい開発者向けトレイルは、http://trailhead.salesforce.comにて、無料でご利用いただけます。

その他の情報について

セールスフォースのソーシャルメディア

  • Facebook:http://facebook.com/salesforceJapan
  • Twitter:@salesforcejapanや@salesforcedevjp
  • 将来の業務に必要なスキルを身に付けるには、https://trailhead.salesforce.com/ をご覧ください。

[1] “IDC FutureScape: Worldwide IT Industry 2017 Predictions” by IDC
[1] IDC「IDC FutureScape: Worldwide IT Industry 2017 Predictions(世界のIT業界予測2017年版)」

セールスフォース・ドットコムについて

グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

© 2017 salesforce.com, all right reserved. Salesforce、Salesforce1、Heroku、その他はsalesforce.comの商標です。 本プレスリリースに記載されているその他の商標は各社に属します。