グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出 伸一)は、パイプラインの構築や商談の成立からビジネス拡大まで、営業サイクルを構成するすべてのステップにAIを組み込んだ次世代のSales Cloud Einsteinとなる「Sales Cloud Einstein Forecasting(以下、Einstein Forecasting)」を発表しました。Einstein Forecastingは、営業サイクルのそれぞれのステップでより正確に収益予測をあげるための見える化とインテリジェンスを提供します。さらに、Einstein Opportunity Scoringは、価値の高い案件を自動的に優先度をつけ、Einstein Email Insightsは最も重要な電子メールを自動的に洗い出すことで、よりスピーディかつスマートな営業活動を支援します。

Einstein Forecastingを発表
営業部門のトップからCFOに至るまで、Einstein Forecastingはビジネスの予測性を高める画期的な新技術を提供します。営業マネージャーは依然としてスプレッドシートや時代遅れのシステムに頼って売上予測を行っているため、正確性を欠き、それが業績の低迷や連動性のない業務につながっています。実際、予測どおりに成約に至る案件は半分にも満たないのが現状で、営業チームはノルマを達成できず、売上目標に到達することができないという結果になっています。

Einstein Forecastingは、これまで蓄積された企業のCRMデータを活用することで、完全に自動化されたすぐに使えるソリューションで、勘や推測ではなく実値にもとづいた予測を立てることが可能になります。機械学習のデータマイニングやデータサイエンスを合わせることで、Einstein Forecastingは季節的な要因やこれまでの実績の営業活動といった重要な項目を分析・実施・把握し、一人ひとりの収益をより高精度に予測します。また、Einstein Forecastingは、個人やチームの行動予測を含む自主学習のアルゴリズムと、顧客が楽観的なのか悲観的なのか、またターゲットであるかどうかを分析し、営業マネージャー向けに客観的な分析を作成することができます。加えてEinsteinは、それぞれの予測の背景にあるデータを言語に翻訳し、営業マネージャーはどれだけの売上が期待でき、なぜその予測ができるのかを正確に把握できるようになります。

Einstein Forecastingを活用することにより、たとえば保険会社の地域マネージャーは、自分のチームが当期の売上目標を達成できそうか、失いかけている案件がないかなど、ダッシュボードをひと目見るだけで把握することが可能です。Einstein Forecastingによる予測にもとづいて、地域マネージャーや営業マネージャーは、営業担当者と早めに手を打ち、期末を迎える前にテコ入れすることができます。さらに、この保険会社が新規市場への事業拡大を図るにあたって市場開拓費用を捻出できるかどうか確信が持てない場合、CFOはEinstein Forecastingを素早くタップして、会社として新たな地域に費やす十分な資金が当月、あるいは当期中に得られるかどうかを予測することができます。

さらにセールスフォース・ドットコムは営業担当者が常に最重要案件に重点的に取り組むことができるよう、Einstein Opportunity Scoring と Einstein Email Insightsも提供します。

●Einstein Opportunity Scoring:Einstein Opportunity Scoringは、大規模案件やエグゼクティブ案件など、見込み客の洗い出しから商談の特定、最も価値の高い案件の優先順位付けをSales Cloud内でダイレクトに行います。さらに、価値の高い案件と特定された商談については、危機的状況に陥らないようEinsteinが継続的に進捗状況を監視するため、営業担当者は常にピンポイントでパイプラインを構築し、より多くの商談を成立させることができます。たとえば、Einstein Opportunity Scoringを活用することで、営業担当者はすでに見込みがなくなった商談に無駄に時間を費やす必要はなくなり、その時間をより成約する可能性の高い商談に向けたり、失う危険性のある商談にリソースを追加したりすることができます。

●Einstein Email Insights - Einstein Email Insightsを利用することで、すべての営業担当者は専属の電子メールアシスタントを持つことができます。自然言語処理(NLP)を備えたEinstein Email Insightsは最も重要な電子メールを特定し、取るべきアクションや対応を示してくれるため、営業担当者やマネージャーは受信したメールに優先順位を付けることができ、素早く顧客ニーズに対応できます。プロアクティブなアクションと対応を促進することによって、営業担当者は打ち合わせのスケジューリングから見積の送信まで、常に商談を前進させることができます。たとえば、一日中顧客回りをして戻った営業担当者が、いっぱいになった受信トレイの中から大切なメールをいちいち探し出す必要がなくなります。

発表から1周年を迎えたSalesforce Einstein
2016年9月に、セールスフォース・ドットコムはすべてのSalesforceユーザーにAI(人工知能)を提供する Einsteinを発表しました。それからの数カ月間に、最先端のAIが持つ機能をCustomer Success Platformに直接組み入れ、あらゆる顧客とのタッチポイントでカスタマーエクスペリエンスを変革してきました。現在Einsteinは、一日あたり4億7,500万件を超える予測を行っており、U.S. Bank、Room&Board、FareCompare、Silverline、Black Diamondなど、いち早くEinsteinを導入したTrailblazerである企業はよりスピーディかつスマートで、予測可能性を高めたビジネスを展開できるようになっています。さらに、Einstein Platform Servicesによって、スキルに応じて誰もがAIベースのCRMアプリケーションをコーディングではなくクリックするだけで、コンピュータ画面と自然言語処理のテクノロジーを活用したアプリ開発を実現できるようになりました。すでに7,000名以上もの開発者がEinsteinで強化されたアプリを開発しています。Salesforce Einsteinが提供するイノベーションのペースを維持していくために、Salesforce Researchは深層学習のレベルをさらに向上することに専念しています。
セールスフォース・ドットコムのチーフサイエンティストであるリチャード・ソーチャー(Richard Socher)の指揮の下、Salesforce Researchグループは、Salesforce Researchを設立して1年目にして10編の学術論文を発行し、Salesforceユーザーに最先端のテクノロジーを提供しています。
Einsteinを発表した初年度のハイライトの詳細はこちらをご参照ください:
https://www.salesforce.com/blog/2017/09/salesforce-einstein-birthday-475-million-predictions.html

次世代AIの開発を加速するSalesforce Einsteinファンドへの新たな投資を発表
新たなAIソリューションの開発を加速するため、セールスフォース・ドットコムのコーポレート投資部門であるSalesforce Venturesは、Salesforce AIイノベーションファンドが新たに5,000万ドルの投資を行うことを発表しました。Highspot、SquirroやTalkIQなど、Salesforce Einsteinファンドから初めて資金を調達した急成長を遂げるAI関連のスタートアップ企業が、Salesforce上で稼働する革新的なAIソリューションの開発を加速させています。さらに、Salesforce Venturesは、AIテクノロジーを中心とした製品を開発するためにコラボレーションできるチームや企業を見つけることを支援するAIスタートアップスタジオであるAll Turtlesへの投資を完了しました。セールスフォース・ドットコムは、All Turtlesとパートナーとして最先端のAIソリューションをSalesforceプラットフォーム上で共同開発していきます。

価格と提供開始時期について
 Einstein Forecasting、Einstein Opportunity Scoring、Einstein Email Insightsは現在、パイロット版の提供中で、一般提供は2018年上半期中に開始する見通しです。価格は一般提供開始時点で発表する予定です。

その他の情報について
●Sales Cloud Einsteinに関する詳細はこちらをご参照ください: www.salesforce.com/einsteinnextgen (英語)
●Sales Cloud Einsteinがスピーディでスマートに企業の売上向上に寄与するかを学習するためのTrailheadはこちらをご参照ください: https://trailhead.salesforce.com/ja/modules/ai_sales
●Salesforceプラットフォームで提供されるSalesforce Einsteinの機能を学習するためのTrailheadはこちらをご参照ください: https://trailhead.salesforce.com/modules/get_smart_einstein_feat
●Salesforce Venturesについてはこちらをご参照ください: https://www.salesforce.com/jp/company/ventures/


Sales Cloudについて
世界No.1のインテリジェントな営業支援プラットフォームであるSales Cloudは、優れたユーザエクスペリエンスを提供し、営業チームがよりスピーディかつスマートに、目標を達成できるよう支援します。業界や職務、規模の大小にかかわらず、リード獲得から収益化まで、営業プロセス全体のナビゲーションおよび管理に必要なインテリジェンスとインサイトを営業担当者にもたらします。2017年上半期、セールスフォース・ドットコムは、生産性をさらに高めるために、あらゆるレベルの営業担当者にインテリジェンスを提供するEinstein High Velocity Sales Cloudや、これまで以上に短期間で商談成立を可能にするチャネルパートナー向けのSales Cloud PRMを発表するなど、Sales Cloudプラットフォームを拡張し続けています。Sales Cloudを導入している企業では、営業生産性が平均して35%向上しているほか、リード転換率が30%、売上全体が25%上昇しています。