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【抄訳】米国セールスフォース・ドットコム、2018年度第4四半期 (2017年11月1日~2018年1月31日)および通期業績を発表

2019年度の売上ガイダンスを1億5,000万ドル引上げ、126億ドル~126億5,000万ドルに上方修正

・第4四半期の売上は、前年比24%増の28億5,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は21%増
・会計年度通期の売上は、前年比25%増の104億8,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は24%増
・繰延収益は、前年比28%増の70億9,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は25%増
・成約済み未請求繰延収益は、前年比48%増の約133億ドル
・第4四半期のオペレーティングキャッシュフローは、前年比49%増の10億5,000万ドル
・会計年度通期のオペレーティングキャッシュフローは、前年比27%増の27億4,000万ドル

カリフォルニア州サンフランシスコ(2018年2月28日) – グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出伸一)は、2018年度第4四半期(2017年11月1日~2018年1月31日)および通期業績を発表しました。

セールスフォース・ドットコム会長 兼 CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「第4四半期の素晴らしい業績が、年間売上100億ドルを突破するというマイルストーンの実現を後押ししました。エンタープライズソフトウェア企業としてこれほどの速度でこの大台を超えた会社は他にはありません。お客様の成功に対して常に注力することで、CRMのグローバルリーダーとしての当社の地位はますます強化されています」

セールスフォース・ドットコムの2018年度第4四半期および通期業績は次のとおりです。

売上 – 第4四半期の総売上は、28億5,000万ドル(前年比24%増、為替変動の影響を除いた場合は21%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は、26億6,000万ドル(前年比26%増)、プロフェッショナルサービスその他による売上は1億9,600万ドル(前年比7%増)でした。

2018年度通期の総売上は、104億8,000万ドル(前年比25%増、為替変動の影響を除いた場合は24%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は97億1,000万ドル(前年比25%増)、プロフェッショナルサービスその他による売上は7億6,900万ドル(前年比21%増)でした。

1株当たり利益 – 第4四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.09ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.35ドルでした。1株当たり利益の増加のうち0.02ドルは、第4四半期中の戦略投資による純実現利益に関連するものです。2018年度通期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.17ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は1.35ドルでした。


現金 – 第4四半期に事業活動がもたらした現金は10億5,000万ドル(前年比49%増)でした。2018年度通期で事業活動がもたらした現金は27億4,000万ドル(前年比27%増)でした。四半期末における現金総額、現預金および有価証券の残高は45億2,000万ドルでした。

繰延収益 – 2018年1月31日付貸借対照表での繰延収益は70億9,000万ドル(前年比28%増、為替変動の影響を除いた場合も25%増)でした。未請求繰延収益の残高(成約済みだが、未請求および簿外のもの)は第4四半期終了時点で約133億ドル(前年比48%増)でした。

セールスフォース・ドットコムは、2018年2月28日時点で、2019年度第1期四半期の売上、1株当たり利益および繰延収益についてのガイダンスを示しています。また、2017年11月21日に発表した2019年度通期の売上ガイダンスを上方修正しています。さらに、2019年度通期の1株当たり利益およびオペレーティングキャッシュフローについてのガイダンスも示しています。以下のガイダンスはASC 606、ASC 340-40、ASU 2016-01の新会計基準[1]の影響を反映しておらず、新税法およびその解釈により予測される影響、ならびにその他の要因や仮定を含めて、当社が現時点で入手可能な情報を反映したGAAPベースの予測税率に基づくものです。

2019年度第1四半期のガイダンス – 売上は29億2,500万ドル~29億3,500万ドルになる見込みです。これは前年比で23%の増加にあたります。

GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.09ドル~0.10ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.43ドル~0.44ドルになると予想されています。

貸借対照表での繰延収益は前年比23%~24%の増加が予想されています。

2019年度通期のガイダンス – 売上は126億ドル~126億5,000万ドルになる見込みです。これは前年比で20%~21%の増加にあたります。

GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.61ドル~0.63ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は2.02ドル~2.04ドルになると予想しています。

オペレーティングキャッシュフローは前年比20%~21%の伸び率になると予想しています。

次の表は、2019年会計年度第1四半期および通期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益を、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益のガイダンスに調整したものです。

*セールスフォース・ドットコムのGAAPベースの税引当には、2018年4月30日までの3カ月間については20.0%、2019年1月31日を決算日とする12カ月間については18.5%の予測税率を使用しています。GAAP希薄化後EPSはASU 2016-01の影響を排除したものです。

**セールスフォース・ドットコムの非GAAPベースの税引当には、現時点入手可能な情報を反映した21.5%の長期予測税率を使用しており、変更される可能性があります。

** セールスフォース・ドットコムの非GAAP希薄化後EPSはASU 2016-01の影響を排除したものです。

以上

*1 出典: Accounting Standards Codification (“ASC”) 606 “Revenue from Contracts with Customers,” ASC 340-40 “Other Assets and Deferred Costs - Contracts with Customers” and Accounting Standards Update 2016-01 “Financial Instruments” (ASU 2016-01), which will be effective as of the beginning of Fiscal 2019.

本抄訳プレスリリースは、2018年2月28日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。本プレスリリース全文は、下記リンク先にある原文(英語)をご参照ください。
http://investor.salesforce.com/about-us/investor/investor-news/investor-news-details/2018/Salesforce-Announces-Record-Fourth-Quarter-and-Full-Year-Fiscal-2018-Results/default.aspx