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セールスフォース・ドットコム、「Salesforce Field Service Lightning」に新機能を追加

株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、機械などの工事、修理、配送、点検などの業務管理を最適化するSalesforce Field Service Lightningの新機能追加について発表しました。本製品は2年前に提供を開始したもので、世界No.1 カスタマーサービスアプリケーションであるSalesforce Service Cloudを、設置・保守などを行う作業者(フィールドエンジニア)と作業指示者(ディスパッチャー)向けに展開したものです。現場に駆けつけて対応するなどの業務が発生するフィールドエンジニアの世界において、現場担当者である作業者と、社内の作業指示者の連携は非常に重要であり、適切に管理することで、業務生産性を上げて、顧客満足度向上に貢献します。

新しく追加される機能は次のとおりです。

訪問管理:企業サイト内に1コード追加するだけで、スナップイン*形式の訪問管理機能を付加させることができます。顧客はいつでも、どこでも、あらゆるデバイスを通じて、訪問日時の依頼をすることが可能になります。作業日時のスケジュールを依頼するためだけに電話で待たされることがなくなります。


返品依頼:到着した購入製品が故障していた、もしくは必要ない備品まで揃えてしまった際に、顧客は故障した製品や必要ない備品をウェブサイト上で返品依頼をしたり、回収に来た作業員がその場で返品処理をかけることができるようになります。


クルースケジュール管理:異なるスキルを有する作業者を、プロジェクト単位で派遣する際に利用できる機能です。例えば、石油採掘装置やエレベーターの設置など、複数人数で作業しなければならないプロジェクトにおいて、適切なスキルを持つ作業者をアサインし、派遣することができます。


セットアップガイドの強化:Salesforce Field Service Lightningを使い始めるためのガイド機能が強化されました。視覚的な操作手順に従って進められる上、クリック操作が従来より大幅に低減され、初期の操作手順に沿っていくだけで、サービスエリア、業務内容、訪問予約日時カレンダーなどを簡単に設定することができます。ITの専門知識を持たない社内担当者であっても、作業者の派遣に必要な機能を数分でセットアップして、運用することができます。


価格および提供開始時期

返品依頼および新たなセットアップガイドは提供を開始しており、Salesforce Field Service Lightning licenseに標準機能として提供します。
クルースケジュール管理は提供開始しており、Salesforce Field Service Lightning DispatcherとSalesforce Field Service Lightning Plusに標準機能として提供します。
スナップイン形式の訪問管理機能は、Salesforce Field Service LightningとSalesforce Community Cloud を連携することで利用可能で、2018年中に提供開始予定です。

*スナップイン:各種機能をコンポーネント化し、それらの機能を活用しやすくしたもの。

グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。