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【抄訳】米国セールスフォース・ドットコム、 2019年度第1四半期(2018年2月1日~2018年4月30日)業績を発表

〜2019年度の売上ガイダンスを130億7,500万ドル~131億2,500万ドルに上方修正〜

2018年5月30日

• 第1四半期の売上は前年比25%増の30億1,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は22%増
• 前受収益は前年比25%増の62億ドル、為替変動の影響を除いた場合は23%増
• 成約済み繰延収益は前年比36%増の約204億ドル
• 第1四半期のオペレーティングキャッシュフローは前年比19%増の14億7,000万ドル

グローバルでCRMをリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一)は、2019年度第1四半期(2018年2月1日~2018年4月30日)の業績を発表しました。セールスフォース・ドットコムは第1四半期、ASC 6061、ASC 340-402およびASU 2016-013の新会計基準を採用しました。業績は当期中に採用したこれらの新会計基準の影響を反映しています。またセールスフォース・ドットコムはASC 606およびASC 340-40に基づいて組み替えた業績も発表しています。

セールスフォース・ドットコム会長 兼 CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「第1四半期は30億ドルを超える売上を達成し、年間で120億ドルを上回るペースとなっています。Einsteinによって1日20億件近いAI予測を提供するなど、常にお客様の成功に注力する当社の取組みが素晴らしい成果を生んでいます」

セールスフォース・ドットコムの2019年度第1四半期業績は次のとおりです。

売上 – 第1四半期の総売上は、30億1,000万ドル(前年比25%増、為替変動の影響を除いた場合は22%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は、28億1,000万ドル(前年比27%増)、プロフェッショナルサービスやその他による売上は1億9,600万ドル(前年比4%増)でした。

1株当たり利益 – 第1四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.46ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.74ドルでした。ASU 2016-01で義務付けられた戦略投資の時価会計によるGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.25ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.22ドルでした。

現金 – 第1四半期に事業活動がもたらした現金は14億7,000万ドル(前年比19%増)でした。四半期末における現金総額、現預金および有価証券の残高は71億6,000万ドルでした。

前受収益 – ASC 605の定める繰延収益から、ASC 606の採用によって生じた累計期間における認識収益の差異を差し引いた2018年4月30日時点の貸借対照表上の前受収益は62億ドル(前年比25%増、為替変動の影響を除いた場合は23%増)でした。

成約済み繰延収益 – 成約済みだが認識されていない将来収益である成約済み繰延収益は、第1四半期末時点で約204億ドル(前年比36%増)でした。成約済みで今後12カ月以内に認識が予測される現行取引価格は、第1四半期末時点で約96億ドル(前年比26%増)でした。

セールスフォース・ドットコムは、2018年5月29日時点で、2019年度第2期四半期の売上、1株当たり利益および前受収益についてのガイダンスを示しています。さらに、セールスフォース・ドットコムは2019年度通期の売上ガイダンスと、2019年度通期の非GAAPベースの1株あたり利益ガイダンスを上方修正し、GAAPベースの1株あたり利益ガイダンスとオペレーティングキャッシュフローのガイダンスについては、2018年4月2日に発表したガイダンスを更新しています。以下のガイダンスはASU 2016-01の新会計基準による将来の影響を反映しておらず、新税法およびその解釈により予測される影響、ならびにその他の要因や仮定を含めて、セールスフォース・ドットコムが現時点で入手可能な情報を反映したGAAPベースの予測税率に基づくものです。GAAPベースの予測税率は最近の買収により変動する可能性があります。

次の表は、2019年年度第2四半期および通期のGAAPベースの1株当たり利益を、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益のガイダンスに調整したものです。

*セールスフォース・ドットコムのGAAPベースの税引当には、2018年7月31日までの3カ月間については(195%)、2019年1月31日を決算日とする12カ月間については23.0%の予測税率を使用しています。GAAPベースの予測税率は最近の買収により変動する可能性があります。セールスフォール・ドットコムのGAAPベースの基本的EPSの予測はASU 2016-01の影響を排除したものです。
**セールスフォース・ドットコムの非GAAPベースの税引当には、現時点入手可能な情報を反映した21.5%の長期予測税率を使用しており、変更される可能性があります。
** セールスフォース・ドットコムの非GAAP希薄化後EPSはASU 2016-01の影響を排除したものです。

以上

出典:
1: Accounting Standards Codification (\"ASC\") 606 \"Revenue from Contracts with Customers\"
2: ASC 340-40 \"Other Assets and Deferred Costs – Contracts with Customers\"
3: Accounting Standards Update 2016-01 \"Financial Instruments\"

本抄訳プレスリリースは、2018年5月29日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。本プレスリリース全文は、下記リンク先にある原文(英語)をご参照ください。
https://investor.salesforce.com/about-us/investor/investor-news/investor-news-details/2018/Salesforce-Announces-Record-First-Quarter-Fiscal-2019-Results/default.aspx

※当資料は、2018年5月29日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。