2018年9月21日

株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、企業がSalesforce Lightning Platform上でよりスピーディなアプリ開発を支援する新たなローコードツールを発表しました。

最近では各ブランドのデザイン性を体現して、ブランドに即したサービスを提供するアプリの需要が増える中、一方でそれらを制作する開発者が不足しているという課題に直面しています。そのため、企業はローコードツールを活用できるLightning PlatformやAppExchangeを活用することで、ITやビジネスユーザーでも顧客とつながるためのアプリ開発を実現しています。

最新のIDCの調査によると、Lightning Platformを活用している組織は、5年間で545%のROI(費用対効果)を獲得しています。さらに、ビジネスユーザーは業務の生産性を向上し、調査対象となっている組織あたり総額882万ドルの収益メリットを得たことも明らかになっています。これには、アプリ開発のライフサイクルを63%短縮したことも含まれます。[1]

ビジネス・IT向けのアプリを開発する最も迅速な方法
Salesforce Lightningは、迅速かつ容易に業務の効率化に必要な最新アプリをビジネスユーザーに提供します。Salesforce Lightning Platformの最新のローコードツールには、以下の機能が含まれています:

● Lightning Object Creator:誰もがコードではなくクリック操作によってスプレッドシートを最新アプリへと変換できる、新しいプラットフォームサービスです。たとえば、かつて自動車ディーラーの販売員は、紙の試乗申込書の顧客情報をスプレッドシートに入力するという、間違いが起こりやすく、手間のかかるプロセスを行う必要がありました。今ではスプレッドシートをObject Creatorにドラッグ&ドロップし、正確を期すためデータフィールド(車種やモデルなど)を見直して、デスクトップやモバイルで利用できるデジタルフォームで公開することができます。Salesforceでは検索、ノート、ファイルなどを活用することによりデータをさらに分析したり、既存のレコードに追加したりして、お客様のCRMを強化します。

● Lightning Flow Builder:開発スキルのレベルを問わず、あらゆるビジネスユーザーが、顧客や従業員体験に関するプロセス(保険金請求の管理など)を自動化できる新しいローコードツールです。Lightning Design Systemにもとづく、エレガントかつ効率的で使いやすいツールであり、顧客レコードに関連するワークフロー要素をシームレスに検出できる、シンプルなツールボックスを備えています。さらに、各業界や特定の用途向けに事前開発された再利用可能な新コンポーネントである「Flow Actions」によって、クレジットカード決済の受け入れやビデオプレイヤーの追加機能など、自動化ビジネスプロセスに強力かつ新しいレイヤーを追加します。管理者はまた、「Einstein Next Best Action」を使用してフローを提案し、ルールベースの予測モデルを活用して、営業・サービス・マーケティングエージェントにコンテキストにもとづくインテリジェントな顧客向けレコメンデーションを提供することもできます。

上述の自動車ディーラーはLightning Flow Builderによって、スタッフと見込み客の双方が段階的なプロセスを通じて新車を設定(色、車種、モデルなど)および購入するためのフローを開発することができます。Einstein Next Best Actionは、試乗の詳細情報や顧客履歴などにもとづいて販売活動を誘導し、無料保守や延長保証といった商談成約に役立つインセンティブを提案します。一方でFlow Actionsは、全般的に販売員がワークフロー内の重要なポイントで顧客とのやり取りを強化できるよう支援し、マーケティングビデオ、業界データ、展示会場での支払い受け入れ機能などを利用できるようにします。

よりスマートなAppExchangeによりお客様に最適なソリューションを提示
現在、国内外のSalesforceユーザーの88%がAppExchangeのアプリを活用しており、インストール数は約600万に上るなど、かつてないほど多くのTrailblazerが世界有数のエンタープライズクラウドエコシステムの威力を活用しています。AppExchangeには現在、インテリジェントなレコメンデーションや新しいFlow Solutionsカテゴリーなどを含む最新機能が備わっています。

すべてのお客様は本日より、AppExchangeにログインしてご利用いただけます:

● よりスマートなレコメンデーション:お客様の場所、インストール履歴、プロフィールデータ等にもとづいて提案ソリューションを一覧表示する「Recommended for You(あなたへのおすすめ)」ページなどが含まれます。たとえば、プロジェクトマネジメントを刷新中の企業の場合、管理者がオンラインアポイントメントスケジュールのアプリを検索またはインストールした途端に、レコメンデーションが変わります。こうしたレコメンデーションには、類似するソリューションを検索またはインストールしたことのある他のお客様のプロフィール情報も参考にされます。

● Lightning Flow Actions:自動化ビジネスプロセスの潜在能力を最大限に引き出す、パートナーによるドラッグ&ドロップソリューションです。信用調査の実施(Oktana)、ビデオプレイヤーの追加(Vidyard)、ローンの見積もり作成(Accenture)に関するFlow Actionsなど、すでに10を超えるパートナーが開発したソリューションを提供しています。

価格と提供開始時期について
Lightning Object CreatorおよびLightning Flow Builderは現在、パイロット版が提供されています。価格情報の詳細については、2019年前半の一般販売開始時に発表されます。

その他の情報について
よりスマートなAppExchange、利用者の興味・関心に応じたレコメンデーション、Lightning Flow Actionsの新しいカテゴリーは、こちらでご体験いただくことができます。


[1] IDC White Paper, sponsored by Salesforce, “Business Value of Building Apps on the Salesforce Lightning Platform,” Sept 2018