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2019年 年頭所感

2019年1月7日


「第4次産業革命時代のすべてがつながる世界において
顧客接点を新しいカタチで」

 

2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素よりセールスフォース・ドットコムをご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。

 

2018年はセールスフォース・ドットコムにとって、大きな飛躍を遂げた一年となりました。これもひとえにお客様並びにパートナー企業の皆様の格別のご支援とお引き立てを受け賜ることができた結果であり、大変感謝しております。

 

いま私たちは「顧客優位」が加速する「第4次産業革命」と言われる全く新しい時代のまっただ中にいます。スマートフォンで24時間あらゆる情報と「常につながっている」状態のお客様が、サービスを提供する企業よりも多くの情報を持っているため、従来のやり方ではお客様の求めるサービスをタイムリーに提供することが難しくなっています。

 

また日本では、「働き方改革」の議論が一層深まり、少子高齢化をはじめ、労働力不足、事業承継、長時間労働など、日本企業が直面する特有の課題が浮き彫りとなりました。加えて、「働きがい」も注視され、AIの活用による生産性の向上を提案する機運が高まりました。企業の社会的責任をどう果たすか、社員のエンゲージメントをいかに高めるかなど、世界的評価機関による審査結果は、今や無視できないものとなっています。

 

このような状況を受け、セールスフォース・ドットコムでは、創業以来掲げている行動規範(コアバリュー)である「Trust(信頼)」、「Customer Success(お客様の成功)」、「Innovation(革新)」、「Equality(平等)」に立ち返り、顧客優位の時代に必要なソリューションの提供、生産性を高める働き方の提案、そして社員の働きがいを高める企業運営の支援を強化し、創立20周年を迎える本年を通して、一層の努力をしてまいります。

 

セールスフォース・ドットコムにおけるイノベーションについては、昨年9月に米国サンフランシスコで開催された年次イベントである「Dreamforce」では、当社のAI機能「Einstein(アインシュタイン)」に音声認識インターフェースを組み合わせた「Einstein Voice」を発表。音声技術により人々の働き方や暮らしを根本から変え、生産性を向上するとともに、時間や場所を問わないよりスマートな働き方を推進します。また、3月に当グループに仲間入りしたMuleSoft(ミュールソフト)は、拡大する企業アプリケーションネットワークの統合ニーズに応えるソリューションであり、日本のお客様の関心が高まっています。

 

カスタマーサクセスに関しては、数多くの金融機関でデジタル変革が加速したのも2018年の特徴です。また小売業界のリーディング企業においても、デジタル変革のソリューションをいち早く取り入れ、顧客優位の時代に向き合っています。セールスフォース・ドットコムでは本年も引き続き日本企業のデジタル変革を支援し、お客様一人ひとりとのつながりを構築する、よりパーソナライズされた付加価値の高いサービスの提供を目指してまいります。

 

最後に、セールスフォース・ドットコムは、日本のスタートアップ企業への支援も強化致します。昨年5月には、国内5番目となる福岡オフィスを開設し、起業家を育てる風土と高い起業率を誇る同市において、九州地区のスタートアップ企業を支援しています。また昨年12月には、当社の投資部門であるSalesforce Ventures(セールスフォース・ベンチャーズ)は、国内スタートアップ企業を対象とした1億ドルの「Japan Trailblazer Fund(ジャパン・トレイルブレイザー・ファンド)」を開設しました。当ファンドは、Salesforceの機能を強化する革新的な日本の起業家および次世代のクラウド企業を支援し、お客様の成功を目指します。

 

第4次産業革命が導く世界においては、さまざまな技術がつながります。そしてそのつながりの先には必ずお客様がいます。セールスフォース・ドットコムはこれからも、お客様の成功こそが私たちの成功と捉え、行動規範である 「信頼、お客様の成功、革新、平等」を追求し、日本社会の発展と日本企業のビジネス成功に向けて、引き続き支援したいと考えております。


株式会社セールスフォース・ドットコム
代表取締役会長 兼 社長 
小出 伸一