※当資料は、2020年3月11日に米国で発表された当社会長 兼 創設者であるマーク・ベニオフのブログの抄訳版です。

2020年3月13日
株式会社セールスフォース・ドットコム

このたびの新型コロナウイルスによる被害拡大状況を受け、私たちは、社員やお客様、パートナーの皆様だけでなく、影響を受けている世界中のすべての人々のことを想っています。今回の状況は、私たちがかつてないほどの繋がりを持ち、この厳しい状況を乗り切るために、忍耐・理解・思いやりを持ち、皆で手を取り合う必要があることを思い出させます。それを念頭に置いて、私たちが会社として行っていることを共有したいと思います。

現在私たちは世界中のお客様にサービスの提供を行なっていますが、当社の最優先事項は、社員、家族、そしてコミュニティを可能な限り健康で安全な状態に保つことです。 私たちは社員に対し、国境を越えるすべての渡航を停止すること、国内の移動も制限すること、そして、50人以上のイベントは延期することを伝えました。 またセールスフォース・ドットコムでは社員全員がテレワークをすることが許可されていますが、少しでも懸念や不安を抱く場合、在宅でテレワークをすることが強く奨励しており、それを推奨する拠点も増えています。

私たちは、新型コロナウイルスによる影響により、誰一人として経済的困難に苦しむことを望みません。この期間中、 すべてのベンダーへおよびインターンへの支払いは行われます。

この状況への支援措置として、セールスフォース・ドットコムは、UCSFのCOVID-19 Response Fundに100万米ドル、CDC FoundationのEmergency Response Fundに50万米ドルを寄付します。 当社は日頃より社員の寄付をすべての適格組織にマッチングさせており、この間、CDC Foundation、UNICEF、Direct Relief、Save the Children、Give2Asiaなどの組織を支援することを推奨しています。

最後に、お客様、パートナーの皆様、コミュニティの支援を目的に、一部テクノロジーを無償提供します。Health Cloudを介して、Salesforceは、コロナウイルスの影響を受ける医療システムの緊急対応チームやコールセンター、およびケア管理チームにテクノロジーへの無料アクセスを提供します。 Tableauは、無料のデータリソースハブを開発し、新型コロナウイルスに関するデータや状況をほぼリアルタイムで表示し、誰もが状況を理解できるようにしました。 これには、ジョンズ・ホプキンス大学が編集した症例データと、WHOおよびCDCからのデータが含まれます。 また、リモートやテレワークで業務を行う社員同士がコラボレーションをしながらビジネスを進め易くなるよう、Salesforceをご利用中のお客様または非営利組織にQuip Starterを2020年9月30日まで無償提供します。

私たち全員が、家族や地域社会の安全を守るために果たすべき役割を担っています。 公衆衛生の専門家の言うことにしっかりと耳を傾けてください。 手を洗ってください。 自分自身と家族をしっかりと守ってください。 忍耐強く、柔軟に対応してください。 誰もが皆、非常に厳しい状況下で最善を尽くしていることを忘れないでください。 これは、思いやりと愛を持って一つのグローバルな家族として団結する機会です。 私たちは忍耐することを知っています。

こちらから、当社の対応に関する最新情報をご確認いただけます。