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セールスフォース・ドットコム、 「特別定額給付金管理システム」を構築

〜 東京都荒川区向けに運用開始、特別定額給付金の受付から給付までを一括管理、
住民一人ひとりへスムーズな対応を実現 〜

2020年5月26日
株式会社セールスフォース・ドットコム

株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出 伸一、以下、「セールスフォース・ドットコム」)は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」として実施される「特別定額給付金」において、受付後から給付までの一連の申請管理や進捗確認を行うためのシステム「特別定額給付金管理システム」を構築し、東京都荒川区(所在地:東京都荒川区荒川2-2-3、以下「荒川区」)にて運用を開始しました。

「特別定額給付金管理システム」は、「特別定額給付金」の管理業務において、住民からオンラインもしくは郵送にて給付金申請を受け付けた後、両方の情報をまとめて給付金の一連の業務を管理するシステムです。本システムを利用することで、荒川区では、受付直後から給付金支払いまで、区民一人ひとりの申請状況を一括で管理できるようになります。また、本システムはLGWAN(閉域網接続)経由でのみ利用可能なため、セキュリティ面においても安心・安全にご利用いただけます。なお、本システム構築は、当社パートナーの株式会社両備システムズ(本社:岡山市、社長:松田 敏之)のご支援を得て早期の実現に至りました。

「特別定額給付金」の給付開始が近づくにつれ、荒川区では区民一人ひとりへ、スムーズな支払いができるよう準備を進めていました。このたび荒川区では、給付金事務の迅速な実施と業務効率化を目的として、本システムの採用を決定しました。

このたび提供を開始した「特別定額給付金管理システム」について、荒川区での運用開始を受け、セールスフォース・ドットコムでは日本全国の自治体向けに提供できるよう準備を進めています。導入支援に際しては連携企業と協業の上展開していきます。
 

◆「特別定額給付金管理システム」の主な機能:
●  給付対象者(世帯・世帯構成員)の確認・審査機能
● バーコードリーダによる郵送申請の受付機能、及びDV申請者の把握機能
● オンライン申請(マイナポータル)の取込、及び二重支払い防止機能
● 給付金支給プロセスの進捗管理機能と状況の見える化(グラフ)機能
● 既存の基幹業務情報(住民基本台帳など)提供データの照会機能
● 金融機関への振込依頼情報管理機能
● 住民の事情等による給付差止対象者の管理機能
● 住民からの問合せ対応履歴機能
● LGWAN、IP-VPN対応
 

セールスフォース・ドットコムは、「特別定額給付金管理システム」における導入後の支援を続けるとともに、今後も劇的に変化する社会的状況を注視し、引き続き、社会のニーズに合わせた支援活動を続けてまいります。

 

セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。


本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボル CRM で取引されています。