本抄訳ブログは、2020年10月22日（現地時間）に米国セールスフォース・ドットコムが発表したブログをもとにしています。全文は、原文（英語ブログ）をご参照ください。

ステファニー・ブシェミ、Chief Marketing Officer

パンデミックは、私たちの生活のほぼすべての側面を変化させました。Zoomが新しい会議室になり、キッチンが新しいコールセンターになり、Eコマースが買い物の主役になりつつあります。

私たちは、顧客、従業員、株主、パートナー、地域社会といったステークホルダーと危機や変化を乗り越えながら、新たなオールデジタルの世界で成功する方法を一夜にして再考しなければなりませんでした。個人の防護用具が不足していた際に、当社は世界中の病院や救急隊員に5,000万に及ぶ個人用保護具を購入して配布するなど貢献してきました。

Work.comを発表し、世界中の都市や州、そして企業が、従業員の健康管理、シフト管理、手動での接触追跡などのテクノロジーを活用して、職場やコミュニティを安全なものにするための支援を行ってきました。また、Salesforce Anywhere を発表、チャットやアラート、コメント、ビデオを Salesforceのエクスペリエンスに直接組み込むことで、どこからでも仕事やコラボレーションが可能となりました。最近では、政府や医療機関がワクチンプログラムをより安全かつ効率的に大規模に管理できるようにするためにWork.com for Vaccinesを発表しました。

当社はこれまで毎年何百もの対面型イベントを開催してきましたが、パンデミックの影響でこれも変化しました。当社ではイベントをオンラインへ移行し、時代に合った新しいコンテンツを導入するなどイベントのイメージを一新させました。Leading Through Change、B-Well Together、TrailheaDXなどの新しいバーチャルイベントの視聴回数は既に2億回を超えています。

そして今、例年であれば当社の最も重要なイベントであるDreamforce開催時期が近づいています。Dreamforceは、多くの人にとって大きな意味を持っています。当社のコミュニティの世界規模のホームカミングです。CEOから管理者まで、誰もがインスピレーションを得て、学び、イノベーションを起こすために集まる場所です。当社とってはプロダクトと目的や社会貢献を結びつける瞬間でもあります。また、当社のビジネスの原動力となり、従業員に活気を与え、最高の思想を持つリーダーや業界を牽引する人たちを集めて、より良い未来を形作るための場でもあります。

今年のDreamforceに対するアプローチ方法を考えた時、他のテクノロジーカンファレンスとは一線を画すものであると再認識するとともに、初心に立ち返り、前例のない2020年という年におけるDreamforceの意義を考え、根本的に変革することにしました。

今、私たちはこれまで以上に団結が求められ、Dreamforce to You 2020でDreamforceの体験を再構築します。

Dreamforce to You 2020は当社のコミュニティ全体のために構築したカスタマイズされたデジタル体験です。11月から12月にかけて専門家やイノベーターとの対話が最大のハイライトです。

セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOであるマーク・ベニオフが11月12日（日本時間11月13日）にバーチャル基調講演を行い、未来のビジョンを共有し、お客様の成功を祝い、Salesforce Customer 360 Platformなどの新しいイノベーションを発表します。

また、トレイルブレイザーのインスピレーションに満ちたコミュニティを一堂に会し、お互いに学び、成功体験を称え合います。

社会貢献へのコミットメント
世界が変化し続けても、当社の価値観は変わりません。また、コミュニティへの恩返しをしなければDreamforceではありません。Dreamforce to You の一環として、セールスフォース・ドットコムは、今日の経済、飢餓、健康、気候、人種的不平等の危機に対処するために 500万ドルを寄付します。

• 200万ドルの小規模ビジネスファンドにより、サンフランシスコの小規模企業に財政的な援助をします。助成金申請プロセスが開始されたら、salesforce.com/sfsmallbizgrants にアクセスして通知を受け取ることができます。

• 300万ドルの助成金により、World Central KitchenとEat.Learn.Playと共にで飢餓問題に取り組む組織の支援、（RED）とCareMessageと共に健康の公平性、Plant-for-the-Planetで気候変動対策を支援します。

私たちは、ビジネスこそが変革のための最大のプラットフォームであり、企業は株主だけでなく、すべてのステークホルダーにサービスを提供しなければならないと信じています。今こそ、これまで以上に私たちを取り巻く世界を修復し、成功を生み出すためのソリューションを一緒に見つけていかなければなりません。私たちの取り組みについては、Chief Philanthoropy OfficerのEbony Beckwith（エボニー・ベクウィス）のポスト（英語のみ）をご覧ください。

そして、私たちの一歩一歩は素晴らしいコミュニティによって結ばれています。現在は離れているかもしれませんが、私たちは共に成功することを目指し歩み決して止めないことを約束します。

Dreamforce to You 2020の最新情報は無料公開されているDreamforce.com、またはFAQをご覧ください（英語のみ）。