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【抄訳】米国セールスフォース・ドットコム 2021年度第3四半期(2020年8月1日~2020年10月31日)業績を発表

本抄訳プレスリリースは、2020年12月1日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。プレスリリース全文は、以下リンクの原文(英語)をご参照ください。

Salesforce Announces Strong Third Quarter Fiscal 2021 Results

2020年12月2日(日本時間)
株式会社セールスフォース・ドットコム

  • 第3四半期の売上は前年比20%増の54億2,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は19%増

  • 一年以内の成約済み繰延収益は前年比20%増の約153億ドル、為替変動の影響を除いた場合は19%増

  • 第3四半期のGAAP営業利益率は4.1%、非GAAP営業利益率は19.8%

  • 2021年度第4四半期の売上ガイダンスは前年比17%増の56億6,500万ドル~56億7,500万ドル

  • 2021年度通期の売上ガイダンスを前年比約23%増の211億ドル~211億1,000万ドルに上方修正

  • 2021年度通期のGAAP営業利益率ガイダンスは約2.0%、2021年度通期の非GAAP営業利益率ガイダンスは約17.6%で維持

  • 2022年度第1四半期の売上ガイダンスは前年比約17%増の56億8,000万ドル~57億1,500万ドル

  • 2022年度通期の売上ガイダンスは前年比約21%増の約254億5,000万ドル~255億5,000万ドルで、これはスラック・テクノロジーズ(Slack Technologies, Inc)の買収に関連した約6億ドルを含む

グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一)は、2021年度第3四半期(2020年8月1日~2020年10月31日)の業績を発表しました。

セールスフォース・ドットコム 会長 兼 CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。

「当社はまたも記録的な四半期業績を達成したうえ、2021年度の売上ガイダンスの上限を211億1,000万ドルに上方修正し、2022年度のガイダンスについては、255億ドルとしました。他の大手エンタープライズ・ソフトウェア企業でこのようなペースでの成長を示している企業は存在しません。私たちは人々がどこにいても働くことができるできるオールデジタルの世界へと急速に移行しています。当社の業績は、顧客の成功とCustomer 360プラットフォームがこのニューノーマルに適合しているという事実によってけん引されています」


セールスフォース・ドットコムの2021年度第3四半期業績は次のとおりです。

売上 – 第3四半期の総売上は、54億2,000万ドル(前年比20%増、為替変動の影響を除いた場合は19%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は、50億9,000万ドル(前年比20%増)、プロフェッショナルサービスやその他による売上は3億3,000万ドル(前年比22%増)でした。

営業利益率 – 第3四半期のGAAP営業利益率は4.1%、非GAAP営業利益率は19.8%でした。

1株当たり利益 – 第3四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は1.15ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は1.74ドルでした。ASU 2016-01で義務付けられた戦略投資の時価会計によるGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.83ドル(米国の税率25%を適用)、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.86ドルでした(当社の非GAAPベースの税率22%を適用)。

現金 – 第3四半期に事業活動がもたらした現金は3億4,000万ドル(前年比14%増)でした。第3四半期末における現金、現金同等物および有価証券の残高は94億9,000万ドルでした。

成約済み繰延収益 – 成約済み繰延収益は、第3四半期末時点で約303億ドル(前年比17%増)でした。一年以内の成約済み繰延収益は、第3四半期末時点で約153億ドル(前年比20%増、為替変動の影響を除いた場合は19%増)でした。

セールスフォース・ドットコムは、2020年12月1日時点(米国時間)で、2021年度第4四半期の売上、GAAPベースの1株当たり利益、非GAAPベースの1株当たり利益および一年以内の成約済み繰延収益についてのガイダンスを示しています。セールスフォース・ドットコムは、2020年12月1日時点(米国時間)で、2020年8月25日に示した2021年度通期の売上、GAAPベースの1株当たり利益、非GAAPベースの1株当たり利益のガイダンスを引き上げています。セールスフォース・ドットコムは、2020年12月1日時点(米国時間)で、2021年度通期のGAAP営業利益率のガイダンスを発表しています。セールスフォース・ドットコムは、2020年12月1日時点(米国時間)で、2020年8月25日に示した2021年度通期の非GAAP営業利益率のガイダンスおよびオペレーティングキャッシュフローを維持しています。セールスフォース・ドットコムは、2020年12月1日時点(米国時間)で2022年度第1四半期および2022年度通期の売上ガイダンスを発表しています。

これらのガイダンスは、将来の利益あるいは損失を予測することが困難であるため、ASU 2016-01に基づいた戦略的投資ポートフォリオの価値に変化がないと想定しています。これに加え、以下のガイダンスはセールスフォース・ドットコムが現時点で入手可能な情報を反映させたGAAPベースの予測税率に基づいており、また、株式報酬による税務上の超過利益等の個々の税務項目を除外しています。GAAPベースの予測税率は将来の買収やその他の取引により変動する可能性があります。

 

以下は、2021年度通期のGAAP営業利益率のガイダンスを非GAAP営業利益率のガイダンスに調整したものです。

 

次の表は、2021年度第4四半期および2021年度通期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益を、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益のガイダンスに調整したものです。

 

 

非GAAPベースの財務指標に関する詳細は、以下の業績の認識および関連する説明をご覧下さい。

 

最高財務責任者(CFO)の退任
セールスフォース・ドットコムは、プレジデント 兼 CFOのマーク・ホーキンス(Mark Hawkins)の退任についても発表しました。ホーキンスは2021年1月31日まで現在の役職にとどまり、その後同年10月まで名誉CFOとして顧問の役割を担います。2021年2月1日からは、現在セールスフォース・ドットコムのプレジデント 兼 最高法務責任者であるエイミー・ウィーバー(Amy Weaver)がプレジデント 兼 CFOに就任します。

会長 兼 CEOのマーク・ベニオフは、次のように述べています。「マークは素晴らしいリーダーとして、過去6年にわたり当社のかつてない成長を導いてくれました。マークの新たな船出を祝福しています。また、もう一人の重要なリーダーで経験豊富なベテランのエイミーに次期CFOを任せることができ、幸運であると感じています。これまでマークとエイミーは当社の業務において互いに優れたパートナーであり、マークが今後も顧問として当社に貢献してくれることにより、円滑な引き継ぎが行われるものと期待しています。」

 

セールスフォース・ドットコムについて
セールスフォース・ドットコムは、顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーであり、デジタル時代において企業と顧客を近づけるお手伝いをしています。 1999年に設立されたセールスフォース・ドットコムは、あらゆる規模と業界の企業がクラウド、モバイル、ソーシャル、IoT、人工知能、音声、ブロックチェーンなどの強力なテクノロジーを活用し、360度で顧客と繋がるためのツールを提供します。セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)の詳細については、www.salesforce.comをご覧ください。

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