2. 内製化のためPremier Success Planを採用、技術的な相談窓口として大きな効果
このAccount Engagementの導入にあたり、当初から活用されていたのがPremier Success Planです。
「Account Engagementの導入検討の段階で、Premier Success PlanはSalesforceから提案されましたが、私自身は以前からその存在を知っていました」と坂倉氏。自社に製品活用ノウハウを蓄積したかったので、構築・運用を内製化する必要があると考えていました。とはいえ、私以外のメンバーは多くの経験をしていないことからサポートが全くないと内製での構築・運用は厳しいだろうと考えたため、Premier Success Planの契約を決めたのだと説明します。
導入開始直後から、エキスパートコーチングとPremier活用相談室を中心に、Premier Success Planの活用を開始。エキスパートコーチングは、Salesforce製品からより多くの価値を得られるようにデザインされた定型の支援プログラムで、製品機能別の豊富なメニューから学びたい内容を選択することが可能です。ウェビナーやオンデマンド動画による情報提供に加え、Salesforceのエキスパートから機能の使い方や課題の解決に必要なガイダンスをオンラインの個別セッションで受けることができるため、自社でのユースケースや課題に合わせたスキルアップが可能です。Premier活用相談室は、Salesforceの活用支援担当者がオンラインの個別セッションでお客様の課題を伺い、解決に向けガイダンスを提供するというものです。
「Salesforceのエキスパートに自分たちが直面している課題や問題を相談し、適切な支援を受けることができました」と語るのは、同部署でデータアナリストとして活躍している藤岡 文子 氏。最初の頃は、Salesforceで使われている用語から説明してもらったと振り返ります。「例えば『キャンペーン』という言葉ひとつとっても、Account EngagementとSales Cloudでは意味合いが違います。最初の頃はその違いがなかなか理解できなかったのですが、分かりやすく教えてもらって明確に理解できるようになりました」。
自分たちがやりたいことをAccount Engagementで実現するにはどうすればいいのか、具体的な操作はどうするのか、といったことも相談したと藤岡氏。エキスパートコーチングやPremier活用相談室でSalesforceのエキスパートに直接相談することによって、自分で調べるのに比べて、正解にたどり着くまでの時間は大幅に短縮できたはずだと言います。
「例えばAccount Engagementからデータを抽出したいと考えた場合、自分で調べていたら1週間はかかったはずですが、相談すれば1日で解決します。この他にも、ダイナミックリストの設定方法や、それを使って配信を行う方法など、様々なことを相談しました」(藤岡氏)。
また、最初は質問内容を言葉で言い表すことすら難しいといった状況でしたが、エキスパートコーチングやPremier活用相談室への相談の際に丁寧な説明を受けた結果、聞くべきことを的確に言葉で言い表せるようになっていたと藤岡氏は語ります。
「エキスパートコーチングやPremier活用相談室への相談はオンラインではありますが、顔を見ながら教えていただけるので、曖昧なニュアンスを伝えることも簡単です。この1年間の実務を通じて幅広い知識が得られたので、近いうちにSalesforceの認定アドミニストレーターを受験することも考えています」。