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属人化した提案プロセスと新人教育が課題となっていた同社では、Salesforce導入から半年でAgentforceを活用したAI基盤を構築 。CRMに蓄積されたデータとData 360のRAG(検索拡張生成)を活かしたAIによる求人・求職者マッチングを実現。その結果、面談決定率が10%向上し、キャリアアドバイザー(CA)の求人検索工数も67%削減。さらに新人CAを常時サポートしてくれる「AIマネージャー」により、リソースの制約を超えた組織成長を加速させています。

REFLAMEについて

株式会社REFLAME(旧社名 株式会社デザイナー)は、大阪に本社を置き、人材紹介および採用支援事業を主軸とする従業員数30名のスタートアップ企業です。「全ての人に人生を刺激的にするきっかけがある。そして生存実感を日常に」というビジョンのもと、お客様に寄り添ったキャリア支援の質を極めるため、AIを駆使した生産性向上を追求。「人にしかできない対話」と「1人1人への最適なライフ・キャリアプランの提案」にリソースを集中させる独自のモデルにより、少数精鋭で急速な成長を遂げています。

株式会社REFLAME ロゴカード
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株式会社REFLAME ロゴ

AIと人が協働する採用支援へ ー 面談決定率10%向上を実現した、株式会社REFLAMEの人材マッチングの進化

データの質と量を整え、Agentforceで属人化した提案プロセスを再現可能に
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使用製品

Agentforce
Data Cloud
Sales Cloud
Marketing Cloud

REFLAMEの挑戦

同社では、大きく3つの課題を抱えていました。1つ目は、組織の拡大に伴う「属人化した提案プロセス」です。求人の提案が担当キャリアアドバイザー(以下CA)のスキルや経験、勘に依存しており、提案の質にばらつきが生じていました 。その結果、候補者の離脱や選考通過率の低下を招くケースも見られました 。

また、2つ目は現場のマネジメント体制も限界に達しており、ハイパフォーマーの暗黙知を組織全体で共有・再現する仕組みがなく、若手育成やイネーブルメントにリソースを要していました。さらに3つ目としてデータの量は担保できていたものの、質の高いデータを蓄積できる構造が整っていなかったため、上記課題を解決するためにAIを活用して事業を推進したくても、その土台となるデータ基盤が不足しているという根本的な課題を抱えていました。

Salesforceがどのように役だったのか

質の高いデータ基盤の構築と「定量・定性」によるスキルの言語化

AI活用の前段階として、まずCRM上のデータ構造を再定義しました 。具体的には、求職者と企業の情報を「定量評価」と「定性評価」の2軸で、それぞれ5段階で要件定義しました。例えば、求職者の保有資格だけでなく、面談議事録を元にしてコミュニケーション能力や自主性などの情報もSalesforceに蓄積し、求職者のポテンシャルも自動判定できるようにしました。これにより、これまでハイパフォーマーの頭の中にあった暗黙知を形式知化し、その後の求職者と企業の自動マッチングに役立つ「質の高いデータ」をわずか3ヶ月で整備することに成功しました。


Agentforceによる自動マッチングで検索工数を削減し大幅な生産性向上へ

蓄積されたデータに基づき、Agentforceを活用した自動マッチング機能を実現しました。

企業及び求職者の定量・定性情報や、面談の議事録をData 360でRAGとして活用。ボタン一つで、AIが膨大な求人データベースから最適なリストを数秒で抽出する、質の高いマッチングフローを構築しています。

特筆すべきは、トップパフォーマーによるAI回答の評価・フィードバックをRAGデータとして再学習させ、精度を継続的に向上させる仕組みです。これにより、CA1人あたりの求人検索工数を1求職者あたり30分削減し、大幅な余剰時間を創出しました。創出されたリソースを、人間だからこそ可能な「求職者に寄り添い意思決定を支援する業務」へ集中させることで、サービスの付加価値を最大化しています。


トップパフォーマーのナレッジが活かした「AIマネージャー」の構築

課題であった新人教育を強化するため、Agentforceを活用した面談支援体制を構築しました。新人CAがAgentforceと面談の「壁打ち」を行うことで、求職者の状況を瞬時に把握し、次回の面談で深掘りすべきポイントやフェーズを前進させるための具体的なヒントを得ることが可能です。これにより、AIが的確なフィードバックを行う「マネージャー」として機能し、結果として、面談決定率は従来の10%から最大20%へと引き上がり、面談の質の底上げとアクションプランの精度向上を実現しています。

Salesforceの最大の価値は、Data Cloudによる強力なデータ連携とAgentforceがシームレスに統合されている点にあります。Web上の企業情報やCRM内の議事録をRAGで活用し、即座に高精度なマッチングを行う一連のプロセスは、Salesforceの統合プラットフォームだからこそ成し得たものです。また、単なる自動化に留まらず、適切なデータに基づき24時間365日フィードバックを提供する「自社専用のAIマネージャー」へと進化し続ける拡張性は、他社にはない唯一無二の優位性といえます。

単なる求人紹介であれば、AIエージェントは必要ありません。求人キャリアの提案を超えて、人、企業、産業、そのものの変化を生むきっかけを作ること。その伴走に全ての時間を全社員が投下できるそれをアシストにしてくれるのが Agentforceです。

菅 優介 氏
取締役, 株式会社REFLAME
+ 10 %
面談決定率の向上
67 %削減
求人検索工数