ビジネスの変化に寄り添ったシステムに容易にカスタマイズでき、小さな会社でも大企業と同等以上の 利便性を享受できる。新事業を軌道に乗せることができたのはSalesforceがあったからこそです”

GEM Partners株式会社 代表取締役CEO 梅津文氏
 

GEM Partners株式会社は、2008年の創業以来、映画配給会社や映画館、動画配信事業者などに対し、自社サイト「GEM Standard」を通じて、映画・映像コンテンツの興行収入や宣伝に関する各種データを提供し、新たな市場を切り拓いてきた。2016年4月には、独自の分析やレポートを駆使して宣伝コンサルティングやデジタルマーケティングなどのサービスを提供する「GEM Digital」をスタートさせている。

ただ、多くのベンチャーがそうであるように、同社もまた成長に伴う数々の課題に直面してきた。代表取締役CEOの梅津文氏はこう振り返る。

「たとえば、名刺情報をもとにした1回1000通を超える大量のメール配信が人手不足でままならない。また、お客様とのメールのやり取りをはじめ、社員の行動履歴や案件の進捗が社内で共有されず、属人的な営業スタイルから脱却できない。事業拡大によって複数の案件が同時並行で走るようになると、売上の管理や請求書の管理が複雑化してミスが頻発し、コア業務に専念できない。さらに、多額のキャッシュを扱う新事業の立ち上げにはリスク管理が欠かせませんが、入出金をシビアにチェックする体制が整っていない。そういう問題が多々ありました」(梅津氏)

同社は2010年、Salesforceを導入し、そうした課題の解決に乗り出した。

 

最初に着手したのは、メルマガ配信の効率化だ。映画の興行収入等に関するデータやレポートを掲載した独自のメルマガは、見込み客含め多くの顧客にとって非常に高い価値を有している。それだけに、配信業務を効率化し、開封率を向上させることは、商機拡大に直結するのだ。

そこで同社は、Sales CloudとPardotでメルマガを効率的かつ安定的に一斉配信できるシステムを構築。その結果、少人数でも週1回の配信を継続でき、顧客からの問い合わせ数が急増、開封率は40%に達するようになった。  さらに、メール配信を通じて自社のサービスサイト「GEM Standard」に見込み客を誘導してデータやレポートの購入につなげる、という流れをSales Cloudで一括管理。Sales Cloudをカスタマイズして作成した「(映画)作品マスタ」とプロジェクトを連携させることで、事業全体を俯瞰的に把握できるようにもなった。

続いて同社は、Sales CloudとIQinboxを連携させ、梅津氏の能力と人脈に頼りがちだった“個人商店型経営”から“組織的経営”への脱皮を図る。

IQinboxを使えば、取引先へのメール送信の際、ボタンひとつでログを残したり、開封履歴を確認したりすることができる。マーケティング・ディレクターの坂井愛子氏はいう。

「IQinboxなら簡単に時系列でログを残すことができるので、ログ保存率が飛躍的に向上し、チームメンバーがログを閲覧して案件の進捗などを把握できるようになりました」(坂井氏)  さらに、Sales Cloudをカスタマイズし、案件のステータス管理や受注後のプロジェクト管理、経理管理を一元化。チームスピリットと連携させて勤怠管理も行うようになった。そうした行動履歴・案件状況の可視化、管理業務の効率化は、属人的なビジネスから脱却する大きな一歩となった。

Salesforceは、新規事業の立ち上げにも大いに貢献している。スタートしたばかりの「GEM Digital」では、媒体への広告出稿費などとして多額のキャッシュをやり取りする。そこで同社は、案件の売上予測などを担当者に入力させ、それを管理部にチェックさせる仕組みをSalesforceで確立。それによって、キャッシュフローの推移などをひと目で把握し、リスクを回避しつつ迅速な経営判断を下せるようになった。結果、同事業の初年度の売上は、なんと予想値の10倍に達したという。
 
 
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