データで変わる建設業界 ~事例から学ぶ本当に価値のあるデータ活用とは~
日刊建設工業新聞主催:第37回建設未来フォーラム
生産性向上、課題解決、そして成長戦略、建設産業界では様々な切り口からDXに取り組んでいます。しかし、手段が目的化してしまったり、意図する価値を生み出せているのか疑問をお持ちの企業も多いのではないでしょうか。
今回の建設未来フォーラムではセールスフォース・ジャパンとともに、竹中工務店と日特建設をお招きして、どのようにデータ活用が行われているのか、具体的な事例をもとに学んでいただける内容をお送りします。
主催 日刊建設工業新聞社
協賛 株式会社セールスフォース・ジャパン
竹中工務店 設計本部 設計企画部 設計企画グループ 主任 佐方寛氏
【データの力を引き出す:人間中心の建設DXへの挑戦】
建設業界においてDXがますます重要視される中で、私たち竹中工務店もデータの利活用に関して様々な取り組みを進めてきました。他方、その過程で「データの収集・整理・更新」といった、非常に個別性が高く、難易度の高い課題にも直面してきました。この講演では、私たちがどのようにデータを入力しやすい環境を整え、収集を行っているか、その具体的なアプローチをご紹介します。そして、業界全体でどのように現実的で持続可能なDXを進めていくべきか、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
日特建設 常務執行役員技術開発本部長 菅浩一氏
【技術営業から現場までの全社情報統合への取り組み】
昨年、経営課題の解決に向けて着手した「営業と技術の情報統合」の続編として、技術営業から現場までを含めた「全社情報統合」の取り組みを紹介いただきます。営業管理のイメージが強いSalesforceにおける全社情報統合の全容を、サンプル画面と合わせてご紹介予定です。
セールスフォース・ジャパン
リテール・コンシューマ&ビジネスサービス統括本部 部長 藤田啓
B2Cソリューション本部 ソリューションエンジニア 阿曽花梨
【人材不足問題へのデジタルの挑戦 〜建設業界の持続的成長に向けたデジタル活用とは〜】
建設業の所謂”2024年問題”に対し建設各社は時間外労働の上限規制への対応を急いでいますが、その本質は「労働力不足」に由来する企業の停滞、ひいては「業界の持続性に対する懸念」をどう乗り越えるかと言う点にあります。本セッションでは、個々の企業が人材と共に成長を遂げるべく、デジタル活用のヒントをご紹介致します。
