
株式会社ギブリー
ギブリーが挑むAgentforce(AIエージェント)による“労働力革命”
「課題がない」ことこそが、最大のリスク 自社AIを保有しながら、SalesforceのAIエージェント導入を決断したギブリーが見据える“労働力革命”の全貌とは。

株式会社ギブリーは顕在的な課題がなかったにもかかわらず、「挑戦をしないことこそリスクである」という危機感からSalesforceを導入しました。Agentforce(AIエージェント)とSalesforceの多彩な機能を組み合わせることで、セールス・サポート・ヒューマンリソースといった幅広い領域で大胆な業務効率化を図り、“労働力革命”とも呼べる組織変革を実践しています。
ギブリーについて
ギブリーの挑戦
Salesforceがギブリーをどのようにサポートしているか
ギブリーは、Sales Cloud、Einstein for SalesやService Cloud、Agentforce、Data Cloudなどの豊富な機能を戦略的に組み合わせ、徹底した業務効率化を推進しています。
セールス+AI
Einstein for Salesの商談情報自動文字起こし機能を活用することで、フィールドセールスにかかる負担を大幅に削減しています。さらに生成AIによる要約機能も導入し、担当者の入力・管理工数を一層軽減することで、Sales Cloudへの商談情報更新率は20%から90%へと大幅に向上しました。交渉内容が可視化されるようになったことで管理体制の強化や商談の進捗をリアルタイムで把握する仕組みを整え、より戦略的な営業活動が可能となっています。
カスタマーサポート+AI
カスタマーサポートサイトにAgentforceを設置することでFAQ対応を自動化し、1日あたり6.1件の問い合わせのうち97%(5.9件)の対応を自動化することに成功。これにより1日あたり約3時間(0.4人月)の工数削減を実現し、回答内容の標準化によって対応品質のばらつきを解消しました。また、新機能情報の追加や更新を即座に反映できるようになり、情報更新作業の負担を大幅に軽減しています。
ヒューマンリソース+AI
AgentforceとLINEを連携させることで、求職者からの問い合わせを一元管理できるようにし、採用に関するコミュニケーションのスピードを飛躍的に向上させています。これにより、求職者への迅速な対応が可能になり、企業イメージの向上や優秀な人材の獲得にも寄与しています。
こうした取り組みによって、ギブリーは“労働力革命”という言葉にふさわしい全社規模の変革を進めています。特にカスタマーサポート領域では、現在の適用範囲は全体の1/3にとどまるものの、全製品情報に拡大することで月1.5人月の業務削減を達成予定。また、他の10製品への横展開によって、月10〜15人月の削減も見込まれています。AIエージェントが定型業務を担うことで、社員はよりクリエイティブな業務へ集中でき、高収益かつイノベーティブな企業文化の醸成を目指すという、大きなビジョンを着実に形にしているのです。
“ここまでAIが精度高くかつ、お客様に合わせて柔軟に回答を変えていける、そんなことは今までみたことがなかったのでかなりの衝撃を受けました。”
吉田 将輝 氏
株式会社ギブリー
執行役員CMO / 経営統括部長
他社にはないSalesforceの価値
ギブリーが自社のAI資産を有しているにもかかわらずAgentforceを導入した最大の理由は、「クリックベースで圧倒的に簡便なシステム構築が可能で、既存業務との親和性も極めて高い」という点にあります。コードを書かずとも柔軟にユースケースを追加できるため、急速に変化するビジネス環境に迅速に対応でき、現場の声も素早く反映できます。さらに、基幹システムがSalesforce上にあったことで、短期間での導入が可能となり、構築工程のほぼ全てを社内で完結できた点も大きな強みとなりました。
こうした基盤があるからこそ、ギブリーはAgentforce(AIエージェント)を最大限に活用し、業務革新だけでなく企業カルチャーの進化までも推し進めようとしています。
+70%
商談登録率
+97%
対応自動化
0.4人/月
AIエージェントへの変換
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