2. 海外の先進的証券会社が採用 アドバイザリー型ビジネスを推進
新CRMシステムの構築に向けて同社が掲げた要件の1つにはプロファイリングで扱うべきお客さまの詳細情報を網羅的に管理できる仕組みにすることです。そしてもう1つが、お客さまに直接相対しヒアリングやアドバイスを行うFAが利用する機能と、FAをサポートする本部組織やコールセンターなど非対面部門が利用する機能、双方を単一のプラットフォームで実現できることでした。
これらの要件を踏まえ検討の結果、国内の証券会社としては初めてCRMシステムにSalesforce Financial Services Cloud(以下、FSC)を採用しました。FSCでは、現在の資産状況や運用目標に加え、ライフイベントにまつわる情報やファミリー全体の資産状況などの情報も保持することが可能です。同社では目指すアドバイザリー型ビジネスを最適な形で実現し得るものと評価しました。
「グローバル水準のシステムである点も重要なポイントでした。Salesforceは、先進的にアドバイザリー型ビジネスを推進してきた米国モルガン・スタンレーをはじめ、各国の名だたる証券会社において導入されています。実績の面でもSalesforce特にFSCの採用はいわば必然でした」と同社の砂押英幸氏は強調します。これについて砂押氏は実際に、モルガン・スタンレーの現地視察やSaleforce.comの米国本社を訪れアドバイザリー型ビジネスにおけるFSCの活用方法を確認、納得した上で導入に踏み切りました。
その他、Salesforce LightningやCRM Analyticsを使った、グラフ表示による表意性に優れたUI/UXで活動状況や資産状況を可視化できる点、モバイルデバイスでの利用が標準でサポートされている点などもSalesforceの重要なアドバンテージだと同社では評価しています。