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【抄訳】米国セールスフォース・ドットコム、 2019年度第3四半期(2018年8月1日~2018年10月31日)業績を発表

~2020年度通期の売上ガイダンスを159億ドル〜160億ドルと予測~

2018年11月28日

・第3四半期の売上は前年比26%増の33億9,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は26%増
・前受収益は前年比25%増の53億8,000万ドル、為替変動の影響を除いた場合は26%増
・成約済み繰延収益は前年比34%増の約212億ドル
・第3四半期のオペレーティングキャッシュフローは前年比14%増の1億4,300万ドル
・2019年度第4四半期の売上ガイダンスを35億5,100万ドル~35億6,100万ドルと予測
・2019年度の売上ガイダンスを132億3,000万ドルから132億4,000万ドルに上方修正

グローバルでCRM をリードする米国セールスフォース・ドットコム(日本法人:株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:小出伸一)は、2019年度第3四半期(2018年8月1日~2018年10月31日)の業績を発表しました。

セールスフォース・ドットコム共同CEOのキース・ブロック(Keith Block)は次のように述べています。「当期の堅調な業績とお客様からの需要が驚くほど伸びていることを踏まえ、当社は2019年度の売上ガイダンスを再度引き上げ、2020年度通期の売上ガイダンスの上限を160億ドルとする見通しです。あらゆる業界、あらゆる地域の企業にとってデジタル変革は不可欠なものになっており、戦略的パートナーとしてSalesforceを活用するようになっています。」

セールスフォース・ドットコム 会長 兼 共同CEOのマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように述べています。「セールスフォース・ドットコムがエンタープライズソフトウェア企業として、史上最速のペースで年商160億ドルに到達することを非常に嬉しく思います。これもひとえに、あらゆることを可能にしてくれるSalesforce Ohana(家族)の皆さんのおかげであり、心から感謝したいと思います。」

セールスフォース・ドットコムの2019年度第3四半期業績は次のとおりです。

売上 – 第3四半期の総売上は、33億9,000万ドル(前年比26%増、為替変動の影響を除いた場合は26%増)でした。サブスクリプションおよびサポートによる売上は、31億7,000万ドル(前年比26%増)、 プロフェッショナルサービスやその他による売上は2億2,400万ドル(前年比15%増)でした。

1株当たり利益 – 第3四半期のGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.13ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.61ドルでした。ASU 2016-01で義務付けられた戦略投資の時価会計によるGAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.07ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は0.06ドルでした。

現金 – 第3四半期に事業活動がもたらした現金は1億4,300万ドル(前年比14%増)でした。四半期末における現金総額、現預金および有価証券の残高は34億5,000万ドルでした。

前受収益 – 2018年10月31日時点の貸借対照表上の前受収益は53億8,000万ドル(前年比25%増、為替変動の影響を除いた場合は26%増)でした。

成約済み繰延収益 – 成約済みだが認識されていない将来収益である成約済み繰延収益は、第3四半期末時点で約212億ドル(前年比34%増)でした。成約済み繰延収益には、MuleSoftの成約済み繰延収益に関連する約3億ドルが含まれています。成約済みで今後12カ月以内に認識が予測される現行取引価格は、第3四半期末時点で約100億ドル(前年比27%増)でした。

セールスフォース・ドットコムは、2018年11月27日時点(米国時間)で、2019年度第4期四半期の売上、1株当たり利益および前受収益についてのガイダンスを示しています。セールスフォース・ドットコムは、2018年8月29日に発表した2019年通期の売上ガイダンスおよび1株あたり利益ガイダンスについても上方修正し、オペレーティングキャッシュフローの成長率については当初のガイダンスを維持しています。さらに、2020年通期の売上ガイダンスも新たに示しています。以下のガイダンスはASU 2016-01の新会計基準の影響による戦略投資に関する将来の影響を反映したものではありません。また、財務業績にプラスの影響を及ぼしてきた当社の投資ポートフォリオが将来的に従来とは異なる結果をもたらす可能性があり、特に、市価が大幅に変動する間に当社の戦略的投資ポートフォリオに含まれる株式上場企業が相当な影響を受ける可能性があります。以下のガイダンスは新税法およびその解釈により予測される影響、ならびにその他の要因や仮定を含めて、セールスフォース・ドットコムが現時点で入手可能な情報を反映したGAAPベースの予測税率に基づくものです。GAAPベースの予測税率は最近の買収により変動する可能性があります。



次の表は、2019年度第4四半期および通期のGAAPベースの希釈後1株当たり利益を、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益のガイダンスに調整したものです。



*セールスフォース・ドットコムのGAAPベースの税引当には、2019年1月31日までの3カ月間については約13.0%、2019年1月31日を決算日とする12カ月間については約1.2%の予測税率を使用しています。GAAPベースの予測税率は最近の買収やその他取引により変動する可能性があります。GAAPベースの予測税率は最近の買収により変動する可能性があります。セールスフォール・ドットコムのGAAPベースの希釈後EPSの予測はASU 2016-01の影響を排除したものです。
**セールスフォース・ドットコムの非GAAPベースの税引当には、現時点入手可能な情報を反映した21.5%の長期予測税率を使用しており、変更される可能性があります。
** セールスフォース・ドットコムの非GAAP希薄化後EPSはASU 2016-01の影響を排除したものです。


以上


本抄訳プレスリリースは、2018年11月27日(現地時間)に米国セールスフォース・ドットコムが発表したプレスリリースの一部をもとにしています。本プレスリリース全文は、下記リンク先にある原文(英語)をご参照ください。
https://investor.salesforce.com/about-us/investor/overview/default.aspx