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セールスフォース・ドットコム、Salesforce Commerce Cloudを提供開始

カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRMを提供する株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO:小出伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、コマースの統合を迅速に実現するSalesforce Commerce Cloud(以下、Commerce Cloud)を提供することを発表しました。Commerce Cloudは、セールスフォース・ドットコムが買収したデマンドウェアの製品を基盤とした製品であり、Web、モバイル、ソーシャル、店舗など、さまざまなチャネルで買い物をする一人ひとりの顧客に最適化されたショッピング体験を、ブランドが提供することを可能にします。世界シェアトップのCRMプラットフォームの一製品となったことで、ブランドは、コマースに加えてマーケティングやカスタマーサービスなども完全統合した体験を顧客に提供することができます。

Salesforce Commerce CloudのCEOであるジェフ・バーネット(Jeff Barnett)は次のように述べています。
「さまざまなチャネルでつながった顧客はコマースの世界を変革していますが、同時にブランドがショッピング体験を変革していくための新たな機会を創出しています。企業向けクラウド型コマース製品のリーダーと世界トップシェアのCRMが一つになることで、一人ひとりに最適化され、統合されたカスタマーエクスペリエンスを、ブランドが提供できるよう支援します」

つながった顧客がリテールを変革する

2017年末までに、消費者は他のデバイスよりも電話で買い物をするようになると予測されていますが、現在ではまだ9割の買い物が店舗で行われています。今日、多くのブランドやリテール企業は、コストがかかるレガシーシステムをコマースの強化のために利用していますが、すべてのカスタマージャーニーをサポートしておらず、消費者が買い物で利用する多様なチャネルにつながるために必要な柔軟性を持ち合わせていません。速いスピードで環境が変化し続ける中で競争力を維持するために、ブランドは、買い物客とあらゆるチャネルでダイレクトにつながり、顧客の購入ライフサイクルを通して一人ひとりに合った体験を提供できるプラットフォームを必要としています。

Salesforce Commerce Cloudで、統合されたショッピング体験を実現

Commerce Cloudは、Webやソーシャル、モバイル、店舗といったすべての販売ポイントを横断したコマースのオペレーションを強化します。Commerce Cloudは、エンタープライズ向けのクラウド型コマースソリューションをリードする製品として、複雑化した消費者主導の世界において世界のトップブランドが継続して革新していくことを支援します。

Commerce Cloudは、世界トップシェアのCRMプラットフォームの一製品として、企業が消費者のライフサイクルを通じて一貫したブランド体験を提供することを可能にします。Salesforceのセールス、サービス、マーケティング、コミュニティ、アナリティクス、IoT、そしてプラットフォームソリューションにより、ブランドやリテール企業は、チャネルやデバイスを問わず、顧客とのつながりが完全に統合されていることを確信することができます。

さらに、Commerce Cloudが提供する特長は下記のとおりです:

Apple Payによるワンタッチ決済:
Commerce Cloudは、モバイルWebのApple Payに対応した初のコマースソリューションです。これによりCommerce Cloudユーザーは、買い物客にセキュアでプライベートな決済をiPhoneやiPadのSafari、あるいはMac上で簡単に行うサービスを提供することができます。販売者は、シンプルなコンフィギュレーションで機能を追加するオプションを活用することで、Apple Payの利点を得ることができます。シームレスな統合によって、モバイルコンバージョンがデスクトップやラップトップ端末に見られるコンバージョンレートよりも低くなる原因となるモバイルでの決済プロセスを簡素化します。

Commerce Cloud Einstein:
Salesforce Einstein(アインシュタイン)により、人工知能(AI)がSalesforceプラットフォームに組み込まれたことで、Salesforceは世界で最もスマートなCRMになります。Commerce Cloud Einsteinは、すべてのコマースジャーニーにインテリジェンスを加えます。例えば、顧客一人ひとりに合ったおすすめ商品を提示するProduct Recommendations、個別にソートをかけて関心のありそうなことやものをベースに検索結果を導くPredictive Sort、リテール業者が商品を購入する関連性を把握し、よりスマートな取引や店舗計画を強化するCommerce Insightsなどの機能が含まれます。

一流ブランドがCommerce Cloudにより、顧客と新しいカタチでつながる

Design Within ReachやL’Oreal USA、Suitsupplyといった一流のグローバルブランドが、Commerce Cloudを採用することでデジタルコマースを強化し、一人ひとりに合ったショッピング体験を提供しています。Forrester Consultingによると、Commerce Cloudユーザーは他のコマースプラットフォームを利用する企業よりも平均して3.5カ月早く、そうした体験の提供を実現しています。2009年から2014年までに、クラウド型のコマースプラットフォームを利用するリテール企業は、他のプラットフォームを利用する企業と比べて、売上、営業利益率、収益において大きな成果を上げています。Commerce Cloudは53カ国で1,800サイトを超えるお客様を支援しており、2016年で行った取引は160億ドルを超えています。

価格および提供時期について

Commerce Cloudは、一般提供を開始しています
Apple Pay対応は、Commerce Cloudの全てのお客様に追加コストなしで提供します
Commerce Cloud EinsteinのProduct Recommendationsは、提供開始しており、Commerce Cloudのライセンスに含まれています
その他の情報

Commerce Cloudについて詳しくは、こちらをご参照ください:
http://www.demandware.jp/

Salesforce Einsteinについて詳しくは、こちらをご参照ください:
http://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2016/09/160921.jsp

セールスフォース・ドットコムについて

グローバルでCRMをリードするセールスフォース・ドットコムは、企業が顧客と新しいカタチでつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。