あらゆる規模の企業へFinのカスタマーエージェントプラットフォームを提供し、価値創出を迅速化。自律型AIエージェントによる企業変革を加速
※本記事は2026年6月15日に米国で公開されたSalesforce Signs Definitive Agreement to Acquire Finの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
カリフォルニア州サンフランシスコ — 2026年6月15日 — CRMのグローバルリーダーであるSalesforce(NYSE: CRM)は本日、業界をリードするカスタマーエージェント企業であるFin(旧Intercom)を買収する最終合意に署名したことを発表しました。合意条件に基づき、Salesforceは、慣習的な購入価格調整を条件として、Finを約36億ドルで買収します。
Finの核となる製品である「AI Agent」は、ライブチャット、電子メール、WhatsApp、SMS、電話、Slackを含むあらゆるチャネルにわたり、複雑な顧客からの問い合わせをエンドツーエンドで解決します。このAI Agentは、カスタマーサポート向けに特化して構築された同社独自のAIモデル「Apex」を搭載しており、市販されている主要な最先端のフロンティアモデルを凌駕する、業界をリードする解決率を実証しています。
Salesforceの会長兼CEOであるマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は、次のように述べています。 「あらゆる企業がエージェンティック エンタープライズ(Agentic Enterprise)へと変革を進める中で、FinをSalesforceに迎えることができるのを大変嬉しく思います。Finは、実証済みのエージェントテクノロジー、カスタマーサクセスへの深いコミットメント、そして強力なサービスエージェント機能でAgentforceを補完する素晴らしいAIチームをもたらします。私たちは共に、あらゆる規模の企業がこの機会を捉えられるよう支援し、大規模に測定可能な成果をもたらす信頼されたエージェントによって、価値創出までの時間を短縮していきます」
Finの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるイーガン・マッケイブ(Eoghan McCabe)氏は、次のように述べています。 「これは世界の消費者にとって大きな勝利です。私たちのテクノロジーはこのカテゴリーを定義し、今日の優れたカスタマーサービスのあるべき姿の新たな基準を確立してきました。Salesforceと力を合わせることで、単独で達成できたよりもはるかに速いスピードで、このテクノロジーを広く世界中に展開することができます」
顧客セグメント全体でエージェントによる価値創出時間を短縮
2027年会計年度第1四半期にARR(年間経常収益)が12億ドルに達し、前年同期比205%増を記録したAgentforceの強みをベースに、Finのパッケージ化された製品と独自モデルは、柔軟なカスタマイズが可能なエージェンティックAIプラットフォーム Agentforceを補完し、サービス組織に対して価値創出の早い新たな展開オプションを提供します。
買収完了後、SalesforceとFinは、顧客サービス業務全体にAIエージェントを配置するより多くの方法を顧客に提供します。これには、迅速な立ち上げ、既存システムとの統合、および測定可能な成果の提供を必要とする中堅・中小企業(SMB)や一部の商業組織に特に適した、迅速な価値創出の選択肢が含まれます。SalesforceとFinは共同で、迅速に展開可能なサポートエージェントから、信頼されたデータ、セキュリティ、ガバナンス、および統合に基づいて構築された、より高度にカスタマイズされたエンタープライズ規模の変革まで、AI導入のあらゆる段階にある顧客を支援します。
FinのAIエージェントテクノロジーは、組織の自律的な解決率を向上させ、サービスコストを削減し、サービス組織全体でのAI導入を加速させるのに役立ちます。このAI Agentは、AIエージェントがサポート量の平均76%をエンドツーエンドで解決した事例を含め、すでに強力な顧客成果を実証しています。また、この買収により、長年の経験を持つ技術的なAIチームと、30,000社以上の企業からなる確立された世界的な顧客基盤がSalesforceにもたらされます。
取引の詳細
本取引は、必要な規制当局の承認の取得を含む、慣習的な完了条件を満たすことを条件として、Salesforceの2027年度第4四半期に完了する予定です。取引完了の予想時期に基づき、2026年5月27日に発表されたSalesforceの2027年度の財務予測に変更はありません。また、本取引がSalesforceの資本還元プログラムに影響を与えることはありません。
将来予測に関する記述
本プレスリリースには、1995年米国私募証券訴訟改革法のセーフハーバー条項の定義における、SalesforceによるFinの買収提案に関する将来予測に関する記述が含まれています。これには、重大なリスク、不確実性、および仮定が含まれており、実際の業績はこれらの記述によって明示または黙示された内容と大きく異なる場合があります。本レポートにおける将来予測に関する記述には、とりわけ、提案された買収の潜在的な利益、以前に発表された予測および当社の資本還元プログラムへの影響の有無、Salesforceの計画、Salesforceの財務状況、業績および事業、ならびに提案された買収の完了予想時期に関する記述が含まれます。リスクおよび不確実性には、完了条件の充足、SalesforceによるFinの統合の成功、およびこの発表に起因するビジネス関係への潜在的な混乱が含まれますが、これらに限定されません。追加情報は、Form 10-Kによる年次報告書やForm 10-Qによる四半期報告書を含め、Salesforceが証券取引委員会に提出した最新の書類に詳しく記載されています。Salesforceは、法律で義務付けられている場合を除き、これらの将来予測に関する記述を更新する義務を負わず、またその意図もありません。
Salesforce について
Salesforceは、あらゆる規模の企業がエージェンティック エンタープライズへと変革することを支援します。人とAIエージェント、アプリケーション、データを信頼性の高い単一のプラットフォームへ統合することで、これまでにない成長とイノベーションを実現します。詳細は salesforce.com/jp をご覧ください。
