毎年3月8日の「国際女性デー(International Women’s Day)」は、世界各地で女性の権利と平等な社会への歩みを祝う象徴的な日です。Salesforceにおいても、この時期は単なるカレンダー上の記念日ではありません。私たちが掲げるコアバリューの一つ「Equality(平等)」を改めて胸に刻み、一人ひとりが自らのキャリアと社会の未来を問い直す、情熱に満ちた期間となりました。
この国際女性デーを記念してSalesforce東京オフィスで開催されたイベントには、社内公募に対して130名を超える社員がエントリー。会場の熱気はオンラインを通じて全国のオフィスへと波及し、まさに全社が一丸となって「ジェンダー平等の次なる一歩」を模索する場となりました。
Salesforceは創業以来、ビジネスは社会を変えるための最良のプラットフォームであると信じてきました。その根幹にあるのが、人種、ジェンダー、宗教にかかわらず、誰もが自分らしく輝ける社会の実現です。
2026年の国際女性デーにおいて、私たちが掲げたテーマは 「Fearless Forward(恐れずに進む)」。
テクノロジーの進化、特にAIが社会のあり方を根底から変えようとしている今、私たちは未知の領域に対して不安を感じることもあります。しかし、最初から完璧な答えを持っている必要はありません。「恐れ」を「好奇心」に変え、既存の発想を転換することで、新しい価値を創造していこう——。そんな力強いメッセージが、このテーマには込められています。
2026年のテーマは「Fearless Forward(恐れずに進む)」
イベントの冒頭、嬉しいニュースが共有されました。Salesforceは、2026年度版「働きがいのある会社」女性ランキングにおいて、日本国内で第2位に選出されたのです。
来日中だったGlobal Employee Success責任者のStephanie Orth(ステファニー・オース)は、壇上で次のように語りました。
「この素晴らしい結果は、数値上の達成ではありません。日本のリーダーシップチーム、そしてSWN(Salesforce Women’s Network)をはじめとする社員一人ひとりが、互いの違いを認め合い、支え合おうと日々積み重ねてきた努力の結晶です。私たちが歩んできた道は正しかった。そう確信させてくれる出来事です」

スペシャル対談:野嶋紗己子氏と探る「個の確立」と「変革の作法」
本イベントのハイライトは、経済メディア「PIVOT」のMC・プロデューサーとして第一線で活躍する野嶋紗己子氏を迎えた特別対談です。モデレーターを務めたSWNの安見沙希子との対談は、単なるキャリア論を超え、現代を生きるビジネスパーソンへの深い洞察へと発展しました。

「肩書き」を自ら定義する勇気
2024年、放送局のアナウンサーという安定したキャリアからPIVOTへと転身した野嶋氏。彼女が強調したのは、自分自身のアイデンティティを「言語化」することの重要性です。
「私は今、自分の仕事を『MC・プロデューサー』と定義しています。単に原稿を読むだけでなく、コンテンツ全体をどう構成し、どんな価値を届けるかに責任を持つ。そう自らを定義することで、周囲からの期待も変わり、自分自身の行動も変わりました」
これはSalesforceが大切にしている「セルフブランディング」の考え方とも共鳴します。組織のなかの歯車になるのではなく、自分が何者であり、どのような価値を提供したいのかを自らの言葉で語ること。それがキャリアを切り拓く第一歩になると野嶋氏は語ります。
恐怖を分解し、「解像度」を上げる
テーマである「Fearless」について、野嶋氏は独自の視点を披露しました。野嶋氏にとっての恐れない心とは、決して恐怖を消すことではありません。
「不安の正体を分解し、徹底した準備でその『解像度』を上げること。プロとしてコンディションを整え、一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。準備を尽くすことで、恐怖は具体的な『課題』へと変わります」
変化の激しいAI時代において、この「不安を分解し、準備を尽くす」という姿勢こそが、私たちが前進し続けるための鍵となります。
イクオリティ(平等)の現在地。多様性の先にある「包括」への問い
対談の後半では、日本における多様性・公平性・包括の現状について、より踏み込んだ議論が行われました。野嶋氏は、多くの企業を取材するなかで感じている視点を共有しました。
「現在は『多様性(ダイバーシティ)』という言葉だけが先行している傾向があります。しかし本来、人間社会にはまず『平等(Equality)』があり、それによって『包括(Inclusion)』が生まれ、その結果として多様性が花開くはずです」
属性による分類を超え、一人ひとりの背景や経験がそのまま価値となる社会へ。野嶋氏は、Salesforceのようなリーダー企業に対し、「その知見やノウハウを、リソースの限られる中小企業などへも積極的に共有し、社会全体の変革をリードしてほしい」と期待を寄せました。
Fearless Forwardに(恐れずに前へ)挑み続ける
イベントの締めくくりには、Salesforceが今後女性活躍推進に当たり、どのような事業目標を持っているのかが共有されました。「働きがいのある会社」ランキングで女性部門2位という評価をいただいたことは、大きな励みになります。しかし、私たちはこれをゴールだとは思っていません。ジェンダー平等の視点で見れば、まだ解決すべき課題が数多く残されている。そんな真摯な現状分析とともに、残された課題を具体的なアクションへと落とし込み、全員で着実に達成していくという強い決意が共有されました。誰もが自分らしく挑戦できる社会を目指して、Salesforceの取り組みはこれからも続きます。一年後、より良い変化を皆さんに届けられるよう、今日からまた着実に歩みを進めていきたいと思います。
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