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Spring ’26リリース:エージェンティック エンタープライズの実現を支援する10のツール ― さらにいくつかの追加機能

Salesforce Announces Spring 2026 Product Release

※本記事は2026年1月9日に米国で公開されたSpring ’26 Release: 10 Tools to Help Build an Agentic Enterprise — Plus a Few Extrasの抄訳です。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。


米国Salesforceは、Spring ’26 リリース(英語)を公開し、2月23日より顧客体験に強力な新たなAI、データ、自動化機能を提供いたします。本リリースは、企業がセールスやサービス、データインテリジェンスを統合し、人の専門知識とAIエージェントが連携してカスタマーサクセスを推進するエージェンティック エンタープライズへの変革のプロセスを加速できます。Spring ’26リリースは、新たにAIを搭載したSales Workspace、Proactive Service、次世代のShield などのエクスペリエンスの進化により、企業がよりスマートに業務を行い、カスタマーサクセスを拡大するために必要なインテリジェンスと自動化を提供します。

Spring ’26 リリースにおける10大アップデート:

  • Sales Workspace —営業担当者とAIエージェントを統合し、営業活動を変革
    Sales Workspaceは、AIエージェントや分析ツール、予測的分析のインサイトを統合した、営業担当者向けの新しいインテリジェントハブです。パフォーマンスの把握、営業担当者の活動状況の確認、ワークフローの効率化、次に行うべき優先事項の意志決定を一つの場所で行うことができ、営業担当者は顧客と向き合う時間をより多く確保できるようになります。パーソナライズされた推奨や組み込み型のインサイト、優先事項に関する統合ビューを活用することで、営業担当者は常に注力ポイントや案件を前進させる方法を容易に把握することが可能となります。
  • Proactive Service — コスト削減とケース回避率向上を同時に実現
    顧客のセルフサービスを事後対応型から事前対応型へ移行します。Proactive Serviceは、発生しそうな顧客の問題を事前に検知し、セルフサービスによる解決ガイダンスを拡充し、結果を分析することで、問題が深刻化する前に顧客が自ら解決できるよう支援いたします。
  • Two-Way E-mail  — あらゆるメールを対話に変換
    Two-Way E-mailは、一方的なメール配信をダイナミックな双方向の会話へと変換します。自律型AIエージェントにより、よくある質問へ迅速に回答し、製品の推奨や、サポートケースの回避などが可能となります。これにより「返信不可」メールの時代は終わりを告げます。
  • Native Geographic Information System(ネイティブ地理情報システム) — 現場データをそのまま表示 — アプリ切り替えが不要
    Native Geographic Information Systemは、モバイルワーカーの業務フロー内で、あらゆる業務、資産、データを包括的な360度マップビューで直接表示します。Field Serviceのモバイルアプリを使用することで、通信環境が不安定な地域でも、アプリを切り替える必要がなく、マップデータを簡単に更新できます。
  • Agentice SetupとData Management — Data 360のあらゆるプロセスでAIエージェントを活用
    Data 360のAgentic SetupとData Managementを活用することで、自然言語で複雑なタスクを加速させることができます。スマートな提案によるデータパイプラインの調整で、様々なレベルの専門性を持つユーザーを支援します。接続から有効化までを、制御性と透明性を保ちながら、スムーズで効率的なワークフローで進められます。
  • Agentforce Builder — 本番環境対応のAIエージェントを構築する最速の方法Agentforce Builderを活用することで、企業は単一の会話型ワークスペース内でAIエージェントの構築、テスト、改良を行えます。ユーザーはAIガイダンスによる構築を開始後、オートコンプリート機能を備えたドキュメント風のエディター、ローコードのキャンバス、またはプロコードスクリプトビューで改良することが可能です。
  • Agentic Enteprise Search — 検索から直接回答を発見し、即座に行動
    Agentic Enteprise Searchにより、検索、コラボレーション、アクションを単一のインターフェースで統合いたします。本ソリューションは、Data 360 を基盤とし、200 以上の外部ソースからコンテキスト(文脈)を理解し、複数のAIエージェント間でアクションを調整するよう設計されており、ユーザーは適切なデータを見つけ、関連性とコンテキストを理解し、連携の起点を提供し、タスクを実行することが可能となります。
  • Customer Signals in Command Center — すべての顧客シグナルを一元的に可視化
    Command Centerにより、サービス業務の管理現場において顧客シグナルや営業担当、AIのパフォーマンスを監視・確認することができます。統合された信頼できる唯一の情報源を提供し、アプリケーションの切り替えを不要にすることで、リーダーは最も重要なデータに基づいて迅速な対応を取ることが可能となります。
  • Agentic Order Routing — 購買後の顧客体験を守る、よりスマートな配送制御
    在庫不足や注文の履行(フルフィルメント)ができない場所に注文が割り当てられた場合、オペレーションマネージャーはAIエージェントに、その拠点を配送ルートから除外するよう指示することができます。AIエージェントは、履行不可能な既存の注文や新規の受注を特定し、確認後、ルーティングロジックに基づいて自動的に再際割り当てを行います。これにより、配送の遅延を防ぎ、一貫してスムーズな顧客体験を維持します。
  • Agentforce for Voice for Financial Services — より迅速でスマートなサポートを実現する音声AI
    Agentforce for Financial Serivcesが音声対応しました。AIエージェントを導入することで、人員を増やすことなく、一般的な銀行業務や債権回収に関する問い合わせを大規模かつ迅速に解決いたします。

その他7つのアップデート

Spring ’26 リリースには、収益の拡大や生産性の向上、業務の効率化、顧客エンゲージメントの向上に役立つ追加の更新が含まれます。

  • Account Management — アカウントライフサイクルのあらゆる段階でディールを加速
    Agentforceはアカウント調査の負担を軽減し、営業担当者にすべての顧客に関する最新の情報を常に迅速に提供します。Salesforce、サードパーティデータ、会話記録などから継続的にインサイトを収集するため、アカウント情報は常に最新で整合性があり、即座に活用することが可能です。自動化された調査、統合された要約、明確な次なるアクションにより、営業担当者は数時間ではなく数秒で商談の準備が整います。これらのインサイトがCRMやSlack、営業担当者が活動するあらゆる場所で直接表示されるため、チームは足並みを揃え、より深い関係性と長期的な価値の構築に集中できます。
  • Prospecting — リアルタイムのシグナルを活用した常時稼働型のリード生成Agentforceは24時間365日見込み客開拓を継続するため、営業担当者は常に質の高い見込み客でパイプラインを充実させることが可能です。Agentforceは既存のSalesforceデータを、ウェブや外部データソースからのシグナルで強化します。その後、既存および新規アカウントを調査し、営業担当者の基準を満たす見込み客の優先順位付きリストを作成します。この優先順位付きリードリストはCRMとSlackの両方で利用可能であり、アカウントを担当するチーム全体がこれらのリードを確認し、対応することができます。
  • Flexible Hierarchies for Financial Services — 企業の複雑性を明確な商談へと変換Flexible Hierarchiesを活用することで、法人営業担当者(RM)は単純な組織図の管理にとどまらず、親会社から子会社に至る複雑なB2Bの企業構造を可視化できるようになります。これにより、RMは顧客企業のグループ全体のリスクを把握し、潜在的な収益機会を発見しながら、顧客の企業グループ全体での成長を積極的に推進することが可能になります。
  • Voice to Form — 安全かつ正確なデータ収集により、業務効率を向上
    この機能により、モバイルワーカーは、複雑なフォームであっても、ハンズフリーで簡単な音声コマンドを使用して入力作業を完了できます。情報をより迅速かつ正確に収集し、手動でのデータ入力に費やす時間を削減します。
  • Shield のエクスペリエンスの強化 — 高度なセキュリティ統制を迅速に導入
  • すべての Shield 製品(イベントモニタリング、プラットフォーム暗号化、項目監査履歴、データ検出)を統合された一箇所からアクセスできるようになります。さらに、進捗状況の表示や主要リソースへのクイックナビゲーションを備えたガイド付きセットアップを利用することで、データ暗号化、監視、監査といった重要なセキュリティ機能の導入を迅速に進めることができます。
  • Integrated Care Management Enhancements for Healthcare — より良いケアを実現するデータを収集
    AIによる提案と自動入力機能を備えた強化された評価フォームにより、入力作業が迅速化されます。能動的な自動保存機能によりデータ損失を防ぎ、フォーム放棄率を低減。これにより、評価フォーム上ですべての重要な患者情報が正確に収集されます。
  • Smart Content Search for Life Sciences — 検索時間を短縮し、営業担当者の生産性を向上
    この機能により、製薬・医療機器営業担当者は、最新の医薬品や治療法に関する希望のコンテンツを、実際のプレゼンテーションや文書から抽出したフレーズや概念を用いて迅速に検索・発見できます。これにより、医療従事者と会話する際に適切な情報を手元に用意し、伝達することができます。

詳細情報

  • その他の新機能は、こちら(英語)。
  • Spring ’26 リリースのTrailheadモジュールは、こちら(英語)。
  • Spring ’26 リリースノートは、こちら(英語)。

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