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富士ゼロックス、セールスフォース・ドットコムの Sales Cloud で富士ゼロックスおよび国内販売会社の営業支援システムを統合

国内最大規模となる1万名のユーザーがリアルタイムに顧客・営業情報を共有
業務プロセスの可視化・効率化により営業力の強化と顧客サービス向上を促進

 

エンタープライズ・クラウド・コンピューティング企業の株式会社セールスフォース・ドットコム(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 宇陀栄次、以下:セールスフォース・ドットコム)は本日、富士ゼロックス株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 山本忠人、以下: 富士ゼロックス)が、全国の顧客・営業情報をセールスフォース・ドットコムの「Sales Cloud」で統合する新たな営業支援システムを導入することを発表しました。すでに、営業、システムエンジニア、マーケティングの3部門で計8千名のユーザー向けに提供を開始しており、2013年3月までに国内最大規模となる1万ユーザーへ利用を拡大、本格稼動します。

富士ゼロックスでは、従来、富士ゼロックスおよび全国34の販売会社がそれぞれ独自の営業支援システムを導入・運用していましたが、これらの販売会社を地域ごとに統轄する地域統轄会社の設立と併せ、営業力の強化と顧客サービスのさらなる向上を目的として、富士ゼロックス、地域統轄会社および販売会社の営業情報をSales Cloudで統合・一元管理する新たなシステムを導入したものです。

このシステムは、「For Customer(顧客のために)」という思いから「ForCus(フォーカス)」と名づけられ、顧客・営業情報の一元管理により業務プロセスを可視化し、営業力の強化と顧客サービスの向上を促進します。さらに、このシステムはセールスフォース・ドットコムの企業内ソーシャルネットワーク「Salesforce Chatter」とシームレスに連係し、利用者同士をリアルタイムにつなげます。利用者は場所を選ばず顧客・営業情報にアクセスできるだけでなく、利用者同士でリアルタイムに情報を共有、コミュニケーションを図れることで、業務の一層の効率化を支援します。富士ゼロックスでは本システムの利用によりお客様とのコミュニケーション環境を充実しマーケティングに活用して行くことを検討しています。

全世界で10万社以上の顧客企業に利用されているセールスフォース・ドットコムのクラウドサービスは高い信頼性を備え、さらに、現場のニーズに応じてカスタマイズ可能な柔軟性と拡張性にもすぐれていることから、成長著しいアジア市場を中心とするグローバルでの展開も視野に入れた富士ゼロックス全社の営業支援システムとして選ばれました。

富士ゼロックスでは、営業部門向けにモバイルの導入を検討しており、セールスフォース・ドットコムのソーシャル、モバイル、オープンなクラウドテクノロジーを活用し、場所やワークスタイルを問わず、高度な顧客ニーズに迅速かつ的確な対応を可能にする体制を構築していく計画です。