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セールスフォース・ドットコム、最新版「Salesforce Chatter Mobile」を提供開始

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2013年7月23日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

 

第4世代Chatter Mobileでは、Salesforce内のレコードの編集、ダッシュボードの閲覧などが可能に
カスタマイズ可能なアクション機能で、モバイル環境での従業員の生産性向上を実現
世界100,000社を超える「カスタマーカンパニー」が、販売、カスタマーサービス、マーケティングなど
あらゆる場面でChatter Mobileを活用

世界シェアトップ* のCRMプラットフォームを提供する米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 宇陀栄次)は本日、「Salesforce Chatter Mobile」の最新版の提供開始を発表しました。第4世代となるChatter Mobileは、レコードの編集、ダッシュボードの閲覧のほか、様々なビジネスアクションの実行などをサポートします。Chatter Mobileの新しいアクション機能はカスタマイズが可能で、企業は自社の業務プロセスに応じて拡張し、モバイル環境での従業員の生産性を高めることが可能になります。世界中で100,000を超える「カスタマーカンパニー」(ソーシャル・モバイル時代に即した顧客志向を実現することで成長力を高める企業)が、販売、サービス提供、マーケティングなどあらゆる場面で新しいChatter Mobileを活用します。

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムのSalesforce Chatterエグゼクティヴバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ナシ・ジャザイエリ(Nasi Jazayeri)は次のように述べています。
    「ナレッジワーカーの生産性を高め、価値創造につなげられるよう、Chatter Mobile を一新しました。カスタムアクションとダッシュボード機能をモバイルデバイスで利用できるようにすることで、Chatter Mobileは従業員の生産性および顧客とのコミュニケーションをまったく新たなレベルへと高めます。」
  • 『Gartner Symposium ITxpo 2012』(2013年1月10日)の基調講演「The Nexus of Forces Changes Everything」(すべてを変える「力の結節」)において、同社は次のように述べています。
    「モバイルとは、各個人が任意の時と場所でコンピューティングを行える環境です。モバイルはあらゆるアプリケーションのエントリポイントになっており、一人ひとりの文脈に即したパーソナライズされた環境を提供します。」
  • Design Within Reach社の情報システム担当VP、ベサニー・ケンプ(Bethany Kemp)氏は次のように述べています。
    「Salesforceアプリケーションはカスタマイズできるため、プロジェクトの範囲も無限に広げることができます。Chatter Mobile によって世界中の従業員があらゆる業務プロセスを通じて同僚とコラボレートし、重要な最新情報や社内で起こっている変化を常に把握することが可能になります。」

時間や場所を問わず、あらゆるビジネスアクションをサポート
今日、ナレッジワーカーは、あらゆる時間、場所で様々なサイズの複数のモバイルデバイスを駆使しています。また消費者は自分のモバイルデバイスから様々なアクションを即座に実行できるアプリケーションによって、たとえばレストランを検索して予約をしたりスマートフォンを通じたタクシー配車アプリケーションによってタクシーを予約したり、銀行のアプリケーションを使用して小切手を即座に換金することなどができます。従来、ビジネスの世界でのモバイル活用といえば、電子メールや予定表へのアクセス、ニュースのチェックなどが主体で、モバイル環境でも生産性を発揮できる、使いやすくカスタマイズ可能なエンタープライズ・モバイルアプリケーションはありませんでした。

昨年8月14-15日に開催された『Gartner Application Architecture, Development & Integration (AADI) Summit 2012』で行われたプレゼンテーション「Mobile and Social: Major Drivers of Your Web」(モバイルとソーシャル - インターネットの重要な促進要因)によれば、企業の従業員によるスマートフォンの使用は1日平均19回、各セッションの平均時間は1.2分となっています(出典: モバイルワークフォースに関するGartner社ケーススタディ)。このように従業員はスマートフォンを利用してごく短時間で情報を消費できますが、もし従業員が営業やサービス、マーケティングなど幅広い分野を横断して時間や場所を選ばず価値あるビジネスアクションを実行し、生産性を高めることができたらどうでしょうか。

Salesforce Chatter Mobile - あらゆる場面で生産性を向上
第4世代のChatter Mobileは、時間や場所を選ばずビジネスアクションの実行を可能にするソーシャル/モバイルアプリケーションです。世界シェアトップ*のCRMプラットフォームを基盤に構築されているChatter Mobileによって、ダッシュボードの閲覧、リアルタイムでのレコードの編集などを行い、モバイル環境で高い生産性を発揮することが可能になります。またカスタマイズ可能なパブリッシャーによって、企業は従業員のエンパワメントを実現するアクションを生成し、自社の業務プロセスに即したアクティビティや営業、サービス、マーケティング、コラボレーションのための重要なアクションを実行できます。

  • レコードの編集: 重要なビジネス情報は、従業員がオフィスに戻ってデスクで更新するまで待ってはくれません―― モバイルからリアルタイムに更新し、必要な行動へとつなげる必要があります。Chatter Mobileによって、取引先や商談の情報、カスタマーケース、マーケティングキャンペーン、その他Salesforce環境内のあらゆるタイプの情報をモバイルデバイスから直接編集できます。喫茶店での休憩中、飛行機での移動中、打合せに向かうタクシー内など、時間と場所を選ばずビジネスアクションを実行することが可能になります。
  • ダッシュボードへのアクセス: ダッシュボードは営業担当者にとっては取引先情報の窓口であり、サービスエージェントにとっては顧客とのつながり、マーケターにとってはキャンペーンの成功を確認する基盤となります。Chatter Mobileによって、仕事の優先順位を判断してリアルタイムに行動を起こし、目標の達成を進め、モバイルデバイスから取引先アクティビティやキャンペーンの進捗などを確認できます。
  • パブリッシャーであらゆるカスタムアクションを実行: 一新され機能が拡張されたパブリッシャーによって、「生産性」はまったく新たなレベルへと高められます。サポートリクエストの記録、作業指示の作成、候補の承認、請求書の作成など、企業はあらゆるビジネスシナリオのカスタムアクションを作成できます。また従業員は、その場でモバイルデバイスをほんの数回タップするだけで、営業やサービス、マーケティング、カスタムビジネスアクションを実行できます。

2013年、セールスフォース・ドットコムはモバイルに注力
先頃セールスフォース・ドットコムの後援で実施された調査によると、セールスフォース・ドットコムの導入企業ではモバイルの活用によって全体的な生産性が平均29%、営業の生産性が32%向上しています。2013年、セールスフォース・ドットコムはモバイルに注力しています ―― 絶え間ないイノベーション(革新)によって、世界100,000社を超えるカスタマーカンパニーが、これまでとは違うまったく新しい環境で、時間と場所を問わず、販売、カスタマーサービス、マーケティングなどに活用しています。

  • Salesforce CRM - 業界初のモバイル・コブラウジング、モバイルコミュニティ、モバイルチャット、タッチベースのエージェントインターフェースなど、最適なカスタマーサービスのためのテクノロジーを提供します。
  • Salesforce Platform - 新しいSalesforce Platform Mobile Services が、業界をリードするツールとフレームワークをリアルタイムの顧客データと統合し魅力的なモバイルエクスペリエンスを提供します。
  • Salesforce Chatter - Chatterを基盤に構築され、ソーシャルおよびモバイルとの連携を前提としたSalesforce Communitiesが、レガシーポータルの時代が終わりを告げます。Salesforce Company Communities がソーシャルとモバイルの時代に合わせてイントラネットを一新し、企業は従業員と従業員が求めるコンテンツ、人、アプリケーションをいつでも任意のデバイスを通じてつなげるカスタムイントラネットを提供することが可能になります。第3世代のChatter Mobile によって、ユーザはあらゆるモバイルデバイスでChatterフィードから顧客情報へのアクセスと作成を行い、必要なアクションを起こすことが可能になりました。

価格および提供時期

  • Salesforce Chatter Mobile はすべてのSalesforce エディションを通じ、すべてのiOS デバイスおよびAndroid携帯電話向けに、すでに一般提供を開始しています。
  • Salesforce Chatter Mobile のダッシュボードアクセス機能、編集機能、カスタムアクション機能は、2013年7月末までにすべてのiOSデバイスで、また2013年第4四半期にすべてのAndroid携帯電話で提供を開始する予定です。
  • Salesforce Chatter Mobile は、すべてのSalesforce ユーザが無償で利用できます。
  • Salesforce Service Cloud のコブラウジング機能は2014年前半に一般提供を開始する予定です。 コブラウジング機能の料金は、一般提供開始時に発表の予定です。
  • Salesforce Service Cloud Mobile は、すでに一般提供を開始しています。Service Cloud Enterprise EditionおよびUnlimited Editionのユーザは追加料金なしで利用できます。
  • Salesforce Service Cloud Mobile のチャット機能は、すでに一般提供を開始しています。Service Cloud Enterprise EditionおよびUnlimited Editionのユーザは、1ユーザあたり50ドル(月額)で利用できます。
  • Salesforce Platform Mobile Servicesは、すでに一般提供を開始しています。
    http://www.salesforce.com/platform/mobile/(英語)で追加料金なしで利用できます。
  • Salesforce Communities は、すでに一般提供を開始しています。 Salesforce Communities の基本料金は、月額500ドルとなります。
  • 現在のところ、Salesforce Company Communitiesの一般提供は2013年後半に開始の予定です。 Salesforce Company Communitiesの料金は、一般提供開始時に発表の予定です。

その他の情報

  • Facebook: http://facebook.com/salesforce
  • Twitterで@salesforce をフォローしていただくと、セールスフォースに関する情報交換が行えます。