セールスフォース・ドットコム、迅速なアプリケーション構築を実現する新しいSalesforce1 Platformサービス「Salesforce Shield」を発表

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2015年7月14日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

2015年7月22日
株式会社セールスフォース・ドットコム

 

カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップ* のCRMを提供する米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO: 小出伸一)は、「Salesforce Shield」を発表しました。Salesforce ShieldはSalesforce1 Platformをベースに提供される一連の新しいサービス「Field Audit Trail」、「Platform Encryption」、「Data Archive」、「Event Monitoring」で構成されています。これによって、コンプライアンスやガバナンスの要件を持つ企業、あるいは規制産業の企業は、コーディングではなく、クリック操作で、信頼できるクラウドアプリケーションを短時間で構築することができます。

本ニュースに関するコメント

  • セールスフォース・ドットコムのSalesforce1 Platform担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、トッド・ニールセン (Tod Nielsen) は次のように述べています。
    「多くの企業がクラウドを活用してビジネスと同じスピードでアプリケーションを構築している中、規制産業の企業は規制やコンプライアンスの制約によって、クラウドのメリットを最大限に活かしきれていません。Salesforce Shieldはそうした企業のITリーダーや開発者を制約から解放し、広く知られているSalesforce の高い信頼性を背景に、それぞれの企業が必要としているクラウドアプリケーションを短時間で構築することをサポートします」
  • IDC社のPaaSリサーチマネージャー、ラリー・カルヴァルホ (Larry Carvalho) 氏は次のように述べています。
    「企業はクラウドプラットフォームがもたらすイノベーション (革新) のスピードとコンプライアンスのニーズとのバランスを取ることで困難に直面していますが、既存のプラットフォームには適切なツールがありません。Salesforce Shieldが提供する新しい機能によって、企業および業界の要件を満たす新世代のクラウドアプリケーションを構築する際にIT部門の障害となる要素を取り除くことが可能になります」

あらゆる企業が信頼できるクラウドアプリケーションを短時間で構築することが可能に
現在あらゆる業界がアプリケーション革命の中にあり、短時間で質の高いアプリケーションを構築する手段として、多くの企業がクラウドプラットフォームに注目しています。IDC社は、モバイルデバイス向けに構築されるエンタープライズアプリケーションの数は2016年までに4倍に増えると予測しています1。企業は、このようにアプリケーション主導へと急速に変化していくと同時に、社内のガバナンス (統制) ポリシーと業界の規制を確実に遵守する必要があります。従来、企業はコンプライアンス機能を自社で開発するか統合しなければならず、これがイノベーションとスピードを阻害する要因になっていました。

1 IDC 社『FutureScape: Worldwide Mobile Enterprise Applications 2015 Predictions』2014年12月、文書No.253115

しかしSalesforce Shieldが登場したことにより、IT部門や開発者はドラッグ・アンド・ドロップの使いやすい操作環境で監査、暗号化、アーカイブ、モニタリングの機能を内蔵した信頼できるクラウドアプリケーションを短時間で構築が可能です。そして、豊富な実績に裏打ちされたSalesforce1 Platformを通じて提供されます。Salesforce Shieldの内容は次のとおりです。

  • Platform Encryption (プラットフォーム暗号化):従来、企業は暗号化を実装するハードウェア/ソフトウェアの構築に3~6か月の期間を要していましたが、Salesforce1 PlatformをネイティブにサポートしているPlatform Encryptionによって、検索やワークフローなどの重要なビジネス機能に影響を与えることなく、ユーザーは暗号化する機密データを簡単に指定できます。たとえば健康保険の企業であれば、カスタマーサービス担当者による検索や閲覧、編集、ワークフローの実行、その他の重要な機能を阻害することなく、指定の個人識別情報と保護対象である医療情報を管理できます。カスタマーサービス担当者は請求情報の検索や補償資格の判断、支払の承認などを高いセキュリティ下で実行しながら、質の高いカスタマーサービスを提供できます。
  • Data Archive (データアーカイブ):生成されるデータ量が爆発的に増加している現在、企業はデータストレージのオプションをこれまでとは違った角度から考えることを余儀なくされています。Salesforce環境内で定期的にアクセスする必要のない膨大な履歴データを格納したりデータを別の場所に移行させたりする替わりに、Salesforce1 Platform上で低コストかつ迅速にアクセスが可能な、「ニアラインストレージ」へデータを格納しておくことができます。Data Archiveによって、ユーザーは長期的なビジネスデータをSalesforce1 Platform上に置きながら、アプリケーションパフォーマンスとデータ可用性のメリットを最大限に活かすことができます。たとえば、患者データを数十年にわたり管理しなければならない病院の場合、これらの患者データをニアラインストレージに保管して、必要なときにだけシンプルなクエリでアクセスすることができます。
  • Field Audit Trail (項目監査証跡):厳格な業界規制へのコンプライアンスのためには、企業はデータの正確性、完全性、信頼性を確保しなければなりません。Field Audit Trailによって、ユーザーは項目レベルで変更を追跡管理し (最長10年間)、個々のオブジェクトに異なるポリシーを設定することで、不要になったときにパージすることができます。たとえばSalesforceで臨床試験を行っているライフサイエンス分野の企業であれば、患者データの完全な監査証跡を確立し、臨床試験の結果の保全性を確保すると共にFDA (米食品薬品局) の規制を遵守することができます。
  • Event Monitoring (イベントモニタリング):アプリケーションを誰がどのように利用しているのかという利用状況について、かつてない高い可視性を確保できます。IT部門は、どのユーザーがSalesforceにログインしているのか、アクセスしている情報は何か、どこからアクセスしているのか、どのチャネルを使っているのかといった情報を確認できます。これによって、Salesforce アプリケーションの利用状況をこれまで以上に明確に把握できるだけでなく、ビジネスをリスクにさらす危険性のある大量のデータのダウンロードといった状況も監視できます。たとえばウェルスマネジメントの企業であれば、ファイナンシャルアドバイザが適切なクライアントデータをSalesforce内に取り込んでいるかといったことを確認できます。他にも、不必要に機密性を要する顧客情報がダウンロードされていないかどうか、その正確な時間と場所をピンポイントに確認できます。

すべてのネイティブSalesforce1アプリケーションをサポート
Salesforce ShieldはSalesforce パートナーエコシステムも完全にサポートしています。Salesforce ShieldはSalesforce1 Platformの一部なので、Salesforce1 Platformでネイティブに構築されているすべてのアプリケーションが、Salesforce Shieldの機能を利用できます。Salesforce Shieldによって、独立ソフトウェアベンダー (ISV) とシステムインテグレータ (SI) は、企業のガバナンスや業界要件を満たす、これまでとはまったく違う新世代のアプリケーションを構築し、これらのアプリケーションを世界最大のビジネスアプリケーションのマーケットプレイスSalesforce AppExchangeに公開し、販売できます。

Salesforce1 Platformにより、業界をリードする多くのグローバル企業が短時間でモバイルアプリケーションを構築
400万以上のアプリケーション、200万人の開発者を擁するSalesforce1 Platformは、世界中の革新的な企業が信頼を寄せる実証済のプラットフォームです。セールスフォース・ドットコムの依頼により4,100以上の顧客を対象に実施された調査において、回答者はSalesforce1 Platformを導入したことでアプリケーション展開に要する期間が52%、新しいアプリケーションのデザインに要する期間が50%、アプリケーションの構成設定が52%それぞれ短縮され、ITコストが42%削減されたと回答しています。

価格および提供時期
Salesforce Shieldの価格は、Salesforce 製品購入の総額に対する割合 (%) で決定されます。Salesforce Shieldのコンポーネントは、セットまたは個別で購入できます。

Field Audit Trail、Event Monitoring、Platform Encryptionは現在すでに提供中で、Data Archiveは来年提供開始の予定です。

その他の資料
Salesforce Shieldの詳細:https://salesforce.com/shield

その他の情報
Facebook:https://www.facebook.com/SalesforceJapan
Twitter:@SalesforceJapan
ブログ:http://blogs.salesforce.com/

セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRM(顧客関係管理)を提供し、企業が顧客と新しい形でつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に 上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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