セールスフォース・ドットコム、Lightningでイノベーションを加速
本年度上半期の製品戦略を発表

【米国リリース抄訳】
※当資料は、2016年2月2日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。

2016年2月5日
株式会社セールスフォース・ドットコム

新しくなったSales Cloud Lightningで、Salesforce SteelBrick CPQ、Sales Wave App、SalesforceIQ Inboxを提供

サービスクラウド市場の拡大に向けて、Field Service Lightningを投入し、数十億ドル規模の市場へ参入

Sales Cloud LightningおよびService Cloud Lightningエディションを発表
新規パッケージによって、カスタマイズ性と機能を拡張し、お客様の成長を加速

カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップ* のCRMを提供する米国セールスフォース・ドットコム(日本法人: 株式会社セールスフォース・ドットコム、本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼CEO: 小出伸一)は、次世代のカスタマーサクセスプラットフォームとなるSalesforce Lightningのリリースを発表するとともに、本会計年度上半期の製品戦略について展望を述べました。

過去17年にわたり、セールスフォース・ドットコムはCRMの水準を高めてきました。クラウド、ソーシャル、モバイル、データサイエンス、およびIoTの最新技術をベースに長足のイノベーションを実現し、毎年3回のメジャーリリースを行っています。50回目にあたる今夏のリリースでは、Salesforce Lightningの新たな機能拡張を行い、Salesforce SteelBrick CPQ、SalesforceIQ Inbox、Field Service Lightningを導入するほか、新しいパッケージとなるSales Cloud LightningとService Cloud Lightningも登場します。

セールスフォース・ドットコムの会長兼CEOであるマーク・ベニオフ(Marc Benioff)は次のように語っています。「Lightningは当社にとっても、当社のお客様にとっても、大きな変革をもたらす製品です。カスタマーサクセスプラットフォーム全体で、かつてないレベルでのイノベーションを実現します。また、他社がまねできないプラットフォーム、エコシステム、ユーザーエクスペリエンスを提供することで、企業はこれまでにない、まったく新しいカタチで変革を促進し、お客様とつながることができます」

Salesforce Lightning – 単一のプラットフォームで比類なきエクスペリエンスを実現

セールスフォース・ドットコムは過去17年にわたり、デジタル時代に合わせてCRMを作り変えてきました。2015年、セールスフォース・ドットコムは、新たなSalesforceプラットフォームとしてSalesforce Lightningを発表。強力なマルチテナント機能を備えた、この次世代のメタデータプラットフォームは、あらゆるデバイス上で、一貫性のある、最新のユーザーエクスペリエンスを提供します。ビジネスユーザーや開発者はSalesforce Lightning App Builderの活用により、すばやく簡単にアプリを開発することが可能になり、常に成長を続けるLightningのエコシステムでは、財務から人事にいたるあらゆる業務に対応した多種多様なサードパーティ製アプリケーションやコンポーネントを、Salesforceと完全に連携させて利用できます。現在、Lightningの最新機能で、90,000以上のカスタマーコンポーネントと55のパートナーコンポーネントが利用可能です。

Sales Cloud Lightning – 新たに生まれ変わったトップクラスのセールスプラットフォーム

全世界で何万もの企業が利用しているSales Cloudは、業界をリードする営業支援アプリケーションです。セールスフォース・ドットコム初のクラウド製品であるSales Cloudが今回、Lightningの力を得て、まったく新しい製品として生まれ変わりました。それが、Sales Cloud Lightningです。営業担当者のエクスペリエンスを一新させるSales Cloud Lightningでは、次のような新機能を提供いたします。

  • Salesforce SteelBrick CPQ – Salesforceのプラットフォームをベースに、Lightningの機能を活用するSteelBrick CPQは、セールスフォース・ドットコムによるSteelBrick社の買収が完了した2016年2月1日から、Sales Cloudの機能としてご利用いただけます。これによりSales Cloudは、リードの発掘から請求管理にいたる営業活動のあらゆるフェーズに対応する、業界初の包括的なセールスプラットフォームへと進化し、営業担当者は迅速かつスマートに、自らの望む方法でセールスを行うことが可能になります。
  • Lightning Voice – Lightning VoiceはSales Cloud Lightningにネイティブで組み込まれており、営業担当者はどこにいてもワンクリックでのコールやコールの自動ロギング、コール転送の機能を使って見込み客とすばやくつながることができます。
  • SalesforceIQ Inbox – Relationship Intelligenceの機能をSales Cloudのユーザにメールを使って直接提供し、受信トレイをCRMアプリとして利用できるようにします。iOS、Android、Chromeに対応したインテリジェントなアプリが、Sales Cloudのデータをメールやカレンダーと連動させ、営業担当者はプロアクティブな通知機能やスマートなスケジューリング機能を通じて、自身のメール、リード、連絡先、商談のデータを簡単に管理できるようになります。
  • Sales Wave App – Sales Wave Appはセールス活動を対象に最適化されており、営業担当者はあらゆるデバイス上でデータ主導のインサイトを得て、それらの情報をもとにアクションを起こすことができます。また、Sales WaveのLightning Actionsを利用すれば、Wave内で直接、Sales Cloudのレコードを共有、作成、更新することが可能です。新型のダッシュボードはパイプラインのトレンド分析やパフォーマンスのベンチマーク測定、アクティビティ管理に対応しており、営業パフォーマンスの向上や商談の迅速なクロージングに役立ちます。
  • Salesforce1 Mobile – Salesforce1 Mobileに、iOSおよびAndroidに対応した完全なオフライン機能が実装され、ユーザーはいつでもどこでも情報の入力が可能になります。入力された情報は、オフラインからオンラインに切り替わった時点で同期されます。Wave ChartsやDashboardsの機能も新たに強化され、パワフルな分析機能が利用できるようになっています。
  • 新しい20種類のLightning Sales Component – Lightningのコンポーネントは、最先端のアプリケーションを構成するための再利用可能なビルディングブロックです。単一のUIエレメントと同様にシンプルでありながら、データやロジックを実装したマイクロサービスと同等の堅牢性を備えています。新しいLightning Sales Componentには、Sales PathやAccount Insights、Kanbanなどが含まれ、いずれもセールス活動の迅速化や、生産性の向上に役立ちます。

Service Cloud Lightning – 刷新されたトップクラスのカスタマーサービスアプリ

ここ10年間で、カスタマーサービスは急激な変化を遂げました。お客様は今や、コールセンターを介してベンダーに問い合わせるだけでなく、ソーシャル、メール、モバイルなどのチャネルやアプリ内での体験を通じて、ベンダーとつながることができます。Service Cloud Lightningでは、こうした状況の中、あらゆる顧客対応を記憶に残るエクスペリエンス創出の機会にできるよう、統合されたサービスプラットフォームとエコシステムを提供します。セールスフォース・ドットコムは今、さらに大きな次のステップを踏み出そうとしています。カスタマーサービスに携わるすべての方に、次のような新たなイノベーションを提供していく予定です。

  • Field Service Lightning – この機能ではエージェント、ディスパッチャ、モバイル化した従業員向けのさまざまなツールを活用して、組織がカスタマーサービスに携わるすべての従業員と連携し、顧客にシームレスなカスタマーサービスを提供することが可能になります。ディスパッチャはスマートスケジューリングの機能を使って、従業員のスキルや空き状況、現在地をもとに、自動的かつリアルタイムに仕事を割り当てることができ、また、現場のサービス担当者はあらゆるデバイス上で業務依頼の作成や更新、リクエストやジョブステータスの変更を行えるので、かつてないほど生産性が向上します。
  • Omni-Channel Supervisor – コールセンターの管理者はこの機能によって、自身の業務やスタッフの作業負荷に関して、今まで以上に詳細な情報を入手できるようになり、ユーザーエクスペリエンスを最大限に高めるリソースの配分を実現できます。リアルタイムのアクティビティビューや運用アラート、フィルタリング、ソートのほか、動的なアクティビティトラッキングやルーティングなどの機能も、問い合わせが集中する時間帯のユーザー対応をサポートします。

本年度上半期のリリースの展望

Sales Cloud LightningとService Cloud Lightningにおけるイノベーションに加え、セールスフォース・ドットコムの今年度上半期のリリースには、Salesforceのカスタマーサクセスプラットフォーム全体で合計300以上もの機能強化が含まれます。例えば以下のような新機能が予定されています。

  • App Cloud – この新たなプロセスビルダーでは、さまざまな条件や企業ワークフローをドラッグアンドドロップで指定することで、誰でも簡単に、すばやくビジネスプロセスを自動化することができます。また、Lightning Componentフレームワークによって、開発者やパートナーは、Lightning App Builderのカスタムコンポーネントを簡単に作成することが可能です。
  • Heroku Enterprise – ブランドと顧客を結びつけるアプリケーションを構築、拡張、管理するうえで、CIOには柔軟性や管理能力が求められます。Heroku Enterpriseの活用により、開発者は、App Cloud上で共有されるネットワーク、データ、IDサービスを利用して、接続アプリケーションを作成することができます。また、プライベートPostgresやConnect、Redisをはじめとする顧客中心の新しいビッグデータサービスでは、信頼性の高い最新のアプリケーションを構築するうえで欠かせない開発ツールを、CIOや開発者が容易に利用し、導入することを実現します。
  • Marketing Cloud – 将来を見据えた企業は、顧客と自社ブランドの関係を維持するために、顧客ごとにカスタマイズされたOne to Oneのジャーニーを築こうとしています。メールを利用した新しいマーケティングでは、コンテンツ管理システム、最新のメール作成フロー、メールマーケティングモバイルアプリを提供しており、拡張性のある、最適化されたメールプログラムをすばやく配付します。また、Workbenches for Social Studioでは、詳細なソーシャルインサイトをブランドに提供し、マーケティング戦略の通知やトレンドの分析、商談の発掘を可能にします。さらに、次世代のJourney Builderが提供するPredictive Journeysでは、データサイエンスを利用して、顧客ごとにエンゲージメントの見込みを調べ、スコアリングすることができます。
  • Community Cloud Lightning – 新しいLightning Community Templates、Lightning Community Management、Integrated Live Agentの活用により、企業は従来よりも効果的に、より多くの顧客とつながることができます。Lightning Community Templatesでは、魅力的なオンラインコミュニティをわずか数日で構築でき、Lightning Community Managementはコミュニティの成長を促進するためのアナリティクスやツールを提供して、コミュニティの管理者を支援します。一方、Live Agentは、セルフサービスコミュニティをサービスコンソールと直接接続して、シームレスな顧客サポートを実現します。

新しいエディションとなるSales Cloud LightningおよびService Cloud Lightning

セールスフォース・ドットコムでは、主力製品であるSales CloudやService Cloudのカスタマイズ性や構成能力を強化した、新しいSalesforceエディションを導入します。Sales CloudおよびService Cloud対応のSalesforce Professional Edition、Enterprise Edition、Unlimited Editionの後継エディションとして、Sales CloudおよびService Cloud対応のLightning Professional Edition、Lightning Enterprise Edition、Lightning Unlimited Editionが登場。価格は1ユーザーあたり、それぞれ月額75ドル、150ドル、300ドルとなります。

これら新エディションの一般提供は、2017年会計年度第2四半期(2016年7月31日まで)中を予定しています。既存のSales CloudとService Cloudのユーザーは、2017年会計年度第2四半期より開始されるローリングスケジュールに従って、自動的に新しいLightningエディションの機能をご利用いただけるようになります。エディションの変更手続きは必要ありません。

本ニュースに関するコメント:

  • マテル デジタル・イニシアチブ・グループのバイス・プレジデント兼責任者であるカールソン・チョウイ(Carlson Choi)は、次のように述べています。「マテルは過去70年にわたり、子供たちや家族のために、安全で楽しい遊びの場を提供することに注力してきました。子供たちの成長にあわせて進化する、有意義なデジタルジャーニーを創造し、多くのご両親とのつながりを築くうえで、セールスフォース・ドットコムとそのカスタマーサクセスプラットフォームが大きな役割を果たしているのは間違いありません。当社では現在、顧客とのエンゲージメントを促進する、安全性の確保されたエコシステムが確立されていますが、その過程においてはSalesforceが重要な役割を担ってきました」
  • アクセンチュア クラウド・ファースト・アプリケーションズの最高責任者であるサイディープ・ライ(Saideep Raj)は、次のように述べています。「さまざまな企業が“顧客の時代”を意識し始め、この新しい世界に対応できるよう、ビジネスの再構築を試みています。当社は、お客様の成功の実現に向けたセールスフォース・ドットコムのビジョンを共有しており、お客様がSalesforceの最新テクノロジーを利用して、クラウドファーストのデジタルな世界で勝ち残るための変革を成し遂げられるよう、最適なポジションから支援を行っています」
  • IDC エンタープライズ・アプリケーションズ・アンド・CRMソフトウェアのバイス・プレジデント、メアリー・ウォードレイ(Mary Wardley)は、次のように述べています。「セールスフォース・ドットコムはクラウドと、それに関係したCRMの分野におけるイノベーションの基準を確立し、過去17年間にわたって毎年3回、画期的な製品の数々をリリースしてきました。テクノロジーが急速に進化し、顧客からの要求がますます複雑化している昨今、このようなイノベーションのペースを維持することの重要性はさらに増していくことでしょう」

価格および提供時期

2016年第1四半期

  • Salesforce SteelBrick CPQは本日より、Sales Cloudのユーザーを対象に一般提供が開始されます。価格は月額で1ユーザーあたり、40ドルからとなります。
  • SalesforceIQ Inboxは本日より、Sales Cloudのユーザーを対象に一般提供が開始されます。価格は月額で1ユーザーあたり、25ドルとなります。
  • Sales Wave Appは本日より、Sales Cloudのユーザーを対象に一般提供が開始されます。価格は月額で1ユーザーあたり、75ドルとなります。
  • Heroku Enterpriseは、Herokuの開発者向け新機能として一般提供が開始されます。価格はリソースおよび用途に応じて異なります。
  • Lightning Community Templatesは、一般提供が開始されます。すでにCommunity Cloudをご利用中のユーザーは、追加費用なしでLightning Community Templatesをお使いいただけます。
  • Integrated Live AgentはSales CloudおよびService Cloudのユーザーを対象に、当期中の一般提供が予定されています。価格は一般提供開始時に発表します。
  • Salesforce1 Wave Charts and Dashboardsは、当期中の一般提供が予定されています。ご利用に追加の費用はかかりません。
  • Journey Builder Predictive Journeysは当期中の一般提供が予定されています。価格は月額3,750ドルからとなります。
  • Workbenches for Social Studioは、当期中の一般提供が予定されています。価格は月額1,000ドルからとなります。
    (国内における提供開始時期及び価格は未定)

2016年第2四半期

  • Sales CloudおよびService Cloudに対応する新しいLightning Editionの一般提供が予定されています。Professional、Enterprise、Unlimitedの各エディションの価格は、1ユーザーあたり、それぞれ月額75ドル、150ドル、300ドルとなります。
  • Service Cloudのユーザーを対象に、Field Service Lightningの一般提供が予定されています。価格は一般提供開始時に発表します。
  • Service Cloudのユーザーを対象に、Omni-Channel Supervisorのベータ版の提供が予定されています。価格は一般提供開始時に発表します。
  • Salesforce1 OfflineおよびLightning Componentフレームワーク用の新サービスの一般提供が予定されています。ご利用に追加の費用はかかりません。
  • Sales Cloudのユーザーを対象に、Lightning Voiceの提供が予定されています。価格は一般提供開始時に発表します。
  • 新しいメールマーケティングイノベーションの一般提供が予定されています。価格は月額400ドルからとなります。
    (国内における提供開始時期及び価格は未定)

その他の資料

セールスフォース・ドットコムについて

セールスフォース・ドットコムは、カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRM(顧客関係管理)を提供し、企業が顧客と新しい形でつながることを支援します。詳細は、http://www.salesforce.com/jp/ をご覧ください。

本リリースおよび他のリリースや発表などで言及している今後提供予定のサービスや機能は、現在のところ利用できません。 サービスおよび機能の提供開始日は事前の予告なく延期または中止される可能性があります。セールスフォース・ドットコムのアプリケーションを購入する場合は、現在利用可能な機能を基に、購入の意思決定を行うものとします。 セールスフォース・ドットコムは、本社をサンフランシスコに置き、ヨーロッパならびにアジアでも事業を展開しています。同社は、ニューヨーク証券取引所に 上場しており、ティッカーシンボルCRMで取引されています。

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