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エコー・ジャパン、自社オンラインストアのプラットフォームに Salesforce Commerce Cloudを採用、本格的に稼働を開始

カスタマーサクセスプラットフォームおよび世界シェアトップのCRMを提供する株式会社セールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:小出伸一、以下:セールスフォース・ドットコム)は、北欧発・コンフォートシューズブランド『ECCO(エコー)』を展開するエコー・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:犬塚景子、以下:エコー・ジャパン)が、Web、モバイル、ソーシャル、店舗など、さまざまなチャネルでショッピングをする一人ひとりの顧客に最適化されたショッピング体験を、ブランドが提供することを可能にするSalesforce Commerce Cloud(以下、Commerce Cloud)を採用し、本格的に稼働を開始したことを発表しました。

2011年の日本法人設立以来、エコー・ジャパンでは、eコマース事業に注力してきました。アジアの中でも特にデジタルコマースの土壌が整っている日本市場への期待は大きく、エコー・ジャパンでは2020年までに日本国内のデジタルコマースの売り上げを現状の5倍にし、全体の売り上げ比率も10%まで引き上げるという目標を掲げています。目標達成に向けてエコー・ジャパンでは、ECCOブランドの世界観を国内でも適切に発信し、ブランドの認知度と理解を向上していくと同時に、オンラインショッピングサイトの使いやすさを追求しています。

この度、エコー・ジャパンは、ECCOが北米で展開するeコマースサイトに導入し、効果を上げていたCommerce Cloudの導入を決定し、本格的に稼働を開始しました。これにより同社は、配送時間の指定設定や配送の無料化といった詳細なローカライズも含め、日本の消費者が親和性の高いオンラインショッピングの体験を実現するために、これまで以上に柔軟かつタイムリーにカスタマイズ設計をしながら、グローバルで統一したブランドイメージを訴求するeコマースサイトを強化することが可能になります。

また、エコー・ジャパンでは在庫の削減を目標として、まず倉庫在庫の一元化を図り、流通在庫の一元化の実現に向けた取り組みも進めていきます。endless aisle機能の採用により、実店舗とデジタルコマースで倉庫在庫・流通在庫を共有することで、シューズ産業の課題でもあるサイズリスクによる売り逃しの大幅な削減が見込め、店舗一律10%近くの売り上げ増加の効果も期待されています。

今後は、デジタルコマースプラットフォームを販売の場として利用するだけでなく、ソーシャルメディアなどと連携することによってメディアとしても活用し、ブランディングツールの一つとして、他の販売チャネルにも寄与するデジタルコマースプラットフォームの実現を目指します。
さらに、現在利用しているOne to Oneマーケティングを実現するマーケティングプラットフォームであるSalesforce Marketing Cloudと、Commerce Cloudの連携も視野に入れ、一人ひとりに最適化され、統合されたカスタマーエクスペリエンスの提供に向け、Commerce Cloud Einsteinも採用しています。