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Slack、生産性を高めて
チームの働き方を変える新機能、
「Slack AI」、「リスト」、「自動化」を発表

2023年9月7日
株式会社セールスフォース・ジャパン

 

Slackは、インテリジェントプロダクティビティプラットフォームとしてナレッジ共有に関する新たな機能、「Slack AI」、「リスト」、「自動化」を発表しました。

  • Slack Sales Elevate新しいユーザーインターフェースの公開に続き、「Slack AI」、「自動化」、「リスト」といった機能の追加により、インテリジェントプロダクティビティプラットフォームを強化

  • Spotify Advertising、DIRECTV、AllianceBernsteinなどの企業が、Slackを活用して新しい働き方を実現、生産性を向上

今回発表となった新機能には、下記の内容を含みます。

  • Slack AI:企業の集合知に基づいた、信頼度の高いSlackにネイティブ統合され、業務を進めながら簡単にアクセスできるようになりました。

  • ワークフロービルダーの強化:クリック数回でツールを接続し、どなたでもSlack上で業務フローを自動化できる機能です。開発者は簡単にカスタムアプリを構築して、Slackでホスティングとデプロイが可能になります。

  • リスト:業務のトラッキング、リクエストの優先付け、部門横断的なプロジェクトをコミュニケーションの流れの中で管理をする新しい機能です。

Slackは、ビジネスライフをよ⁠り⁠シ⁠ン⁠プ⁠ル⁠に⁠、​よ⁠り⁠快⁠適⁠に⁠、​よ⁠り⁠有⁠意⁠義⁠にすることをミッションとしています。生産性とは、適切なツールやテクノロジーを使って、あらゆる人が自分の最高の仕事ができるようにすることです。

Salesforceが実施した生成AIに関する調査「Generative AI Snapshot Research」によると、生成AIを活用している回答者は、その用途を積極的に拡大したいと考えていることが明らかとなりました。

  • 生成AIユーザーの60%が、このテクノロジーの習得を進めていると回答しています。中でも、関心のある生成AIの活用方法としては「業務の自動化」が最も高く (75%)、それに次いで「複雑なアイデアの創出」「情報の要約」(ともに74%)が2位となりました。

  • 49%の回答者が、すでに使っている技術に生成AIが組み込まれるのであれば、さらに活用を進めたいと答えています。

Slackはインテリジェントプロダクティビティプラットフォームとして、生産性と効率性を支援する新機能を提供します。

Slack AI:Slackの対話型インターフェースにAIが組み込まれることにより、どなたでもスマートに作業を行い、業務時間を短縮することができます。

 

  • チャンネルの要約:全てのチャンネルで重要なハイライトが瞬時に表示されるので、最も重要な情報に直接触れることができるようになります。プロジェクトのチャンネルからステータスレポートを作成したり、フィードバックチャンネルから重要なテーマを抽出したりなど、作業時間の効率化にも活用することができます。

  • スレッドの要約:ワンクリックで、あらゆる会話を迅速に把握することができるようになります。チームが急なインシデントに対応している場合や、次の工程について議論している場合、あるいはアイデアをブレインストーミングしている場合でも、長くて扱いにくいスレッドに素早く追いつくことができるようになります。

  • 回答を検索:企業全体にわたる専門知識と経験から、会話データやコンテキストを最大限に活用して情報を検索できるようになります。質問を入力するだけで、生成AIが検索結果に関連するメッセージ、ファイル、チャンネルを返すだけでなく、要約も作成します。プロジェクトやトピックについて学びたい、社内の専門家を探したい、社内の手続きについて理解したいなど、さまざまな質問に対する回答を数秒で手に入れることができます。

このようなSlack AIの機能は、ユーザーが求める高いセキュリティとコンプライアンスに基づいて提供されています。Slack AIが顧客データをモデルトレーニングに利用したりすることはなく、Slackのユーザー企業間でデータが共有されることはありません。

自動化:ワークフロービルダーで業務を自動化することで、業務時間を短縮することができます。

 

  • 新しく改良されたワークフロービルダー:どなたでもノーコードで業務を自動化できるようになりました。Google、Atlassian、Asanaなどの企業から提供されるコネクタを利用して、数クリックで複数のツールを1つのワークフローに統合できます。ワークフロービルダーは、Salesforce Flowにも対応しており、管理者が承認したSalesforceの自動化機能を使用して、安全にSlackのワークフローをカスタマイズできるようになりました。

  • カスタムアプリの構築、デプロイ、ホスティング:開発者は社内システムの統合や、高度なカスタムビジネスロジックを実現するカスタムアプリを簡単に構築できるようになります。また、Slack上でホスティングすることで、インフラのオーバーヘッドを軽減し、データを安全に保存します。開発者が、カスタムアプリからワークフロービルダーにビジネスロジックを拡張することで、ユーザーが自分の業務自動化に活用できるようになりました。

  • 新しい自動化ハブ:テンプレートを使って簡単に自動化を始めたり、直近で使用したワークフローに素早くアクセスしたり、あるいは社内全体で使用されているワークフローを調べることも可能です。ワークフローを簡単にコピーしてカスタマイズすることで、他の部門で使用している自動化のフローを再利用することもできます。

リスト:会話の流れの中で業務を管理、トラッキング、優先付けできるようになります。

  • プロジェクトのトラッキング:新製品の開発やマーケティングキャンペーンなどのプロジェクトをトラッキングします。オーナーの割り当て、ステータスの更新、業務に関するディスカッションをすべて1か所で行うことができます。プロジェクト項目ごとに専用のスレッドが設けられているため、業務の確認や会話のトラッキングが可能になります。

  • ローンチ管理:プロジェクトの関係性を追跡し、進行状況をすべてSlackで確認することで、ローンチを簡単に管理できます。プロジェクトに関わるメンバーがリストで言及されると、Slackからの通知と同じようにリストの更新が通知されるため、迅速かつ簡単なコラボレーションが可能になります。

  • 承認とリクエストの確認:ワークフロービルダーを組み合わせることで、承認やリクエストの確認を行うことが可能です。リクエストが届いたら、対応者を割り当て、ディスカッション、クロージングまで行うことができます。
     

<新機能の提供予定>

  • Slack AIは、今年の冬にパイロット版がリリースされる予定です。

  • リストは、今年の冬にパイロット版がリリースされ、2024年に一般公開となる予定です。

  • 新しいワークフロービルダーは、Slackの有料プランで一般提供を開始しています。各プランについてはヘルプをご参照ください。

  • 新しい自動化ハブは2023年9月末に利用可能となります。

 

<参考資料>

※本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。