Forresterは、全世界でのソーシャル広告費が2023年までに1,656億ドルに達すると予測しています。しかし、ソーシャル広告の投資利益率(ROI)を的確に把握することは容易な作業ではありません。マーケターは、ソーシャルメディアへの投資効果を十分に把握できないままで、重要な決断を下さなければなりません。どのキャンペーンが最も効果を上げているのか。ソーシャル投資のROI(最近では体験からのリターン)はどうやって確認すればいいのか。ソーシャルでのカスタマーインサイトやベンチマークはどのように取得すればいいのか。しかも注目の話題やトレンドは刻一刻と変化しているため、顧客の動向をリアルタイムで把握しなければなりません。この記事では、価値の高いソーシャルインサイトを取得し、ソーシャルへの投資効果を確認するための3つの手順をご紹介します。

 

1.あらゆるチャネルの顧客ビューを統合する

今日、先進的なマーケターはさまざまなチャネルを使って顧客に接触しています。一方、顧客が求めているのは、チャネルに左右されない総合的な体験です。顧客の84%は、企業から提供される顧客体験は製品やサービスに劣らず重要であると答え、73%は自身のニーズや期待に合わせた対応を望んでいると回答しています。パーソナライズされた、より質の高いエンゲージメントを行うための鍵は、パフォーマンスの把握とその最適化にあります。 

 

そのためにまずは、マーケティングスタック全体のマーケティングデータを結合し統合することが必要です。データを結びつけることで、あらゆるデータにもとづいた信頼できる単一の情報源が得られます。このことはソーシャルデータにも該当します。APIコネクターを用いて、複数のマーケティングプラットフォームのデータを統合しましょう。たとえば、Datorama(マーケティング インテリジェンス プラットフォーム)を使えば、Social Studio(ソーシャルメディア管理)のデータとの結合が可能です。こうすることで、ソーシャルデータだけでなく、マーケティングパフォーマンスに影響をおよぼす他の指標も確認できます。たとえば、有料ソーシャルメディアやオーガニック(非広告)ソーシャルメディア、Webサイトのアナリティクス、売上データ、その他のマーケティングデータや広告データなど。ソーシャルデータからは、業界トレンドやブランドヘルス、競争力のあるメッセージングなどに関するインサイトが得られます。データの結合は常時行われるため、手動で統合する場合に比べて時間とリソースを大幅に節約できます。

 

2.認識/検討データを使ってソーシャルにおける自社の存在感を最適化する

複数のツールのデータを統合することで、インサイトの力を最大限に活用できます。再度、Social StudioとDatoramaの例を考えてみましょう。 Social Studioからは、ソーシャルセンチメントやリスニングデータ、キーワード、シェアオブボイスなど、認識や検討に関するデータが得られます。次にDatoramaを使って、これをディスプレイ広告や検索、メールなど他のチャネルから収集したデータと組み合わせることで、オーディエンスや競合他社の全体像を把握できます。あらゆるチャネルにおける宣伝効果を包括的に把握することで、マーケターはソーシャルメッセージングや戦略を的確に修正し、顧客の共感を呼ぶマーケティングを展開できます。 

 

 

3.成長指標にもとづいてスマートな意思決定を行う

マーケターは、優れた顧客体験を追求しつつ、ビジネス全体の成長を促すという2重の使命を負っています。それに加えて、マーケティングへのさまざまな投資をROIに結びつけるという役割も重要性を増しています。スマートな意思決定や、主要なステークホルダーへの報告を行うには、容易にインサイトを取得できる環境が必要です。有料ソーシャルでのキャンペーンとオーガニックソーシャルでのキャンペーンのROIデータを組み合わせることで、 ソーシャルキャンペーンのパフォーマンスを包括的に把握できます。コンバージョンデータを一元化することにより、ソーシャルがトラフィックやエンゲージメントの増加にどの程度貢献しているかを確認できます。また、ツールに人工知能(AI)機能が搭載されている場合は、パイプラインのスマート化も可能です。AIを通じて重要度の高いチャネルやキャンペーンを特定して、リアルタイムの分析結果を確認します。これにもとづいて、効果的なものには追加の投資を行い、効果の上がらないものについては投資を中止するなどの適切な措置を講じることができます。 

Social Studioを使ったソーシャルメディアマーケティングと管理、Datoramaの人工知能を活用したマーケティングパフォーマンスの確認方法の詳細についてぜひご確認ください。